ありもちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

エース・ベンチュラ(1994年製作の映画)

3.5

ジム・キャリーの振り切った演技が凄まじいコメディー。
ノリがアメリカン過ぎるので、現地の友人なんかは大爆笑のようだが、日本人としては合う合わないがハッキリしてそう。
私はくだらないシーンはとことん笑え
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

斬新な設定が売りの作品かと思いきや、しっかりストーリーがありとても面白い。
未知へと挑む勇気、惰性への警鐘と多くの人に刺さる内容だったのではないかと思う。
エンタメとドラマを兼ね備えており、多幸感に満
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

エモーシャル全開で儚さが揺れ動く美しい一夏の純愛。
許されないとわかっているから、終わりが見えているからこそ燃ゆるものもある。
ティモシー・シャラメの仕草や表情一つ一つの色気が凄くて、画面に目をやるの
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レインマン(1988年製作の映画)

4.0

始まりが歪でも、終わりが美しければ良い。
自閉症の兄と旅する間に本当の絆を築いていくロードムービー。
本物を手にすることで自己中だった主人公が改心していく様、安易な感動をさそうことなく、実直なドラマだ
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HUNT/餌 ハント・エサ(2016年製作の映画)

3.0

市街地に人喰いライオンが現れる話。
遺伝子改造パターンではなく、ストレートに野生のライオンがそこまで人を狩りまくるかは疑問は残るもそれなりに楽しめた。
ゴア表現は強く、映画映えするハントで撮れ高を生み
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

大方の予想通りの展開ながらも、飽きさせないストーリーに動きが少ないながらも惹きつける展開が魅力的でした。
種明かしした後でも、別ベクトルでの恐怖の煽り方が印象的で二面性があり良かった。
オチが理想的で
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.0

思ったより普通に楽しめた。
設定なんかは荒っぽいものの、ストーリーはそこまで気になることなく、予想を裏切らない程度の範囲内で収束していく。
タイトルといいキャッチーな題材で興行的には十分成功していると
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ファイナル・プラン(2020年製作の映画)

3.0

オーソドックスなアクション映画。
リーアム・ニーソンのファンでなければ、目に止まることもなかったかもしれない。
次期トランスフォーマーの主役のアンソニー・ラモスも出演しており、個人的にキャスト面では楽
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.5

再鑑賞。
時間を置いての続編となったが、やはり魅力的な作品なのは変わらず。
アクションは褪せることなく健在で、カーチェイスのシーンは凄まじかった。
前作までのような強力なインパクトは感じず、蛇足とも言
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蒼穹のファフナー THE BEYOND 第十話・第十一話・第十二話(2021年製作の映画)

4.0

テレビアニメ先行放映。
15年以上にわたるシリーズ完結となる今作だが、綺麗に纏まっておりファンとしては一安心。
尺の関係で最後は多少駆け足気味も追ってきて良かったと心から思えた。
ロボットアニメのメジ
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ノー・ウェイ・アウト(2021年製作の映画)

2.5

多様性に富んだ展開の筈なのに今ひとつ心躍らないというか人押し欠ける内容が多かった。
造形美やセンスの面ではホラーの気品を存分に感じられ、満足感があった。
結局のところはお馴染みのネトフリ産ホラーという
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ヒルズ・ハブ・アイズ(2006年製作の映画)

3.5

全く認知してなかったので、思わぬ良作食人鬼ものを発掘してしまい興奮してしまった。
一方的に襲われるだけでなく、しっかりと反撃もあり生存メンバーも意外性があり良かった。
奇形×食人の設定に良質なグロさも
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ホテルレイク(2020年製作の映画)

2.0

雰囲気こそ演出できていたが、内容はとっ散らかっていて勿体無さが残るものだった。
ホラーの路線が終盤まで曖昧であり、下手に色々と要素を足すものだから全体の纏まりを欠いていた。
そんな中で中弛みまであった
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ジェニーの記憶(2018年製作の映画)

3.5

ジェニーの記憶を辿って明るみになる痛ましい事実が監督の実体験を元にしていると知ると一層重くのしかかる。
妙なリアルさと陰湿さを巧みに表現する作りはとても良い。
忌まわしい過去を抱えながらも、折り合いを
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ボディ・ハント(2012年製作の映画)

3.0

今ではそこまで驚きの少ないラストだけに場数を踏んでいるか否かで評価は揺らぎそう。
伏線などはしっかりと張られているものの展開が透けてしまっていて、物足りなさが強く満足感は薄かった。
ジェニファー・ロー
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ぼくらの7日間戦争(2019年製作の映画)

3.0

わかりやすいストーリーで短尺にまとまっておりとても観やすかった。
著名原作作品として、身構えてしまうと物足りなさが残るが、一般向けアニメーション映画と捉えれば可不可ない出来栄え。
時代を考慮した設定作
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RWBY Volume7(2020年製作の映画)

4.0

アメリカ製3DCGアニメーションVol.7。
戦闘描写のカメラワークは相変わらず秀才で、見せ方一つで作品の良さが何倍にも跳ね上がることをよく解っている。
CGは粗を探さなければ、全く気にならない程に飛
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.0

さも当然かのようにワケの分からぬことを貫くスタイルは今作でも顕在でした。
独特の世界観は魅力的ではあったが、同監督の『ロブスター』や『聖なる鹿殺し』と比較すると、理解が追いつかない部分が多く評価に困る
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.5

