オースティンさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.1

「2から観ても面白い」というアドバイスを聞き入れ、この作品から視聴。

友人からは「時系列的には、スターウォーズのエピソード1〜3を先に観るようなもの」と言われたが、決してそんなものではなかった(笑)
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ドリー・パートンのクリスマス・オン・ザ・スクエア(2020年製作の映画)

3.0

クリスマス映画あるあるだが、初めワクワク→ほっこりハッピーエンドな展開だ。

だが、ミュージカルなので、どんどん音楽がしっとりになっていってしまい、展開も遅くなってしまった印象だ。

もうひとひねりほ
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.5

かなり「ミュージカル映画」だ。
音楽をメインにした〜とか、歌が出てくる〜とかそんなレベルではない。

王道ブロードウェイミュージカルをそのまま映画化したど真ん中のミュージカル作品だ。

私はglee好
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運び屋(2018年製作の映画)

3.6

ボーッと観ていたらいつの間にか作品の世界にはまってしまった。

世界観というか、作品を通しての思想はイーストウッドだけあって、いい意味でも悪い意味でも昔のアメリカだ。いかにも、赤いキャップを被った人達
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ジングル・ジャングル 魔法のクリスマスギフト(2020年製作の映画)

3.4

世界観はディズニーピクサーとウィキッドを混ぜ、それにグレイテストショーマンを足したような感じだ。

作品の絵として、クリスマス配色が意識されており、黒人キャストの衣装の柄物、原色がとても映える。

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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.7

トルコを舞台にした導入、マカオのシーンの映像美など、部分部分を切り取っても、とても美しい作品だ。

ロンドンでのハッキングシーンなどは、同じ現代のロンドンを舞台にした作品「シャーロック
」を観ているよ
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ショーン・メンデス ありのままの魅力(2020年製作の映画)

3.6

日本ではアイドルという売り出され方をしていたので、彼のアーティストとしての生き方が観られたのは良かった。

とても良い家族、友人に囲まれて育っており、嫌いな人はいないのではないだろうか。

ただ、ドキ
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.0

プロットは悪くないが、デフォルメがひどい。
古い時代のコメディだ。

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.7

とにかくオードリー・ヘップバーンが可愛い。それに尽きる作品だ。

もしホリー役が彼女でなかったら、最後まで観ようとは思わなかったのではないだろうか。

奔放さと純粋さが溢れでている。

また、ストーリ
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

4.3

作品の舞台、音楽のジャンル、映像の彩り、全てが好みだ。

舞台がイギリスの片田舎ではなく、スタイリッシュな街グラスゴーということで、映像にでてくる建物が全て良い。好みである。

音楽ジャンル的には、ポ
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.4

キャストが豪華、音楽が良い、ストーリーはなんでもありと聞いていたが、全くそのとおりの作品だ。

アレサ・フランクリンとレイ・チャールズが出てるところはパフォーマンスが圧巻だった。

カーチェイスが無駄
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.1

悪い要素が全くない、素晴らしい作品だ。

良い意味でも悪い意味でも驚きが少なく、予想通りに話が進んで行く。

普通の映画なら、物足りなさを感じるところだが、この作品には「食べ物」と「音楽」がある。
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.7

まさにファッション映画である。

ここまで出演者の衣装を意識して観たことはない。

アン・ハサウェイの着る服がいちいちカッコ良すぎる。メイクや髪型も場面場面で違うことに驚かされた。

映像ではそいった
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.9

私は好きだ。終わり方といい、クリスマスパーティーでのソ連国歌といい、緊張感の中に表された英国特有のアイロニーが素晴らしい。

難解な物語という人もいると思うが、ストーリーの組み立てはそこまで難しくはな
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

「思っていた作品と違う」
それがこれを観た時の印象だ。

カンバーバッチ×「ゲーム」=“推理”と思ってみたら大間違いだった。

個人的には、「思っていたよりも好き」な作品だった。

全体的な雰囲気とし
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.4

大人向けかつジブリ好きな人のための「ジブリ映画」だ。

時代背景から舞台、設定までほとんど説明のないまま話が進んで行く。このあたり、個人的にはロックで良かったが、大衆受けはしないのではないだろうか。
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.7

今改めて観ると、昔と違った味わいがある。

ファンタジーな内容を、ドロシーの成長として昇華している点が良かった。

個人的にはオズが3人に勲章を与えるところの屁理屈に納得してしまい、物語の「深さ」を感
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BLACKPINK ライトアップ・ザ・スカイ(2020年製作の映画)

3.5

ネットフリックスのドキュメンタリーだからと期待して観たが。90分かけてBLACKPINKの紹介動画を観たという印象だ。

テイラー・スウィフトとレディーガガの作品が良すぎたのかもしれない。

作品自体
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シンデレラ(2015年製作の映画)

