りくさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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リズム・セクション(2019年製作の映画)

1.5

美女ブレイク・ライヴリーがスッピンで臨む、みたいな謳い文句だった気がするけれど、実にそのまんま、作中3分の1くらいは彼女のスッピンあるいはお疲れメイクが見られる。それを見て何の得にもなりはしないが。>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

シャロン・テート事件を知ってるか知らないかで、見た人の感じ方は全く違ってくると思う。

知ってる側の感想。

ビートルズのコアなファンなら否応にもシャロン・テート事件が忌み嫌うエピソードとして付いて回
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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.0

事前に聞いて想像していたほどエロくはなかったけど、それほど爆笑って訳でもなかった。面白かったことには違いないけど。

良い意味でのツッコミどころが多すぎて、ひとつひとつ書いてたらキリがない。

アダル
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.5

序盤、中盤、終盤とイイ感じに変遷していくエマ・ストーンの表情の作り方が「ザ・女優」で好き。

今作でアカデミー主演女優賞を獲得したオリヴィア・コールマン(女王役の人)、授賞式では大爆笑スピーチで存分に
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

5.0

『アントマン』の鑑賞をクリアしたことで再び進み始めたMCUの旅。

虫嫌いにはツラ過ぎるシーンの連続をなんとか耐えてアントマンを観ておいて良かった。観てないと、今作の途中アントマンとファルコンの妙な会
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アントマン(2015年製作の映画)

2.5

MCUのシリーズ鑑賞が遅々として進まない。

その理由は『アントマン』でずっと止まっていたからだ。

なぜ『アントマン』で止まっていたのか。

虫が大嫌いだからだ!

アントマンをすっ飛ばして次に行こ
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

5.0

映画館で鑑賞したかったけど時機を逸してしまい、待てども待てどもWOWOWで放送してくれないので(地上波では放送してたけど見る気なし)、やっとレンタルして観ることができた。

ネタバレがイヤなのでほとん
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ガルヴェストン(2018年製作の映画)

2.0

天使のように美しいエル・ファニング。
今作も彼女見たさで鑑賞したのだが。

そもそも、この役はエル・ファニングでなければならなかったのか。

その必然性が感じられない。

こういった作品に彼女は出演す
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

2.0

世界各地で戦争は消えない。
今この瞬間も惨劇は起こっているかもしれない。

平和ボケした自分を打ちのめす映像。
壮絶過ぎて言葉がない。

我々が見ないものを彼女は見てくれた。
そして伝えてくれた。

Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.0

何年も邦画を観てこなかったが、この作品は観ておかねば、と思っていた。

あの大震災、遠く離れた場所に住んでいた自分は、直接的な被害こそなかったが、いろんなダメージは受けた。

毎日、食い入るようにニュ
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エンテベ空港の7日間(2018年製作の映画)

2.5

実話を基にした作品なのだけど、テロ事件と関係ない描写が挿入されることもあって緊迫感が少々薄い。「邪魔!」と思ってしまう。

しかし、あの音楽、めちゃくちゃ頭に残る。

終盤のサンダーボルト作戦も描写が
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

ケン・マイルズという偉大なカーレーサーの物語。実話ベース。

特にレース中、車が走行する時の音についてはスゴくリアリティーを追求した録音技法を使ってる、みたいな裏話を耳にした。そのとおり、素晴らしい迫
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ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

4.0

F1は3年ほど夢中で見てた。アイルトン・セナの全盛期で、日本はF1の大ブームが到来してた。

セナがウィリアムスに移籍した1994年のF1初戦を見てから観戦を止めた。そのわずか2戦後にセナは事故死した
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グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

実に「後味の良い」作品。

とはいうものの、劇中は白人による黒人への強烈な人種差別の連発である。苦味しかない。

差別される黒人。その黒人に雇われ、不本意ながら運転手を務める白人。彼もまた元々は黒人差
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セリーナ 炎の女(2014年製作の映画)

1.0

ジェニファー・ローレンスとブラッドリー・クーパーって幾つも共演作があるから、今度はどういう作品なのかなあ、ってだけで鑑賞したのだが。

いやあ、なんだろう、この時間の無駄感。

この二人が主演で、こん
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.0

前作の5日後という設定。

5日前には愛車と愛犬を失って怒りまくったジョン・ウィックが、今度は家を燃やされて激オコ。

ローレンス・フィッシュバーンがキアヌ・リーブスと共演するシーンでこんなに嬉しいな
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.0

