Claryさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ナショナル・シアター・ライブ「ベスト・オブ・エネミーズ」(2023年製作の映画)

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予備知識なかったんだけど、めちゃめちゃ面白かった!

演劇だからこそできる表現に感嘆し、
この題材で盛り上がれる国の土俵が羨ましくも感じる。
(日本はこの土俵にすら上がれない文化を個人的には感じてしま
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福田村事件(2023年製作の映画)

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観終わった直後は第一に何とも言えない気分。

関東大地震の混乱の最中、
デマが流布して罪なき朝鮮人が亡くなったのは知っていても、
この事件は知らなかった..。

当時の方言はもっときつかったんじゃない
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シモーヌ フランスに最も愛された政治家(2022年製作の映画)

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フランスの政治家シモーヌの自伝記ストーリー。

映画予告まで存じなかったけれど、
凄まじい人生体験と、立ち上がって取り組む強さ。

無防備に映画観ると、ナチスによる迫害場面でしんど過ぎるけど、
これで
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ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

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(録画視聴)

エンタメとして頭空っぽで楽しめた。

グルーは子供時代のため、戦闘力低めだけど、
ミニオンズの活躍とやらかしが特に面白かった。
カンフーレッスン、
そしてオットーのロードムービー。

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

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(録画視聴)

独特な色彩で表現される世界観に入り込んじゃう。
光や海面の表現が特に好き。


サーシャの、一族、祖父の名誉のための冒険のお話。
無鉄砲な勇気から逞しさへ繋がっていくのが気持ちいい。
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

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ロックのために生きるデューイが
優秀な小学校のクラスでロックしちゃうストーリー。
終始ロックで押し切るのがある意味で清々しい。
小学生の皆、素直でいい子たちだな、と思う。

カールじいさんのデート(2023年製作の映画)

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マイ・エレメントと同時上映。

カールじいさん、お元気そうで。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

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真っ直ぐといい作品だった!

火と水、相容れないエレメントの2人が心通わせていくのだけれど、
親子の想いと負う期待、押し込める願い、そこからの
ラブストーリー要素入れながらのヒューマンドラマを推したい
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ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~(2022年製作の映画)

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(wowow録画視聴)

前作に引き続き。

前作上映された時の観客が話しかけてくる様子が、「映画」というものの力を感じた。母親が映画館で観られなかったのが残念。

緊急搬送から結局家で過ごすことは叶
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

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アニメーションで表現されるドキュメンタリー。
デンマークに住むアフガニスタン難民が抱える過去。けれどその過去は秘匿にする必要があり、ずっと続く過去にはさせてくれない現実。
日本に住んでいると、ボートに
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ナショナル・シアター・ライブ「ライフ・オブ・パイ」(2023年製作の映画)

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ストーリーを全く知らずに観ただけに心抉れた..。
いや、冷静に考えて長期間漂流しながら生き延びるって、
それだけで壮絶なのだけど。

パイは生き延びたストーリーを2つ語った上で、
which stor
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プレゼント・ラフター(2017年製作の映画)

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どうしようもないとこ抱える主人公のところに
集ってきてしまう人たちの個性のアクも濃い目なコメディ。

文化柄?、多くは摂取できないけど
たまにはこういうテイストも。

ぼけますから、よろしくお願いします。(2018年製作の映画)

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wowow録画視聴。

認知症を発症した母と
老老介護をする、耳の遠い父、
そして東京に拠点置く娘のドキュメンタリー映画。

認知症の介護は綺麗事とは言えず、
回顧する母の像が間に入るだけに処理しがた
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向田理髪店(2022年製作の映画)

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衰退していく地方を舞台に。

助け合ったり、
好奇の目を向けたり、
陰口言ったり。

そんな地から都会へ出たり戻ったり、
変化ない日々の中で何かさざなみのようなことが起き

そんな感じで
残るような残
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わたしたちの国立西洋美術館~奇跡のコレクションの舞台裏~(2023年製作の映画)

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コロナ禍真っ只中のとき、
閉ざされていた国立西洋美術館を何度か目にしていたけれど、
その中の様子が収められたドキュメンタリー。

前庭、改修工事で大きく様変わりしたけど、
改修後、すっと入りやすくなっ
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笑の大学(2004年製作の映画)

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wowow録画にて。

2023舞台版の映像を観た後だけど、
役者や演出変わると印象変わるのがまたよい。

舞台で観客の反応がある方が掛け合いと間が面白いけど、
舞台寄りな演出で映画も良き。


堅物
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

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最初の展開が思っていたよりシリアスで重かった。
映画と分かっていても、あんな犯罪は許せない。ってなっちゃう。
だし、異動させられてからも現場に乗り込んじゃうのが恐怖すら感じちゃう。

