さんごさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.1

ピクサーすげぇ、と改めて思う。
前半はほぼセリフがない。
にも関わらず、感情が伝わってくる。
その機微や大切にしているものがわかる。
一方で、後半ではディストピアな世界が目の前に現れてくる。
その世界
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SR サイタマノラッパー(2008年製作の映画)

4.0

痛々しいラップとそれでもそのラップに魅せられている田舎の若者の映画かなと思う。
市役所でのラップと最後の長回しのシーンは印象に残っている。
ロッキーにも通じるけど、自分の人生に誇りを持てる瞬間がその最
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

ユナイテッドシネマ豊洲にて鑑賞。
音の大きさと重低音に驚いた。
ロケットの打ち上げシーンは映画館全体が響いているような感じで、逆に無音のシーンは宇宙を旅しているよう感覚になれた。
また、ロボットのター
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

4.7

2015年、目黒シネマにて鑑賞。

山でおばちゃんが迷う。
ただそれだけ、なのにすごくいい。
何だかほっこりする、ぬるいわけではないんだけれど。
しっかり作ってあってゆるい、というか。
また明日から一
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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.8

ベイマックス、かわいい。
と思ってたらベイマックスかっこいい!
となる映画かなと思う。
空を飛ぶシーンの爽快感も最高に良い。
兄の思いを、その姿勢から、その背中から受け継ぐという熱い展開に涙しました。
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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年製作の映画)

3.5

キネカ大森にて鑑賞。
澄伽(佐藤江梨子)の馬鹿さ加減に、見ているうちに段々イライラとしてしまったものの、そのぶん最後に妹(佐津川愛美)が言う「お姉ちゃんはやっぱり面白いよ」というセリフに、よく言ったと
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ロッキー(1976年製作の映画)

5.0

ロッキー最高のシーンは、試合前夜ベッドでエイドリアンにいうこのセリフだろう。
「最後のゴングが鳴ってもまだ立っていられたら、俺がただのゴロツキじゃないことを、人生で初めて自分自身に証明できるんだ。」
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第9地区(2009年製作の映画)

4.0

「エビ気持ち悪い、隔離されて当然」
と最初思っていた感覚が、次第にエビ側の気持ちに移行していくような気持ちになった。
そして、SFの力を実感した映画。
SFの力とは、現実の何かに代入することが可能な「
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マルコムX(1992年製作の映画)

5.0

アメリカの公民権運動においてキング牧師と対比させて語られるマルコムXの映画。
ものすごく濃い内容で、アメリカの黒人の歴史とともにマルコムXの生涯を伝える映画。
デンゼルワシントンが凄いのか恐ろしいほど
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横道世之介(2013年製作の映画)

5.0

2015年、目黒シネマにて鑑賞。

1980年代後半の大学生の雰囲気が新鮮に感じられた。
単純に当時の新宿の再現など、30年前という一世代前の微妙な時代感、ちょっと昔の様子をスクリーンで見ることができ
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ヒミズ(2011年製作の映画)

3.6

最後の土手を走るシーンの爽快感と切なさが自分の中ではモヤモヤとして、でもそのシーンが最高でした。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

消費社会で鬱屈とする人々の爆発的な感情がどこに向かうのか?
それがファイトクラブだ!
と、感じた。
売るために作られたモノ=商品が溢れかえる社会について考えざるを得ない。

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

5.0

2014年バルト9にて鑑賞。

「宇宙怖い!!」となる映画だった。
映画館で見れて本当によかったと思える一本。
映画館の大きな劇場で見れたおかげで、まさに宇宙にいるような体験ができた。
アトラクション
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

5.0

フランスの大衆、万歳!ってなる映画。
歌の力が凄まじい。

当然だけど、原作の半端ではない分量を圧縮しているので原作に比べるとあそこ削ったのかーってなる部分はあるにはある。
ただ、そもそも原作はフラン
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