『スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話』(2019)
監督:エリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ
『最強の2人』の監督コンビによる作品。
さすがに『最強の2人』>>続きを読む
『アザーズ』(2001)
原題:The Others
監督:アレハンドロ・アメナーバル
関係が良好だった時代のトム・クルーズ製作、ニコール・キッドマン主演のホラー。
あまり効果的ではないジャンプス>>続きを読む
『ピアノ・レッスン』(1993)
原題:The Piano
監督:ジェーン・カンピオン
重厚な演出、繊細な音楽、美しい映像と見どころの多い作品。
ただ、どの人物も鬱々とした感情を抱えており、その彼>>続きを読む
『すべてが変わった日』(2020)
原題:LET HIM GO
監督:トーマス・ベズーチャ
なぜか勝手にヒューマンドラマ系の作品かと思っていたら、思いっ切りサスペンスだった。
ダイアン・レインとケ>>続きを読む
『生きる LIVING』(2022)
原題:LIVING
監督:オリヴァー・ハーマナス
数年前にイギリスに住んでいた身からすると、イギリス人と日本人が根本的なところで類似のメンタリティを持っているこ>>続きを読む
『生きる』(1952)
監督:黒澤明
世界のクロサワの凄さをまざまざと見せつけられる言わずもがなの大傑作。
今の時代にも次々と作られるいわゆる余命モノだけれど、物悲しさはもちろん、一味も二味も違う深>>続きを読む
『friends もののけ島のナキ』(2011)
監督:山崎貴、八木竜一
『泣いた赤鬼』をベースにしているので、最後はやはりグッとくるけれど、個人的にはあまり乗れなかった。
どちらかというとゴールあ>>続きを読む
『フェイブルマンズ』(2022)
原題:The Fablemans
監督:スティーヴン・スピルバーグ
小学生の頃『E.T.』に感銘を受け、親の買ってきたVHSで『激闘!』を観てスピルバーグの虜になっ>>続きを読む
『はちどり』(2018)
監督:キム・ボラ
経済成長期のソウル。集合住宅で暮らす14歳の少女ウニ。
彼女の家族や友人との関係を中心に、中学生ならではの揺れ動く繊細な感情が丁寧に描かれている。
評価>>続きを読む
『死体の人』(2022)
監督:草苅勲
生と死の対比を軽いタッチで描く良作。
死体役ばかりを演じ、その拘りから現場でも疎まれる売れない俳優。
意を決して呼んだ風俗嬢との出会いと交流から彼の人生が少>>続きを読む
『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(2018)
原題:Tomb Raider
監督:ローアル・ユートハウグ
同系統の作品にはインディ・ジョーンズという大きすぎる壁があるためなかなか厳しい。>>続きを読む
『心と体と』(2017)
監督:イルディコ・エニェディ
自閉症により心が不自由な若い女性と、事故により手が不自由な初老の男性による不思議だけれど美しい恋愛映画。
あまりにも不器用な2人が少しずつ少>>続きを読む
『浅田家!』(2020)
監督:中野量太
今、日本の家族を描かせたらトップクラスの中野量太監督による実話ベースの作品。
序盤はコメディ要素が強い上、物語の動きも少なく展開も平坦なため、肩透かしを喰>>続きを読む
『BLUE GIANT』(2023)
監督:立川譲
原作未読の状態で鑑賞。
ジャズの映画だということしか知らなかったけれど、作品のあまりの素晴らしさに驚かされた。
テレビアニメでも実写でもなく、ア>>続きを読む
『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』(2005)
監督:フィリップ・グレーニング
俗世界から遥か遠く離れたフランスの修道院の一日一日を、音楽なしナレーションなしで描くドキュメンタリー。>>続きを読む
『メランコリック』(2018)
監督:田中征爾
東大卒ニート、銭湯、死体処理という一見繋がりを見出せないような要素を、半ば強引にではあるが結びつける見事なアイデアと奇抜な展開が面白かった。
殺伐とし>>続きを読む
『ストックホルム・ケース』(2018)
原題:Stockholm
監督:ロバート・バドロー
「ストックホルム症候群」の語源となった事件を描く実話ベースの作品。
イーサン・ホークとノオミ・ラパスの共>>続きを読む
『空飛ぶタイヤ』(2018)
