原題がA Woman Under ≪The Influence≫なように、元々は自然だった人格が、人間関係などの外的要因で無理矢理歪められていく様を描いたものだと思う。子どもたちだけがそのことに直感的>>続きを読む
前作からのストーリー的にもミア・ゴスの表情の演技にレイヤーがいくつも重なって見えるのが面白い。「ジョーカー」のようにパールに深いシンパシーを感じさせる物語ではあるが、動物を多く配置するなどして、奇妙な>>続きを読む
伊藤沙莉/片山監督舞台挨拶回にて
伊藤さん自体が壮絶なシーンを演じたわけではないのに「チャレンジングな役」と表現していたように、エンタメと銘打つにしてはかなり見る人を選ぶ作品。
チャレンジのための>>続きを読む
坂本龍一追悼上映にて。
小説を読んだのがかなり前なので、どこまで原作どおりなのかは分からないけど、神経質なくらい村上春樹の世界に忠実な映画という印象でした。
教授のピアノの音が、淡々と話す登場人物た>>続きを読む
“After all, there is nothing real outside our perception of reality”
リマスターで魅力的になる種類の映画ではないですが、古いバージ>>続きを読む
三部作の真ん中なのでもっとメチャクチャできたと思うけど、ストーリーで引き込む堅実な作り。ギャグは多めでよかったです。次作で東映版スパイダーマンでないかなー
「兄貴〜!」と慕ってしまいたくなるようなかっこ良すぎる映画。
プライマル・スクリームがサンプリングした《This radio station was named Kowalski》ってこんなアツいシー>>続きを読む
ハッピーではないし、閉塞感がある物語なのに、なぜか楽しげなシーンだけ心に残る変な映画
「肉体と魂」についての哲学問答なら、よく分からなくて当然なのかも。
宗教的な表現を使わず、日常的な物事やメタファーのみで神聖なものを描こうとした作品?
「かなりbad tasteだったぜ!」と爽やかに劇場を後にできる趣味の悪い映画。こういうヒドいコメディを映画館で見れるのはとても良いこと。