YANARENさんの映画レビュー・感想・評価

YANAREN

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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

4.0

これまでA24は数多の激キモ体験を提供してくれたが、今作は大幅にベストを更新している。

正直映画としての正当な評価は途中で諦めた。
ただ、これほどまでにキモさを突き詰めるとちゃんと面白くなるのだな、
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

1.5

A24だなあ。

この映画が話題になった理由も評価されている理由もわかるけど、私には合わなかった。

途中でこっそりと残り時間を見てあと1時間あったとき、「なっが」と思ってしまった。

多分映画館で観
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あるメイドの秘密(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

構成の妙に唸った作品だったのでネタバレ込みで書かせてもらう。

序盤は、いかにもB級ホラー、というジャンプスケアが続き、「これは後半飽きるパターンかな」と思った。しかし、主人公の過去やこの邸宅で起きた
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黄龍の村(2021年製作の映画)

2.5

良くも悪くも「若気の至りで1本作っちゃいました」みたいなノリを感じる作品なんだけど、ほぼ1時間という尺の短さが程よく、中だるみを感じる間もなく最後まで観られた。

前半7、8分くらいは若者の旅行風景を
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.5

映画観ようかと思いながら結局観なかったやつ。でも観に行かなくて良かったかも。家で気兼ねなく笑いながら観られたので。

原作の和山やまさんの「女の園の星」が好きで読んでいるので、この作品も気になっていた
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

気鋭の劇団の舞台を見せられた感じ。
「アァ、奇抜ではあるけど別に面白くはないですね。」
退屈な時間が長かった。最後のホームアローンみたいなやつだけちょっと良かった。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

何食べたらこんな映画作れるんだよ。

信頼と実績のA24。
しかし今回はアリ・アスターがアリ・アスターし過ぎた。序盤は食らいついてたけど、森のショーのあたりでほんとに一瞬だけ意識飛んだ。後半も相変わら
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ザ・カンファレンス(2023年製作の映画)

1.5

人間の色んな死に方が見られる映画だと考えると多少の面白さはあるが、ストーリーは無いようなものだし所々に散りばめられた小ボケがことごとくスベっており、ややダサい。

B級ホラーとして観ようにも前半が退屈
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

1.0

原作はカルト的人気を誇る同名のゲームで、私も大ファン。

映画館で観た作品には高評価をつけがちな私だが、今作は普通に期待を下回った。
そもそも原作はストーリーがほぼ無いものなので、どう映画にするのかと
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

5.0

二度と観たくないタイプの名作。

底辺女性YouTuberを手助けするようになった優男だが、人気が出てくると見捨てられ、距離を置かれるようになる…というストーリー。シンプルなだけに、キャストの演技から
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「親代わりになって小鳥を育てた少女の話」と言うとハートフルなストーリーを思い浮かべるが、信じられないほど残酷なホラー。

フィンランドの映画だが、演出は「良かった時代」の邦ホラーのテイストでとても良い
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.0

頭のおかしい奴しか出てこない頭のおかしい映画。
ヴィーガンへの痛烈な皮肉が気持ち良い(ヴィーガンは皮「肉」も嫌うだろう)。
TinTinの味を覚えてしまったワンちゃん可哀想やなあ。
※私はヴィーガンが
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

思ってたよりSF色が強く、技術が進歩していけば絶対にありえないことも無いのかなと思うと、そういう意味での怖さも感じるホラーだった。

終盤ごちゃごちゃしたバトルものになる感じはIT感ある。ペニーワイズ
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第9地区(2009年製作の映画)

4.5

ちょこちょこ噂には聞いていたが、かなり面白い。導入から引き込まれる。
お金かなりかかってるなあ。ビジュアル面120点。
予想できない展開で飽きないストーリーも良い。
希望を広げる方向性で続編作ってくれ
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キラー・ブック・クラブ(2023年製作の映画)

1.5

ライトなB級ホラー。
ツッコミどころ多し。
怖さなし。
独自性なし。
観る必要なし。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

5.0

今更こんなこと言うのは野暮なんだが、異常に出来が良い映画。2001年の作品なのが信じられない。
出来の良さに気を取られるあまり、観た人の95%はクィディッチのルールの杜撰さに気づかないとか気づくとか。

クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

4.5

坂元裕二脚本で、大好きな吉沢亮、宮崎あおい、蒔田彩珠に安田顕まで出ているとあれば観るしかないでしょう。

やっぱり坂元裕二の言葉遊びが好きだし、と思えば急に飛び出す優しい名言に心を救われる。なんならス
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

5.0

非の打ち所がない。前作同様、いや前作以上の面白さ。
「HERO」でおなじみ鈴木雅之監督独特の作り、やっぱり好き。導入から結末まで満足度高い。
沢村一樹の役どころ良かった。