3.5

こう言っては何だか、想像していたよりも面白かった。

キャスティングとストーリー解釈が良かったのだろう。

あの原作を上回ることはできないだろうが、ちゃんと映画になっていた。

アラジンのときも感じた
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

この作品には今の私に心に刺さるものがある。

1970年代のブルックリンだ。

今私が住んでいる国のhuman rightsへの価値観は、この作品の時代 から変わったのだろうか。

少なくとも私が感じ
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ボリショイ・バレエ 2人のスワン(2017年製作の映画)

3.7

「ボリショイ・バレエ」なんて美しい響きだろうか。

この作品はフィクションだが、オムニバス作品として観るのが良いだろう。

よくあるドキュメンタリー作品よりも話が淡々と進んで行き、話に起承転結があるわ
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インセプション(2010年製作の映画)

4.2

「夢」を題材に、ここまで複雑なプロットを考え、それをここまで見事に作品に消化したことに、最大限の敬意を払いたい。

「夢」の中の「夢」くらいまでは誰でも考え付きそうなものだが、それを階層にし、時間の概
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クイーン+アダム・ランバート・ストーリー: ショウ・マスト・ゴー・オン(2019年製作の映画)

4.0

アダムランバート、彼の歌声はスゴいと思っていたが、この作品を見ると、その凄さが良くわかる。

声域が広いだけでなく、その伸びやかさ、軽さが抜群だ。聞いていて苦しいと思うところが全くない。

そこに彼の
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.6

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンのやり取りを見ているだけで幸福になる。

90分ちょっとでサクッと見られるというのも良かった。

バケットリストと言われればタイトルだけで作品の内容を想像で
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.3

ポケモンというコンテンツをどう活かすのかという点で、興味があり鑑賞した。

個人的には、ピカチュウの毛並の感じや、重量感が感じられるのがとても良かった。

残念だったのは、ライムシティにおけるポケモン
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

アン・ハサウェイのイケイケ感とロバート・デ・ニーロの屈託のない笑顔が観ていてとても心地の良い映画だった。

派手な描写はほとんどないのに、飽きずに、ずっと観ていたいと思わせるのは、二人の演技力によると
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

なるほど、これがヒース・レジャーのジョーカーなのか。

映画『ジョーカー』の予習のためにこの作品を観たが、バットマンの舞台であるゴッサムシティの象徴ともいえる悪役だ。

ジョーカーのロンドン版が、ドラ
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.7

コミック原作を読んだことがないので、純粋に映画作品として楽しむことができた。

ヒーロー作品ではあるが、バットマンの心情や、内面、過去を掘り下げ、ひとりの人間として描かれており、観ている者が「ヒーロー
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.8

全編をしっかり観たのは今回が始めてはないだろうか。

子供のころに原作を読んだので、内容は覚えていたが、これは大人になってから観るべき作品だと思う。

シーンひとつひとつがノスタルジックで、アメリカの
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

ビートルズが存在しなければ、リバプールなんてサッカーしかないイングランドの一都市に過ぎなかっただろう。そう思わせてくれる。

この映画は「もしビートルズが存在しなかったら」という設定ではないだろう。
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レディー・ガガ:Five Foot Two(2017年製作の映画)

3.8

日本では大ヒットまではしなかったアルバム「ジョアン」の制作過程と歴代のハーフタイムショーの中でも評価の高いスーパーボウルハーフタイムショーに向けたドキュメンタリーだ。

プライベートな映像はあるが、今
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HOMECOMING: ビヨンセ・ライブ作品(2019年製作の映画)

4.1

物事への考え方、姿勢、表現、そしてパフォーマンスその全てにおいて、ビヨンセへの畏敬の念を抱く。

この作品を見て人は皆、彼女のことを敬うのではないだろうか。

正直、同じ人間とは思えない。作中にあった
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.2

初めに言っておく。これは素晴らしい映画だ。

舞台設定が良い。時代は、サッチャー政権によるの大失業時代と設定されており、炭坑しかない田舎の街が舞台だ。

イングランドの中でも「田舎」の北東部。その中の
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

狂気的と言われているが、他の映画にも、もっと狂った悪役はいたし、もっと苦しい主人公はいたはずだ。

この作品のすごいところは、既に確立されていた「ジョーカー」というキャラクターを、ホアキンフェリックス
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

3.7

ビートルズの活動のうち主に初期の頃の話を、当時の映像やインタビューを交えながら、振り返るドキュメンタリー作品。

スタジアムツアーの走りのエピソードがとても興味深かった。

13th観てからは、アメリ
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