人の苦しみ。その背景。
駅前の貼り紙を見て、改めて考え直すように。
砂田のような人は社会・世の中では評価されない。
けど、社会的弱者への想像力を忘れてはいけないな。と。
「風俗嬢」と「街の弁当屋さん」、一見真逆に見えるが「人の話を聞く」点において実は類似している。「痛み」を知っているちひろさんの人生の全てを悟ったかのような表情が印象的。
ラストシーンでの、お母ちゃんが残してくれた「繋がり」。死後の繋がりの表現がとても印象的でした。
少年時代のトラウマで〝20世紀〟という暑苦しい時代に心を閉じ込められてしまったオトナの話。「ともだち」という響きが皮肉にさえ聞こえてくる。人生をやり直すことはできない。だからこそ「ごめんね」を言える人>>続きを読む
冒頭シーンが最終話のラストに繋がる。
「ロックが鳴り響いた日」
人間誰しもが心の中に「怪物」になる可能性を秘めていて、無意識のうちに「怪物」になってしまう。
映画を見終わった時に2人の幸せを強く願いたくなった。この気持ちこそが社会的弱者への想像力であり、坂元さんか>>続きを読む
「人間の衝動」は誰にもわからない、むしろ
わかられてたまるか、そんな感じの作品。
「幸せ」という表象を描いた作品に感じました。印象的なシーンの後の、お母さんの「ありがとう」の一言に心が救われた気がしました。