良くも悪くもニコラス・ケイジ主演の可不可ない映画という印象。
一言も言葉を発さない寡黙な男はルールに忠実で自力で化け物達を薙ぎ倒していく猛者だった。
王道B級展開に設定でよいスパイスが効いており、粗っ
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エンドレス 繰り返される悪夢(2017年製作の映画)

4.0

ループものの韓国映画。
面白そうな掴みで、実際に鑑賞しても面白い安定感が増しているように感じる昨今の韓国映画。
ループ現象に巻き込まれた一見、無関係にも思える二人の正体や因果など短い尺でコンパクトにま
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スイソウ/Aquarium(2021年製作の映画)

3.0

独創的な世界観の中にお洒落さのある短編アニメーション。
障子をカンバスに見立てたような実写とアニメーションとの親和は意外性があった。
MVやCMといった類の映像に近しいものがあった。

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.0

イーストウッドが描くサクセスストーリーかと思いきや、後半の一変した展開には大いに驚かされた。
上手く結末を受け入れてられず、段々と順応しようと、自制作用が働いて頭の中で渦を巻くようなラスト。
忘れられ
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.5

不遇な環境で暮らす少年と彼に自分を重ねてしまった脱獄犯の二人が織りなす奇妙な逃避行を描いたロードムービー。
惹きつけられる物語と展開にたちまち虜になってしまい歪な関係でも、お互いにとっての最適を満たせ
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封印映像12 ひとりかくれんぼ(2013年製作の映画)

2.0

この手の作品はこれが記念すべき初鑑賞。
年代を感じさせる粗さ満点のCGやトンデモ展開に逆に笑ってしまった。
昔流行ったひとりかくれんぼをお芝居とはいえ、実際にやってみてくれたのは嬉しかった。
たまに観
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霧の中の少女(2017年製作の映画)

3.0

傑作ミステリー原作者による初監督作品。
小説においてはかなり高い評価を得ている通り、映画においてもミステリーとしては面白い。
しかし、展開においては小説的すぎるというか展開に魅力が弱く勿体なさがある。
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エルム街の悪夢(2010年製作の映画)

2.5

シリーズ初鑑賞。
現実世界に存在しないシリアルキラーのまさかの設定に驚かされた。
有名なシリーズとして身構えるも、リメイクとあって不発なのかそこまで魅力的には映らなかった。
逃げ場のない絶望感が強すぎ
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巨蟲列島(2020年製作の映画)

3.0

クラウドファウンディングで映像化されたとあって、尺稼ぎなど粗さはかなり目立つ。
原作を軽く読んでいて、内容的にはかなり好みなジャンルだったので観られたが、興味のない方には出来の悪いアニメ映画としか映ら
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Z Bull ゼット・ブル(2018年製作の映画)

3.0

軍事会社の開発したエナジードリンクで社員がモンスターと化し、殺し合う中脱出を試みる作品。
何かどこかで観た様な設定何かがチラホラあるものの、このクオリティーなので特にケチをつけるわけでもなく。
くだら
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.5

菜食主義者がカニバリズムに目醒めるとんでもホラー。
ゴア表現強めの作品なのにフレンチ映画特有のアーティスティックな一面が覗かせ、何を観せられているのか解らなくなる特異な作品。
ストーリーは展開任せかと
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ビー・デビル(2010年製作の映画)

4.0

清々しいまでの胸糞っぷりの韓国映画。
孤島の中で皆に奴隷同然に虐げられ、外との繋がりは皆無に近く正に地獄。
復讐が始まってからの残虐ぶりと犯行の合間に性根の優しさが垣間見え、そのギャップが何とも言えな
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モンスター・フェスティバル(2018年製作の映画)

3.0

ホラー映画のメタ認知コメディーホラー。
ホラー映画の知識を用いたサバイバルという割には、それ程必要とされないし、マニアックさもなく拍子抜け感があった。
ホラーファンだから分かる小ネタなど、笑える部分は
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オペレーション・クロマイト(2016年製作の映画)

3.0

史実ベースのスパイ作戦にフォーカスした戦争映画。
朝鮮戦争の分岐点とも言える部分だけに期待していたものの、精鋭らしからぬ隠密さの無さはもはやサウスゴタゴタ笑。
韓国産とあって一方的に侵略された点を強調
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セイント・モード/狂信(2019年製作の映画)

3.5

シンプルに良作で、邦題にある"狂信"この一言こそがこの作品を物語っている。
真摯な信仰心が側から見れば、酷く滑稽で過度な思想がいかに酔狂であるかを上手く表現していた。
人を幸せにするはずの宗教ものめり
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アクアスラッシュ(2019年製作の映画)

2.0

70分の短尺な時点で怪しさ満点だったが、怠慢な時間が恐ろしく長く感じられ、最後の15分まで体感的には90分を優に超えていた。
念願のパッケージシーンは粗削りながらも、グロさは満足の行くものだったが、変
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RWBY Volume6(2018年製作の映画)

4.0

アメリカ製3DCGアニメーションVol.6。
そろそろ物語も佳境に突入してきて、ストーリーはより重厚感を増してきていて良い。
ドラマなんかと同じようにシリーズ通して観ているからこその盛り上がりの強い回
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RWBY Volume5(2018年製作の映画)

4.0

前作鑑賞から3年も歳月が空き、私的には熱量を取り戻すシーズンでした。
日本のアニメーションに多大な影響を受けており、今作もインスピレーションを感じられる素晴らしい内容に熱量が上がった。
Vol.1から
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