刑事と夫の殺人疑惑をもたれた中国系の妻の物語。刑事の妄想と相俟ってちょっと混乱もするが、雰囲気が良くて好き。
ノンバイナリという、性別にとらわれたくない人々の存在を知る、良いドキュメンタリー。Amazonあるあるで字幕が酷いのは残念すぎるが、当事者の声をきくのは大事だと感じた。
名前に含まれる性別も辛いだろ>>続きを読む
当時話題になっていた映画が観られて嬉しい。ドキュメンタリーなのだが、聴覚障害があり少し難しそうな性格のケイコが通うボクシングジムの閉鎖することで変わる、ケイコのボクシングに対する心の変化を描いている。>>続きを読む
前作を見たことなく、何の情報もないまま鑑賞スタート。初めは、編集されていない男性の独白を聞いて、ついていけるか不安だったが、そのうちこれがある診察室での会話だとわかった。山本医師が診察をやめるとのこと>>続きを読む
これはすごいドキュメンタリーだ。サッカー好きなら必ず見てほしい、たとえリヴァプールファンじゃなくても。UEFA2005年の決勝は、今みても泣ける。
ジェラードが、大手クラブの誘いを断りながらも、キャ>>続きを読む
八日目の蝉アメリカ版だが、誘拐の動機はこちらの方が切羽詰まっている。育ての親と実母、それぞれの立場がわかるが、とくに実母は不憫だな、被害者なのに。
最後の部分、実在の人たちのインタビューをみたら、一番>>続きを読む
原作を読まず観たが、音楽の圧とJASS3人のアツさと彼らを見守る大人たちに感動して涙が出た。
画風が好みではないのと、アニメーション、とくにジャズクラブの観客たちの描写が時にAI生成ぽく感じられたのが>>続きを読む
赤ちゃんの人身売買にかかる恐ろしい話。映像のダイナミズムはないが、話は恐ろし過ぎて緊張感がすごい。
普通は事実ベースで話を盛るんだろうけれど、先に事実を知ってしまうと、この話が小さく見えてしまう不思議。実際は教祖様は自殺する勇気すらなかったらしいが。
VICEって本当にあんな雰囲気の撮り方をするから>>続きを読む
70年代におこった、あるカルト集団の集団自殺事件の話を、残された資料と関係者の証言で綴る。あの事件がまさかの、教祖のジムジョーンズの女たちが暴走して企てられた計画だったとは驚き。しかも、彼は自分で死ぬ>>続きを読む
ハンガリーの食肉工場で働く、身体に不自由がある男と、アスペルガーらしきコミュニケーションを苦手とする女。ある事件の捜査をきっかけに同じ夢を見ていることがわかった2人が急接近していく。女性の方が不器用過>>続きを読む
シュールでファンキーでスピード感もあり新感覚でみられる作品。しかも映画館でみたことで登場人物たちからのエネルギーを感じた。
今までにない感覚でマルチバース移動も激しく混乱するものの、きちんと時系列で>>続きを読む
実話に基づいたお話とのことだが、フィリップ少年の発想と優しさ、そしてお母様の行動力が素晴らしい結果を作ったんだなぁ。
オーストラリアでミュージシャンになることを夢みるも、普段あまりやる気のない青年Ugyenが、ひょんなことから世界で一番僻地にあるであろう学校に勤務することに。バス停からさらに山道を何時間も行くような場>>続きを読む
諸事情により小さい頃から湿地帯で1人で暮らす女の子、marsh girlことKyaに殺人嫌疑がかけられる。その裁判と、彼女の人生が並行して語られながら物語が進む。
サクッと観られるミステリー、徐々に>>続きを読む
謎解き、伏線回収が面白いのは当然だが、登場人物の衣装なんかも素敵だった。ウェス アンダーソンとは言わないが、おしゃれ。キャラは奇抜な感じの登場人物が多い。ダニエル クレイグの派手な服装とお茶目な感じに>>続きを読む
