ツキツキさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.8

オッペンハイマーの想像力、先見性を映像化している部分の解像度が兎に角高い。この映画にキューブリックを感じたのは映画の文法よりも映像としての強度を優先させているように感じたところにある。
この作品はアカ
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

4.5

とても面白く共感した
子供は誰だってこんな風に思ってしまうと感じた。そして、大人になると自分が感じた息苦しさを忘れて無感覚になる。
この作品は大人が子供に対する理解のなさを鮮明に描いてる。原題の意味は
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

ジョン・ウィックよりゴツい感じ
カッコ良かった

駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

2.1

構成は重要だと気付かされた。
構成があまりにも凡庸すぎる。
90分中30分観ただけで全体像が分かってしまうのはつまらない。
ストーリー自体や演技、音楽は不可ではないが可ではないという感じ。
僕は糞映画
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女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

4.5

悲劇と喜劇の噛み合わせ方が完璧だった。陰惨としてるのにポップさがある。必要なところ以外カットしてしまうことを徹底していて見易い。
違和感があるのは彼が今後語る物語の片鱗が見え隠れするのに中々表面に出て
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.2

現代的な問題に対する答えが明示されてるように感じた。プロフェッショナル特有の問題に対して(性格的、社会的な欠陥に対して)どう向き合うべきかの解答を感じた。
時間を支配したトッド・フィールド監督によって
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王と鳥(1980年製作の映画)

4.5

奥行きのある平面アニメーションです。素晴らしいです。

はなればなれに(1964年製作の映画)

4.3

原作と映画の雰囲気の乖離を感じたところが難点だ。ギャグ漫画でシェークスピアをやっている。自分には合わなかった。
音楽良し、俳優良し、コダールらしさに溢れた演出はよかった。
「勝手にしやがれ」が「気狂い
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ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)(2022年製作の映画)

3.8

ゴダールの映画ではなくジャン=リュックという一人の男の物語であり、この作品にはゴダールのゴもない。
彼のような人間は映画の題材として格好であり、この映画の監督はそれを完璧に行った。
勿論ゴダールが生涯
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軽蔑(1963年製作の映画)

4.4

 去年の11/12に僕は意中の女の子に告白し、付き合い、同じ年の11/19に別れた。もし、去年の11/11にこの映画を観ていたら、もしかすると、別れずに済んだかもと、感じた。
 と、言っても、この映画
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ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争(2023年製作の映画)

4.8

理由のわからぬ感動を与えてくれた
理由のわからない30分だった
只そこには圧倒的な気力が立ち昇っていた

軽蔑 60周年4Kレストア版(1963年製作の映画)

5.0

 去年の11/12に僕は意中の女の子に告白し、付き合い、同じ年の11/19に別れた。もし、去年の11/11にこの映画を観ていたら、もしかすると、別れずに済んだかもと、感じた。
 と、言っても、この映画
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