ELI/イーライ(2019年製作の映画)

5.0

傑作。素晴らしい。
演出、ストーリー、音楽、ビジュアルどれも最高級。もっと早く観ておけば良かった。

「わからない恐怖」を効果的に用いていた。
なぜELI(イーライ)は隔離されているのか。
連れてこら
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次元大介(2023年製作の映画)

3.5

意外と良かった。
もはやかっこいいのか面白いのかよく分からないアクション。

赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

1.0

福田雄一のバカバカしいコントでも観るかーと思ったら福田色ほとんどないし、ストーリーの目新しさもなく無駄な時間を過ごした。
原作買ってまだ読んでないけど、だいたいこんな感じなら読まなくていいなあ。

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.0

「ややや、ケッタイな」でお馴染み。
面白かった。
普段ホラーばかり観てるせいでゴーストをホラーに結びつけてしまっていた前半だが、めちゃくちゃコメディなのが個人的には新鮮だった。
時代を感じるCGも味に
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エコール(2004年製作の映画)

-

過去の自分よ、何故この映画をウォッチリストに入れたのだ。

フランス映画やっぱ合わんわ。激キモ映画やなあという感想にしかならんかった。

これなら約束のネバーランド観た方がええわ。

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.5

体張りすぎな岩田剛典が全てを持っていった。

大袈裟な演出は好みが分かれそうだが、ドタバタコメディ感が楽しめたので結構良かった。明らかに無理がある展開も込みでコメディ全振りという感じ。

結婚プランナ
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ムカデ人間(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

衝撃的なジャケ写が脳裏にこびりついていた。昔から観たかったこの作品をやっと観られたという嬉しさを、観なければ良かったという後悔が軽く上回ってきた。

だけどなぜだろう、2を観たい気持ちがふつふつと湧き
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.0

面白い。ループものは低予算映画の常套手段だが、いくつもの展開を作って鑑賞者を飽きさせない工夫がある。

マキタスポーツの丁度よさ。

lyrical school好きだから観たけど、割とガッツリ使われ
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

4.0

ドラマのときからそうだったけど、やっぱりクオリティが高すぎる。

ホラー要素は強め。映画館で観れば良かったと激しく後悔。

どんなファッションも着こなす高橋一生すげえ。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

先日「ブラック・ミラー『秘密』」を観たばかりなのだが、それの主役だったアレックス・ロウザーが出てきてびっくり。タイミングが運命的。
しかも、9人の翻訳家の1人に過ぎないのかと思いきや凄いキーパーソン。
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

やっぱりガリレオは面白い。
なんとも言えない切なさを併せ持つのが良い。

七人の秘書 THE MOVIE(2022年製作の映画)

3.0

いつもの七人の秘書。
いつも面白いのでまあ今回も面白いが、映画の特別感は薄め。欲張って無駄に海外ロケなどしてないのは良い。
あらすじが全然ないのでドラマを観てない人はあまり楽しめなさそう。

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

まず、Dead by Daylightにニコラス・ケイジが参戦することがなければこの映画のことなど知ることは無かっただろうから、DbDとニコラスに感謝。

FNAF的なホラーかと思いきや全然違った。
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モンスター・ハウス(2006年製作の映画)

4.5

「コララインとボタンの魔女」と並び、幼少期に観てトラウマを植え付けられたアニメーション映画。考えてみれば、この2つが現在のホラー好きの私の原点と言えるかもしれない。

2006年の作品だが、現在でも通
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ヘンゼルとグレーテル(2007年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

凄い面白かった。
ホラーだと思って観たけど、ホラー要素は薄く、最終的にはちょっと感動してた。

永山瑛太似の主人公は森で事故り、見知らぬ子供の案内で森の中にひっそりと佇む屋敷にたどり着く。
そこに住む
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エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

2.5

思ってたより肉弾戦メインで笑ってしまった。
ただ、当時としては革新的であろう演出が多く、飽きずに観られた。
これ凄いのは、「寝る」という当たり前の行動を、観た人に怖いと思わせたことだよな。
それでは、
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.5

良くも悪くも、想像してたのと全然違った。

あらゆるパニックものを観てきたが、なんか色々斬新だった。基本B級感は凄いんだけど、もはや笑っちゃうレベルなのが何場面か。多すぎるツッコミどころを全スルーし、
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

伊坂幸太郎が好きなので鑑賞(なお原作は未読)。なんちゃってニッポンをこれでもかと楽しめる作品になっている。
大筋のストーリーや登場人物の些細な掛け合いには伊坂風味を感じるがどれほど原作を再現しているの
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