Kyoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Kyo

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アイ・アム・キューブリック!(2005年製作の映画)

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キューブリック作品はまだ全部見終えてないので、全部見てから再度鑑賞したい。

それにしても、よくもまあペラペラ~と言葉が口から出るなぁと感心しながら見ていた。

お気に入りのシーンは、病院での
「私は
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インクハート/魔法の声(2008年製作の映画)

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児童文学好きとしては、とても楽しかった。
この映画を見たときの感覚は、エンデのはてしない物語を読んだときや、他のファンタジーを読んだときに本の物語に出てくるキャラクターになったかのような、そんな気分で
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Summer of 85(2020年製作の映画)

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恋愛や人間関係において、相手に自身の理想を重ねていこと、認知の歪みについて考えさせられた。見たいようにしかみないというのも、その一つ。

主人公のアレックスは「死」という概念に興味を持っていたが、それ
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

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ニュージーランドの壮大な自然をみて、ものすごく懐かしく、同時に寂しい気持ちに襲われている。
話のなかで、様々な別れ、決断といった要素があったからだろう。
何年も前にロトルアへ訪れた際、本作を視聴してな
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ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

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映画館での放映を見逃して、ようやく見ることができた。

サイモンもパティも、抑圧されて生きてきたからこそ、パンクという表現方法を用いているという共通項が面白くて格好良かった。

サイモン役の俳優が20
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ホーリー・トイレット(2021年製作の映画)

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誰もが人生に一度は考えるといっても過言ではない、「トイレに閉じ込められる」シチュエーション。
それを具現化した本作品。

初っぱなのシーンの中途半端なモザイクがシュールだった。
後半にとても笑えたり、
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

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主人公にとってこの旅はある種のイニシエーションであるように感じた。

我々は様々なものを記憶からこぼれ落ちないよう、その一瞬一瞬を写真や動画などでバックアップを取り、目に見える形で保存している。

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グッド・ナース(2022年製作の映画)

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興味深いテーマではあったが、理解に苦しんでいる。
それは、実話を元にしているため意図的に淡々としたストーリー展開や描写なのか、若しくは、どこにでもいるような人に実はこのような側面があったのだと表現する
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ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

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ミニシアター巡りの旅行で鑑賞。
勝手ながら、もっと言語を産み出すための描写や、文法の作りなど、言語に寄り添った内容かと思っていた。

最後は分かりやすい「悪が破れる描写」であった。作り手の意図としては
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地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)

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当初はタイムトラベル系の話なのかと思っていたが、想像以上にルッキズムや「男らしさ」への問題定義がされているように感じた。観に行って良かった。
見終えて、ボーボワールの『老い』を読んでから本作品を再度鑑
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彼女のいない部屋(2021年製作の映画)

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私はよく記憶を辿る際、自身の目線ではない俯瞰図になっていたりする。また、自身が居ない場での出来事などを想像する。
その感覚をこれでもか、というくらいに詰め込んだ内容だった。

鑑賞の前後共に解説等は読
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