そのインパクト強
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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この令和の時代に、事前広報はポスターのみ、
パンフレットも公開後、という謎仕様に乗っかり、
情報遮断して早めに鑑賞。

観終わって、受け取ったものが重すぎて疲れた。
この重さとは、テーマ性からしんどい
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ナショナル・シアター・ライヴ 2016「ハムレット」(2015年製作の映画)

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シェイクスピア劇はすぐ理解できない長台詞が多いので
字幕映像から入っちゃだめね..反省。

ハムレットは、演じる側の覚悟が問われる、
なんて観ていたけど、この役は確かに挑戦的だわ。

四大悲劇のうちの
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天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

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(録画視聴)

大人になって久々に観ると、この街に蔓延る閉塞感からくる行動心理が前より分かるようになった気がする。間近で、夢追い破れた人の姿を観ていると、そんな想いをさせたくないという親の気持ちも。
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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京都の貴船の旅館を舞台に、
一定区域のみ2分間タイムループ繰り返してしまうのだけど、
2分間という時間が大したこともできない制約で
ドタバタ劇として面白い。

ナショナル・シアター・ライブ 2023 「オセロー」(2023年製作の映画)

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原作を読み進めた後にまた考えたい。

インタビューで触れられていた、
ナチュラルに存在する人種・性差別に関する描写が強めかな。
けれど、古典演劇にありがちな現代と乖離した印象が少なく受け入れやすかった
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怪物(2023年製作の映画)

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3編から成る構成で、観る方向から浮かび上がる像や出来事。

なんか、感想を書きづらい、言葉にしづらい作品。

最初は学校の隠蔽体質かモンスターペアレントかと思いきや、
(難ある面もありながら)良かれと
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ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナツアー(2012年製作の映画)

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今度、ジャポネスク・バージョンを観に行くので、久々に。

ジーザス・クライスト・スーパースターは
これしか観たことないけど、
現代と絡める演出がとてもいい。

神の子と崇められた者、崇める者たち
の行
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シネマ歌舞伎 鷺娘/日高川入相花王(2019年製作の映画)

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玉三郎さんの鷺娘目当てだったけど、同時上映の日高川入相花王も(いい意味で)人から掛け離れていて、観終わった後もフワフワと不思議な余韻。

日高川入相花王の人形として顔の表情や関節等可動領域が限定される
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キャスパー(1995年製作の映画)

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(録画視聴)

子どもの頃、よく地上波でやってたような記憶あるけど、
最近はとんと見かけないなぁ。
そろそろ流してほしい。

ゴーストが出てくるけど、
ファンタジー、冒険要素が強い。
テンポよく進むし
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

(録画視聴)

あくまで個人的感覚なんだけど、
実はストーリー、あまり好きじゃない。。

けれども、キャラクター、歌、音楽がとても良くて。
それをディズニーならではのアニメーションで表現する世界で見入
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

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舞台は海の中だし、そもそも「実写版」という定義とは?
となるんだけど、人が演じることによる良さが出ていて楽しかった!

ハリー・ベイリーさんのPart of your worldがあまりに良くて
涙が
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続・深夜食堂(2016年製作の映画)

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映画「深夜食堂」よりストーリー展開好きだなぁ。

「焼うどん」で息子と付き合う年上女性を励ましながらその正体を知ると手の平返す様子がコミカルに。
同時に、矛盾している姿がリアルなのかもしれない。

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ネバーランド(2004年製作の映画)

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画が美しく、わくわくする描写が挟まれるのに、
常に、どこか幸せではないようなまとう感覚。
それがこの映画の魅力でもある。

ピーター・パンのコンテンツの力、
それが生まれるまでの虚実交じる表現に惹かれ
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深夜食堂(2015年製作の映画)

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映画になるとドラマと異なった世界観になるかと心配だったけど、
程よい長さのエピソードを複数持つこと、エピソードが壮大すぎないことによってすっと受け入れられた。

が故、人によっては映画としては物足りな
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

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岸辺露伴シリーズ、
高橋一生 × 飯豊まりえ
のコンビが最強。

高橋一生の、いい意味でのアクと画が強い?が故、登場しない回想シーンが間延びしているように感じてしまった..。
年齢や経験重ねるにせよ、
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TAR/ター(2022年製作の映画)

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読解力足らず、?が観終わった直後の感想。
「ファーザー」を観た時の脳の感覚に近かった。

考察やらでやっと分かってきたけど、
観客に委ねている部分も多いつくりなので
それすら一つの見方に過ぎないんだろ
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