ぴよりんさんの映画レビュー・感想・評価

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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

アクションはすごかったけど、ストーリーやキャラクターの扱いがめちゃくちゃモヤモヤした。本作よりスカイフォールの方が個人的に好き◎

良かった点
・パロマさんのお顔、お衣装、アクション。ザ・美女エージェ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

音楽と映像とUの世界のデザインはばちこり良いすぎ。ストーリー自体はよく見る展開で若干消化不良気味なところもあり微妙。

好きな点
・冒頭3分と、クライマックスで鈴が歌う時の映像と曲が最the高すぎ。こ
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Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-(2021年製作の映画)

3.5

正直あまり期待していなかったのですが、効果音、音楽、CGがすごすぎて、まじ映画館で観てよかった。

ソロモン良かった点
・魔神柱のCGが鬼キレイ。こんな化け物にはシンプルに勝てなそう、って諦めちゃうく
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オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

3.5

タコが賢くて可愛いらしいし、男性も探究心が素晴らしくて泳ぎが超うまい、そして映像は一生綺麗。

好きな点
・タコの生態が興味深い。泳ぎ方、狩りの様子、擬態の様子、産卵後の死など、全ての映像が新鮮で毎秒
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

4.2

逆襲のシャアだけ観たガンダム初心者だけど全然ついていけたし、映像が強すぎて最高。続編が今から待ち遠しい。

サイコーな点
・市街地戦の迫力。市民から観たモビルスーツの怪物感、どう頑張っても敵わない感じ
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.8

るろうに剣心実写の集大成に相応しすぎた。
巴に会う前の冷徹な人斬りだった剣心、巴のおかげで徐々に心を開く剣心、巴の過去を知って揺れる剣心、佐藤健さんの演技が繊細で豊かでめちゃくちゃ良かったです。the
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

格差の切り取り方が繊細で、それぞれの立場の息苦しさが匠に描かれていて、胸が詰まるのに美しい映画。
ひとつひとつのエピソードや目線・小物などのディテールが丁寧で、まるで小説をなぞっているかのような気持ち
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

家族じゃない人達同士がきずなで結ばれる姿に胸を打たれる悲しくも骨太な映画。あと磯村勇斗くんに目覚めてしまった。

ヤクザと家族、好きポイント
・綾野さんの目、強すぎる。
・磯村勇斗くんのラストシーンの
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.4

純粋すぎて不器用な役所広司が、周りの人達との交流を通じ、社会に溶け込むために頑張る姿がじんわり染みる映画。社会に出て更生するためには、孤立しないような周りのサポートが重要だと認識させられる映画。

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クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡(1997年製作の映画)

3.7

暗黒タマタマここが好き
・全編通してギャグ要素つよい
・しんちゃんがひまわりにヤキモチ焼くのリアル、弟妹いる人全員共感できる
・春日部こわすぎない?
・タマを2つ備えたはにわ、なぜ会議でOKされたのか
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映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(2019年製作の映画)

3.5

新婚旅行ハリケーンここが好き
・みさえの「たった1年?!こちとら(ひろしと)この先何十年も一緒に過ごすんじゃ!」というセリフがカッコいくてしびれる
・しんちゃんの子供らしい言動で何度もピンチに陥る
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.5

生きることへの執着を取り戻すために観た。

鮮やかな展開やら命知らずなバリバリアクションで魅せる映画では一切ないのに惹きつけられた。凄まじい生への執着と圧倒的な映像美。

自然の中で生きることの厳しさ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.1

等身大で丁寧なすれ違いムービー

趣味がドンピシャに一致してても、人生観や結婚観がズレ始めると一緒にはいられないこと。恋愛と結婚は別物であること。ずっと同じ熱量で人を愛すのは難しいこと。多めのモノロー
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.0

最強感動アニメ映画
原作未読・アニメ3週済み・外伝DVD購入済みのため贔屓目の感想です。

一人の人を思う一途さをこれほど美しく描いた作品があったでしょうか。ギルベルト少佐に一目会いたいヴァイオレット
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いぬやしき(2018年製作の映画)

3.5

原作・アニメ版未履修からすると面白かった、木梨パパかっこいい。
たぶん原作のほうがグロくて面白いんだろうな、というのは伝わった。頭からっぽにしてボコボコアクション映画観たいときにおすすめ。

微妙ポイ
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.4

新感染とはまた一味違った令和のゾンビ映画、というよりもはやカーアクションムービー

前作のような電車という閉鎖空間での緊張感はあまりない。さらに人間vsゾンビではなく、始めから人間vs人間で大金を奪い
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

過去のノーラン作品と比較して、評価が分かれている印象。以下に、個人的な良かった点悪かった点を記す。

テネットのここがスキ
・逆行アクションの殺陣が新感覚
・やっぱりノーランなので演出がド派手
・自動
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

