終盤が少し駆け足に感じましたが、劇場で観ないと勿体無い大作でした。前作の直後から開始して、濃厚な人間ドラマが続くので、観直してから行きましょう。
編集良し、劇場なので音良しと総集編でなく一本の映画として満足度が高いです。
話の進み方が早く倍速で観ているかと錯覚しました。国家治安部門への感謝文で締めるお約束で、安定のクオリティでした。
老若男女に動物まで酷い目に合わせ、なんとなく良さそうな着地をするという元気があった頃の香港映画を彷彿させる内容で、ラテン系のヤバい面が出ている代物でした。
一見さんお断りのファン向け作品ですが、単品を味わうつもりで行ったら満貫全席を提供されたような感じで、お腹いっぱいになりました。
オチを含め、往年のホラー映画ファン向けのプレゼントのような映画でした。(大画面で上映してくれた配給会社と劇場に感謝)
ラストが宣伝ポスターに感じる禍々しさを具現化した着地点でしたが、そこに至る背景が丁寧に描かれ、杉咲氏の演技力が加わり不快感が薄いという倫理的にヤバい代物でした。
このレビューはネタバレを含みます
BLARE FEST.2020 の映像の破壊力が凄く、T$UYO$HI のMC とVoice でかなり涙腺にきましたが、Rain のある場面で決壊してしまいました。
声出しOKの上映をしてほしいです。
今回はコメディ色が強い内容でしたが、とんでもないアクション描写は健在です。
主役キャラの人間関係について説明が無いので、前作を観てから行きましょう。
訳ありの渋い主人公に砂漠の戦車戦と、個人的に刺さるものが多く楽しめました。
ストーリーや画も良く、鳥山先生の原作モノなのに、あまり話題になっていないのが不思議な良作でした。
物語的には前作の方が好みでしたが、映像が凄すぎて、3時間超の上映が苦になりませんでした。
A24版「ドント・ウォリー・ダーリン」という内容で、あの描写でR15+とは良い時代になりました。
宗教的価値観と社会常識が悪い面で結び付き、「堕胎」という言葉が社会から無くなっている世界で、常識に反する行為を行う主人公に、批判を加えず、行動を客観的に描くハードボイルド映画でした。
「ピノキオ」でなく「ピノッキオ」なので、誕生シーンのホラー演出を含め原作のダークな雰囲気が多めな内容でしたが、着地点は悪く無いです。
リアルタイムで漫画を読んでいた世代ですが大分忘れているため話が分かるか不安でしたが、杞憂でした。漫画が動いてる感の冒頭から、気づけば映画になっており、シュート時の手の動きや足運び等の細部が丁寧に描かれ>>続きを読む
オープニングのMARVELロゴで泣かされました。
建国記念映画とのことで10月1日に観て来ました。上映時間が長く、後半に行くほど大味でしたが、この時勢に国威発揚の戦争映画が観れたのは感慨深いです。朝鮮戦争絡みの中国軍歌も聴け、続編の「1950水門橋決>>続きを読む
実話ベースの内容でエンタメ展開出来る韓国映画の凄さを実感出来る内容でした。
アクション映画の様式美に溢れている作品で、劇場鑑賞がおすすめです。「007」に続きアナ•デ•アルマスが無双していました。
秩序を崩壊させるのも再構築するのも暴力であるという現実、報われない善意、理不尽な暴力に死と、観る人を選ぶ映画でした。
DANGER ZONEが流れる冒頭から前作へのリスペクト感に溢れ、2022年にあの機体を観れて眼福でした。
エンドロールで現実のTOPGUN協力者のところに「TOPGUN 001」としてあの人の名があ>>続きを読む
ドラマ「ワンダヴィジョン」から続く展開と、
サム•ライミ監督らしい内容なので、かなり好みが分かれる作品と思います。(ある人物の登場に大ウケしましたが、ドラマを観ていないと唐突に感じると思います)
ヒロインが頑丈過ぎて危機感にかけますが、全ての登場人物に同感出来ない親切設定なので、誰が最後まで立っていられるか他人事目線で楽しめました。
リメイク＋2時間超なので観るまで不安でしたが、流石のスピルバーグ印で見事な出来映えでした。
シリーズものなので、設定に関する説明無しで話が進むのは従来通りでしたが、前作までの出来が良過ぎて今回は今一でした。
同じ場所にいるのに異なる世界にいることを示す切なくなるシーンを、主人公が両方とも自分の世界としてある方法で歌うシーンで上書きしてくれて、気持ち良く劇場を出られました。
ヒーローの成長譚として秀逸で、台詞でなく行動で成長を描く終盤には泣かされます。(過去シリーズから通して観ている人には心に響くシーンが多く泣かされます)
1作目のIMAX再上映を観た翌日でしたので、各シーンの描き方を比較出来て楽しめました。今までの説明無しで話が進むので、観る前の復習は必須です。
悲惨な状況が進むにつれて主人公が現実逃避するための脳内妄想レベルも上がっていくという観ていて辛い展開ですが、ビョークの歌声が神がかっていて最後まで目が離せませんでした。
画の暗さと心地悪さが継続する鬱展開で、万人受けはしませんが西洋呪い系ホラーとして良い味を出しています。
「ユリョン」以来の久々に観た韓国潜水艦モノでしたが、潜水艦+核弾頭の組合せから目標が予想通りな王道展開でした。
日・米・中へ喧嘩を売るは、無骨な職業軍人が活躍するはと、ボンクラ映画ファンには堪らない内>>続きを読む
サイコパス社長の細腕繁盛記で、登場人物に感情移入できない造りなので、安心して潰し合いを堪能出来ます。
強メンタルの銭ゲバ主人公が出来上がるまでのスピンオフを創ってほしい作品でした。
エンドロールが流れてからの本人のパフォーマンス映像が凄すぎて、映画中で描かれた全盛期を凌駕していました。
漫画「シグルイ」の西洋実写版のような騎士道残酷物語で、当時の社会常識に押し潰されていく主人公達、現実的な戦闘描写、勝者と敗者の残酷な差と観る人を選びますが傑作でした。
にもかかわらず、パンフレットが未>>続きを読む