監督:本木克英
良くも悪くも池井戸潤原作モノ。
エンターテイメントとして安定感はあるし、2時間たっぷり楽しめるけど、テレビドラマの延長のような感じで心を動かす何かがあ>>続きを読む
『かがみの孤城』(2022)
監督:原恵一
原恵一監督の真骨頂。
ストーリー、アニメーション、声、音楽、全てがハイクオリティで素晴らしい作品。
原作は未読のため、この絵からは想像できないほど重いス>>続きを読む
『Love Letter』(1995)
監督:岩井俊二
★★★
何の予備知識もなく鑑賞。
黒ずくめの中山美穂が雪原を歩くファーストシーンが非常に印象的で、一体どのような作品なのだろうと期待が膨らむ。>>続きを読む
『アデライン、100年目の恋』(2015)
原題:The Age of Adaline
監督:リー・トランド・クリーガー
29歳で年齢が止まり、そのまま100年以上生き続けた女性を描くSFラブストー>>続きを読む
『サスペリア』(1977)
監督:ダリオ・アルジェント
公開時「決してひとりでは見ないでください」というキャッチコピーが付けられたという。
グロテスクな描写や不気味な音楽など、当時できる最大限の表>>続きを読む
『ワース 命の値段』(2019)
原題:WORTH
監督:サラ・コランジェロ
人間の命は平等なのか。
倫理的な永遠の命題に立ち向かったケネス・ファインバーグの奮闘を描く作品。
重厚な社会派作品とし>>続きを読む
『グッバイ、リチャード!』(2018)
原題:The Professor
監督:ウェイン・ロバーツ
テーマとしてはありきたりなものだけど、お涙ちょうだい的な演出がないため、余命モノとしては思ったより>>続きを読む
『アメリカン・ユートピア』(2020)
原題:David Byrne's American Utopia
監督:スパイク・リー
評価が高いのとスパイク・リーが監督というだけで、特に下調べをせず鑑賞。>>続きを読む
『エンパイア・オブ・ライト』(2022)
原題:EMPIRE of LIGHT
監督:サム・メンデス
映画が娯楽であるとともに芸術でもあることを再確認させてくれる傑作。
自分でも驚くほど心に突き刺さ>>続きを読む
『別れる決心』(2022)
監督:パク・チャヌク
★★★★
パク・チャヌクらしい作品とは言い切れないけれど、さすがに面白かった。
ただのサスペンスでは終わらせず、「愛」とは何かを考えさせられるとこ>>続きを読む
『八日目の蝉』(2011)
監督:成島出
この作品は永作博美の一人舞台。井上真央が主演とされているのが不可解なぐらい素晴らしい演技を見せている。
被害者夫婦の幸せを破壊したことは許されるものではな>>続きを読む
『オマージュ』(2021)
監督:シン・スウォン
試写会にて鑑賞。
韓国初の女性判事を描いた映画。その失われたフィルムを修復するために、映画監督として、妻・母親として苦悩の中にいる主人公が東奔西走>>続きを読む
『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』(2015)
監督:成島出
原作既読の上、鑑賞。
あの緻密な長編小説の映画化ということでハードルも高いだろうと思っていたけど、やはり厳しい内容だった。>>続きを読む
『マッシブ・タレント』(2022)
原題:The Unbearable Weight of Massive Talent
監督:トム・ゴーミカン
試写会にて鑑賞。
ニコラス・ケイジがニコラス・ケイ>>続きを読む
『メグレと若い女の死』(2022)
監督:パトリス・ルコント
試写会にて鑑賞。
フランスの名監督パトリス・ルコントと名優ジェラール・ドパルデューのタッグによるメグレ警視シリーズの映画化。
ジェラ>>続きを読む
『郊外の鳥たち』(2018)
監督:チウ・ション
試写会にて鑑賞。
地盤沈下のおそれがありゴーストタウン化した郊外の街。
地質調査に訪れた青年ハオが、廃校となった小学校で同名の男の子の日記を発見す>>続きを読む
『私はあなたの二グロではない』(2016)
原題:I AM NOT YOUR NEGRO
監督:ラウル・ペック
★★★
作家ジェームズ・ボールドウィンの原作を映画化したドキュメンタリー。
メドガー・>>続きを読む
『バビロン』(2022)
原題:BABYLON
監督:デイミアン・チャゼル
賛否両論の本作。
見終えてみると手放しで褒めることはできないけれど、全否定するのも少し違うかなといった感覚。
当時の華や>>続きを読む