前作の直後から始まる、なんだかもうスタートの時点で怖い怖い。

世の中はこんなにも殺し屋であふれている。

今回もR15+指定だから戦闘シーンが実にえげつない。何人殺してるんだ。

時々スタントを使っ
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.0

とても見応えあった。クリント・イーストウッド監督作品とは本当に相性が良い。

幼い頃、共に遊んでいた少年のうち、一人だけが拉致され、事件の被害者となってしまう。

被害者少年は当然のことだけど、被害か
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.0

「モ・クシュラ」

輝きを悟った彼が呼び、そして彼女が背負った銘。

その意味を彼は秘し、真意に気付いた彼女は最後に涙をこぼした。

共に生きるということは救いである。誰もがそう思うし、そう願う。
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パピヨン(2017年製作の映画)

3.0

これ実話ベースなのか。なんという凄絶さ…。

彼の忍耐力の源は何だったのだろう。冒頭の描写では「復讐」だったり「愛」だったりする。でも途中からその描写は一切ない。実際にそれが原動力ではなかった気がする
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エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

4.0

面白かった。面白かったんだけど、このシリーズは毎回ツッコミどころがあってね。

まず、フラグの立て方が相変わらず下手過ぎるw

まあサスペンスではないから気にしなくていいんだろうけど、誰が悪者で誰が
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

4.5

プロレスラーの頃から代名詞だった、ドウェイン・ジョンソンの「キメ顔」。

前作でもキャラの得意技として採用されていたのだけど、今作では「ズズーン!」みたいな仰々しい効果音まで付いちゃった。

何だよこ
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エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.5

こんな壮絶な設定の映画作品もなかなか無い。

イギリスの首相が亡くなって、国葬として招待された先進国の首脳たちが全部殺されちゃう。とんでもない。

イギリスのVIP警護はどうなってんだ!

日本の総理
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TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

最初にどうしても言いたいのだけど、劇場公開に前後してCMや映画紹介番組でGACKTや芸能人が「難しい、難しい」と評してたの、あれはマーケティング戦略として大失敗だったと思うよ。

鑑賞したお客さんが難
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

イスラム教徒によるテロ事件の映画。実話ベース。

2008年にインドで発生した同時多発テロ。ニュースを見てたはずなのだが全然覚えてなかった。

なので被害の規模を全然把握せずに鑑賞開始。予測できなくて
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

サリー・ホーキンスがとても可愛らしい。『ゴジラ』で渡辺謙と科学者やってた同じ人とは思えない。女優ってスゴいな。

悪い悪いマイケル・シャノンの演技も素晴らしい。

あと、オクタヴィア・スペンサーって面
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

4.0

『モンスター』の時以上に大増量したシャーリーズ・セロン。ジョギングシーンでのお腹の肉、揺れ方が凄かった。この人の肉体改造もハンパない。

女性が観るべき映画なのかと思ってたら全然違った。これは父親にな
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

2.5

ヘンな人ばっかり演じるフィリップ・シーモア・ホフマンが大好きで、彼好きならこの作品は外せないと勧められたので観てみた。

彼と対峙するもう一人のヘンな奴を演じるのは、『ジョーカー』のホアキン・フェニッ
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

2.5

早すぎる。ジェニファー・ローレンスが相手なんだからもう少し踏ん張れよと言いたい。

そんな自分も耐えられる自信は皆目無い。

ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

4.0

十数年前のフリーター時代、レンタルDVDショップで働いていた。

仕事終わりの雑談で、

「最近オススメの映画を教えて」

と同僚たちに聞いて回った事がある。大半が当時ヒットしていた作品や、誰もが観た
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大脱出2(2018年製作の映画)

1.0

中国映画として、中国で作ればいいんじゃない?

アメリカ人必要ないっしょ、これなら。

スタローン老いたなあ。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

『ダークナイト』に心の底まで魅了された身である。

つまり、ヒース・レジャーの演じたジョーカーは頂点。あんな壮絶な演技は誰も超えられないと信じている。

だから『スーサイド・スクワッド』でジャレッド・
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大脱出(2013年製作の映画)

1.5

アクション作品は頭カラッポにして細かいことを気にせず、ただ迫力を楽しんでしまうべきなんだということを改めて感じさせられた。

細かいことを気にしない人なら楽しめる。何と言ったってスタローンとシュワルツ
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

序盤、首相警護のSP陣が余りにも仕事出来なさ過ぎるのに興醒めしてしまい、幾らコメディーとは言っても設定の限度ってものがあるだろ、と期待薄モードで斜に構えながら観てしまったのだが。

結論、面白かった。
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

1.5

ここ10年に鑑賞した全ての映画作品の中で最も意識を失った。

映画を観ながら寝ちゃうなんて滅多にないのだが、この作品では何度も寝落ち。

盛り上がるBGMもなく、宇宙空間で登場人物の動きがスローだとい
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