しろくま氷さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

しろくま氷

しろくま氷

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ザ・ライダー(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

主演ブレイディ・ジャンドロー自身の実話をもとにしたストーリー、共演者はすべて本人。ケガ、障害、資金難、父、妹、友人、ガス、アポロ、ロデオ……観ていて苦しい。

ブレイディの口調や馬の扱いが優しくて好き
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ワンダー・ボーイズ(2000年製作の映画)

3.2

何かしらの問題を抱えているが解決できぬままモヤモヤしてる人たちの話。
簡単にはいかなくとも、淡々と流れは変わっていくものなのね。
ロバート・ダウニー・Jrが若い。軽薄なハンサムが似合う。

60ミニッツ(2024年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

試合放棄した格闘家オクタビオ。大量の追手をちぎっては投げちぎっては投げ…強い強い。ちなみに試合放棄の理由は娘の誕生日。

途中、ケーキを取りに行くとかプレゼントの猫ちゃんをお迎えに行くというミッション
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ベスト・セラーズ/小説家との旅路(2021年製作の映画)

3.4

マイケルケインやはり上手い。
破天荒で偏屈な小説家、その言葉や行動に反して、表情にどこか憂いを感じる。

真夜中のパーティー(1970年製作の映画)

3.3

リメイク版を先に観たのでこちらも。

展開やセリフはすべて同じ。
でもこちらの方がシャープで『こんな世界もあるんだよ』と覗かせてる感じ。

アグネスと幸せのパズル(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

認められないというか『妻』というフィルターを通してしか理解されない生活。
パズルという才能を見つけ、今を捨てて新しい生活に飛び込みたい気持ちもわかる。
でも浮気までするのはダメ。
皿の破片が足に刺さる
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スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)

3.0

刹那を生きるってことに憑かれた女の子たちの話。これではいけないとわかっていて、頭の中から追い出し続けたんだろうな。
黄色のビキニとピンクの目出し帽。
『 baby, one more time』をみん
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人生の特等席(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

音で投球や打球がわかるのってカッコ良いなー!ゲームを観る側の職人。
スポーツもののアプローチとしては地味ながら魅せてくれるし渋くて良い。
バスで帰ろうと言うクリントイーストウッドの背中が大きくて、絵葉
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

3.2

セックス依存症のマイケルファスペンダーが観ていて辛い。好きな相手とは出来ないものなのか。
妹は男や兄に依存してるように見えた。語られてないけど2人の過去には何かあるのかもしれない。

ドクター・エクソシスト(2016年製作の映画)

3.0

夢枕獏のサイコダイバーシリーズみたいなやつかと思ったら、ちょっと違った。
グロくないので落ち着いて観られる。

パブリック・エネミーズ(2009年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

派手さはないけど渋くてカッコいいクライム映画。ラストは出会ったときの曲だというのは他のかたの考察で知った。

キスキス,バンバン(2005年製作の映画)

3.4

ロバートダウニーJr.のポンコツぶりとヴァルキルマーのゲイネタがじわじわくる。
ミシェルモナハンが喋るだけ喋ってバッタリ倒れるシーン声出して笑っちゃった。
全然噛み合ってないバディなんだが、会話やカメ
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クロスロード(1986年製作の映画)

3.4

少年がブルースマンに成長していくロードムービー。ジョーセネカが渋くて良い。
ギター対決はブルースじゃないと思う。

アウトフィット(2022年製作の映画)

4.0

繰り返し観たくなる上質なミステリー。
マークライアンスの演技が素晴らしい。
洗面所で袖をまくらずに手についた血を洗い流すシーンがあとで効いてくる。
映像はすべて仕立て屋だけなぶん、カメラやセリフが秀逸
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ダンス・レボリューション2(2011年製作の映画)

3.2

ストーリーよりダンスを楽しむやつ。
商店のおじいちゃんとのタンゴがかわいかった。

エスケープ・ルーム2:決勝戦(2021年製作の映画)

3.0

脱出ゲームらしいセットは面白い。
謎解きより時間との勝負で、キャーキャー騒いでるばかり。グロくないので気楽に観ていられる。

ありがとう、ごめんね(2023年製作の映画)

3.5

夫婦の不仲、子育て、夫の死、葬式、義父母、疎遠の妹、遺恨の父、臨月、出産。
人間関係の面倒くささと、やらなければいけない事柄を一身にあびるサラ。ギリギリの精神力で動いてる姿が辛い。
彼女を助け、支えて
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Lift/リフト(2024年製作の映画)

3.3

気楽に楽しめるコメディ。アクションは少なめだけどラストはスカッとする。
ウルスラコルベロが美しい。

ハート・オブ・マン(2019年製作の映画)

3.3

軽いものを観たいときは最高。物の見かたや考えかたが違うだけで悪い人がいない。
この能力が欲しいな。でもって、まずあのお医者さんに会いたい。

ため息に乾杯(2024年製作の映画)

3.3

静かに彼の死を受け入れて、でも受け入れかねて静かにもがいているようだった。親友2人もそれを静かに支えてる。
人間ひとりが亡くなってしまうことの大きさと複雑さ。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.3

ずっと2人が話してるだけなのに、会話のテンポや受け答えがかわいくて。
ニーナシモンのライブ観たくなっちゃった。

雪山の絆(2023年製作の映画)

3.7

実話の怖さが伝わってくる。
事故、寒さ、飢え、どれも観ていて苦しい。
家族や友人、生きていた人たちが亡くなっていくのも辛い。大喜びで生還した人のガリガリの身体は見ていられない。

REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.4

こういうのはどうしてもスターウォーズがチラついてしまうのは仕方ないのかな。
スペースオペラとしては壮大で見応えがある。続編に期待。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

静かな雰囲気や映像はとても良いけど、どう飲み下していいかわからない映画。
母ヤギ、父親、ラダ、殺そうとする手段がすべて同じ銃なのは何かの暗喩?犬可哀想。
幸せを見つけたといいながら、誰も幸せにはならな
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ディア・グランパ 幸せを拾った日(2018年製作の映画)

3.4

出てくる人たちが皆ほどよく不真面目で悪い人で良い。やたらと拾ってきてしまう犬が初対面でもシッポを振って懐くのだから、根本的には良い人たちなのかもしれない。1人ずつそれぞれの場所で撮られた笑顔も良い。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

マイケルキートンやジョージクルーニー、歴代スーパーマン画像が胸熱。
エズラミラーの軽薄で純朴なフラッシュがどちらも可愛い。愛すべきアホのこ(絶賛してます)
エンディングのセラピー犬も可愛いかった。
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.5

カニバリズムという異色のロードムービー。
キスするたびに食べてしまわないかとハラハラした。
額をくっつけて顔を覗き込むシーンが印象的で………そのぶんラストが辛くて悲しい。

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.3

円卓の騎士ガヴェインってこんなだっけ?アーサー王ってこんなだっけ?と思いながら観たけど、あとで調べたら「ガウェイン卿と緑の騎士」という原作があった。無学申し訳ない。ホラーとは違うと思う。
デヴパテルが
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

チャーリーの部屋のなかだけのカメラ。そのぶん表情やセリフが深くて考えさせられる。
彼の人生で何を間違え、何が正しかったのか。普通の人がおぞましいと言われる肥満にまでなった理由とは。
どれも答えはひとつ
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.3

映像の気持ち悪さは静かで秀逸。
グロさは全くないけど後を引く怖さがあると思う。