2.0

映像と音楽は最高、ストーリーはかなり苦手

本作における「きらめき」について、苦手な点を以下に記します。
・様々なアクティビティに挑戦して「きらめき」を探す描写がありますが、どれを「きらめき」と認める
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

3.5

桜の季節に公開できなかった本作をやっと観終えて、ようやく桜に春が来たことへの、嬉しさと安堵の気持ちで何も言えない。

映像の美しさ・躍動感・おぞましさは前作以上。とりわけ、言峰の詠唱シーン、セイバーオ
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.5

原作未読で鑑賞。
キャストが豪華すぎて、大晦日ガキ使の「〇〇さん(超絶有名人)、なにしてるんすか!」みたいなギャグみがあった。(私は明石家さんまさんがどこに出てるかわからなかったけどエンドロールで「出
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

音楽と背景画が天才なので映画館で観られて本当に幸せでした。(語彙力)

ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.0

頭空っぽにして観れる、ジム・キャリーみが強いコメディ映画。
「何か映画観たいな、なるべく頭使わないシンプルなストーリーで普通に面白い映画」という時にドンピシャ。

印象に残ったシーンはほぼ全てジム・キ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

臭いの描写と格差の生々しさが印象的な映画。

まず、臭いについて。
半地下の生活臭、パンツの臭い、薄汚いシェルターの臭い、汚水があふれる街の臭い、切り干し大根なお父さん臭など、臭いが感じられる描写が多
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.0

これから生まれてくる人も含め多くの人が、本作よって、1Fの事故を、影で支えた人々の活躍を知ることができるのが本作の存在意義だと思います。

まだ被災地が完全には復興していない中、事故をコンテンツとして
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母なる証明(2009年製作の映画)

3.2

妙な間、変なカット、不思議な音楽、つかみどころのない会話で描かれる本作は、殺人が起きているのにどこか現実離れしていて、牧歌的な雰囲気すらある。

序盤が驚くほどユルい。逆にそこが良い味だしてる。苦手な
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だれもが愛しいチャンピオン(2018年製作の映画)

3.8

この映画は障がい者が頑張る姿を描いた感動ポルノではありません。

バスケコーチをしている主人公が、チームの障がい者や妻から“教育”され、大きく成長する物語でした。

子供がほしい妻とほしくない夫のすれ
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.6

かなりバカだけどアカペラは最高。

もう一度言いますが、かなりバカだけどアカペラは本当かっこいい。音楽に詳しくなくても知っている曲ばかりで、アレンジも最高でアカペラ部分だけ観ても優勝できます。

スト
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.5

めちゃ優しい世界。
Twitterで話題になっていたので観ました。冒頭で登場人物の紹介が入るので、にわかでも安心。

子供向けだからか、クライマックスまで淡々としがち。ただ、3Dモデリングにて作品が作
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愛を乞うひと(1998年製作の映画)

4.0

何年経っても忘れないであろう濃くてしんどい映画だった。

母娘の虐待のシーンは目を背けたくなるほどつらく、母娘が数十年後に再会しても核心に迫る会話もなく、特に救いはない。しんどい。

ラストにて、母も
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

この映画は、「真に家族たるとは何か、血のつながりの有無が意味をなすのか?」っていう問いかけで終わる。タイトルの「万引き」につられてしまうけれど、貧困をメインテーマとして描きたかった訳ではなさそう。>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

突拍子もない設定だったけど、笑えて心が温かくなりました。

演奏のアレンジがどれも良くて、特にhelp!はかっこよすぎ……主人公の心情とリンクしていたのも最高

音楽要素だけじゃなく、コメディ要素あり
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.0

映画のくせに、終始電話のやり取りだけで誘拐事件の真相を推理する、というびっくりな映画。

誘拐した犯人も被害者も、被害者家族のフォローをする現地の警察官も、全く画面に映りません。緊急通報司令室のオペレ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.7

ジョーカーが狂っていく様を淡々と丁寧に描いた映画。

予想を裏切るような展開や、派手なアクションは皆無だった。バッドマンの宿敵が主人公のくせに、地味な映画だったしゃんと言えるのかもしれない。しかし、一
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

PC画面の裏で何が起こっているのかが気になりすぎる映画。(全編PC画面のみでストーリーが進みます。)

娘ちゃんの身に何が起こったのか、今現在捜査はどうなっているのか、PC画面のみでは朧気にしか伝わっ
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風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

3.5

「貧困を救うのは教育」という言葉を体現した実話。
干ばつで食料が不足し、住人が亡くなっていき、次は自分たちが倒れるかもしれない、という極限状態の中で、「発電」とかいう馴染みのないもの(当時電気を使えた
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天気の子(2019年製作の映画)

4.0

ストーリーなんて、そんなのどうでもいい。とにかく空と雨の雰囲気を感じるんだ!って感じの映画でした。

君の名は。と比較されがちな本作は、君の名は。ほどストーリーのテンポは早くないですし、カタストロフ感
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