いくら贔屓にしているアーリヤー バットの監督主演作品でも、アル中DV夫の暴力の描写はひどすぎて、洒落にならない。ブラックコメディのつもりのようだが、後味悪すぎて楽しくみられなかったよ。
というか、あ>>続きを読む
冒頭からいきなり惹きつける構成。長いけれどバーフバリ感あるド派手な戦闘シーンも多々出てきて、最後の最後まで興味を失わず観ることができた。ストーリーの根底にある男の友情も熱すぎて最高。
ちょっと混乱し>>続きを読む
インド映画の雰囲気を残しつつも、アメリカ市場に沿って短く、合理的に映画にした感じか。ガチのインド映画よりはモダナイズされ、女性の活躍が受け入れられているのが良い。
ニューオリンズのジャズフェスってもっとビッグバンドばかりなのかと思っていたら、かなり出演者のバラエティが豊かなのね。
ニューオリンズは音楽ビジネスではなく音楽文化を発信するんだ、との主催者のセリフが印>>続きを読む
少し冗長だが、映像がきれいなこともあり、結構ハマってみてしまった。
男は仕事、女は家庭というような、古き良き価値観をキープするために、新たなユートピアを作った男、それに賛同してパートナーとそこに入る男>>続きを読む
ララランドコンビは良い感じだが、知り合いの知り合いが韓国ドラマばりに芋づる式に判明するのは何だかな…やり過ぎ感。
男子が妹のベビーシッターに本気で恋する設定は新鮮だなぁ。日本のドラマにもそんなのあるの>>続きを読む
スマイルが不気味かつ、主人公が狂っていくさまや、お母様の自殺に関する過去がわかったのはよかったが、現実と妄想がだんだんわからなくなってしまい、スマイルの連鎖がどうなったのかわからなかった…
チェチェンのホモフォビアの実態に関するドキュメンタリー。政府がなぜそんなに他人の恋愛が気になり、家族まで迫害したり、命まで奪おうとするのか、わからないなぁ。あと、マチズモを強調してやたら腹筋したりする>>続きを読む
ラジニカーント演じるアーディディヤとその子分の限りないコメディ風情が、復讐というシリアスな題材を和らげる。
ラジニカーントの筋肉のつき方が半端ないな…。そして、劇中にてあまりにも若々しく、かつ若い女の>>続きを読む
弟ロニーの名を叫ぶ兄貴と、弟の武力が印象的。何せ戦車もヘリも素手で倒すんだから。兄も、自分の弱さを認めていい加減弟に頼りながら功績を積んでいくことをやめればよいのにに、と思いながらみていた。
この、>>続きを読む
予告編で期待が高まり過ぎて、その正体に少しがっかりというかなんと言うか。発想は面白いがもう少し何か事件が欲しかったかな。
地方都市で生きる高校生たちをみながら、なぜか下妻物語を思い出した。ここまで何かを好きになれると強いな。好きに勝るものなし! さかなクンはいじめられたりしたときいたが、この作品のミーボウは親と仲間に恵ま>>続きを読む
まさかの実話か!
優秀な誰かが財産を築いたとしても、まともな後継者がいなけりゃどうしようもない。欲深い人につけ込まれた日には目も当てられない。
それにしてもパトリツィア役のガガ様のいやしいことこの上>>続きを読む
いわゆる入れ替わりもの。特に深みもないがわかりやすく楽しめる。ダイアン キートンと、その仲間たちがとにかく素敵な年の取り方なら良いなと思わせる。スタイルも良いしファッションも素敵。目指したい。
飛行機で鑑賞したので、ダンスシーンが割愛されていたのかな。主人公のAmartyaが、駅構内での野菜販売のみかじめ料をせしめるギャングに無茶苦茶なことをされ、弟を命の危険に晒されたことをきっかけにブチ切>>続きを読む
14歳くらいの時に誰もが抱えがちな息苦しさがよく表現されていた。やたら兄を重んじる父親や暴力をふるう兄、クラスで特に人気者でもないウニだが、ものすごく貧しいわけでもなく、教育にもお金を出してもらえてい>>続きを読む