1muraさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

1mura

1mura

映画(108)
ドラマ(1)
アニメ(0)

バービー(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

バービーから卒業する映画。
バービーのキラキラした女性の社会への批判があり、現実の男性中心の社会への批判もあり、ステレオタイプを徹底的にネガティブなものとして映している。
「みんなの憧れ」だったバービ
>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.7

世界一かっこいい映画。
全てのシーンが印象的で絵画のよう。
これを越えるものはない。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

観終わった直後に「何もわからなかった」と思った映画は久しぶり。
その後、小説の「君たちはどう生きるか」を読み、人間分子やナポレオンに想いを馳せた。その頃には本作のことは忘れてしまったが、良い本に出会う
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

すごい。人生は複雑だ。そうわかってはいても真実を見逃してしまう。
本当のこともあれば、勘違いもある。言えないこともあるし、間違いや、冗談や、嘘もある。言ったあとで取消したいと願う言葉もある。言いたくな
>>続きを読む

ローマの休日 4K レストア版(1953年製作の映画)

4.5

まさに傑作。美しかった。
オードリーの表情には、映画館で観る価値が十分にあった。物語の儚さも合わせて、夢のような、ずっと観ていたくなる作品。

ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

3.6

なにも特別な物語ではないけれど、心に残る、ひと夏の思い出のような作品。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.0

ヨンドゥという青色で歯が汚いおじさんに憧れる映画。
ドラックスは配慮なんてないけれど本質をついたことを言うから良い。ドラックスは脳筋のおじさん。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.7

アベンジャーズと同じように様々なキャラクターが集まってチームになったヒーローだが、アベンジャーズとは違って一人一人はろくでもない荒くれ者だ。
アベンジャーズは一人一人が完璧で魅力的で世界を救うコミック
>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

孤独の寄せ集めが、認めあってファミリーになるのは素敵。
完璧を求めるのはありのままを認められないから。それぞれ個性的で完璧なんかではないガーディアンズにこそ言える言葉。ドラックスは脳筋だけど父親で、ロ
>>続きを読む

星くずの片隅で(2022年製作の映画)

3.5

コロナ禍の香港で生きる人たちのドラマ。閉塞感の中でも幸せを感じられるのが良い。
ヒロインがあまりにも綺麗で役どころとはギャップがあった。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.1

面白かった!ずっとワクワクしながら観ていられる映画でした。優しくてかわいいコメディで、そして貴船の趣もとても良い。万人にオススメできる作品です。

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.5

登場人物みんな優しくてよかった。
優しい世界。

古の王子と3つの花(2022年製作の映画)

3.7

純粋で美しい映画だった。3つのエピソードはどれも高潔で素敵。小さなお子さまにもオススメ。

遠いところ(2022年製作の映画)

4.1

とてもよかった。監督のトークショーでは、アオイやミオやマサヤのモデルとなった人は複数いるが、エピソードは100%実際にあったことであるとのこと。沖縄で多くの方に取材をして、聞き取った出来事を組み合わせ>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.6

父と娘のひと夏のバカンスを写した映画。それだけ。それだけのことが美しい。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.6

世界歴代最高クオリティのアニメーション!!!!!芸術が爆発だ!!!!!

妖怪の孫(2023年製作の映画)

3.5

菅さんが1年で多くの見えやすい成果を挙げたのと比べると、安倍さんは長い任期のわりに何をしたか、また何をしたかったかがわからない首相だった。そのモチベーションが「岸超え」にあったと言われると納得。日本を>>続きを読む

せかいのおきく(2023年製作の映画)

3.5

うんこ映画。
雰囲気は良い。時代劇風だが言葉遣いは現代的。うんこビジネスがあったことは勉強になった。100年以上前の人々の今と変わらない可愛い恋心を楽しむ映画。

劇場版 センキョナンデス(2023年製作の映画)

3.8

面白かった。若者には「選挙は大事」というよりも、「選挙はお祭り」くらいの伝え方でも良いんじゃないかと思った。日本社会では、「政治的あるいは宗教的」な発言はタブー視されているし、特に若者でそうした発言を>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.5

どんなかたちでも人は人と関わりたくなってしまう、自分の行いを愛そうとしてしまう、それは前向きで素晴らしいことだと思った。もちろんときには客観視も必要なのだが。
主人公に共感できるかどうかが肝だと思う。
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.6

マリオの世界のキャラクター達が話して笑って生きている姿を見られただけでもう最高。時間が短くテンポもよい。クオリティが高くユーモアもあり、何度も見たくなる作品。

デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

4.1

ボウイの哲学を浴びる2時間。
映画を観ながらいろいろ考えてしまったが、なにより、あらゆる場所に自分の居場所があるように生きたいと思った。
自分の居場所は一つではない。あれも知りたいこれも知りたい。どこ
>>続きを読む

劇場版 荒野に希望の灯をともす(2022年製作の映画)

4.5

「尊敬する人は?」と聞かれたら「医師の中村哲さん」と答えます。

ただいま、つなかん(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

気仙沼の田舎の、一際輝いている漁師の妻の人生を記録した映画。
もっと爽やかな映画かと予想していた。震災で大変だったけど、コロナで大変だったけど、周りの支えで明るく暮らせています、で終わってくれるかと思
>>続きを読む

シャドウプレイ 完全版(2018年製作の映画)

3.2

もっと色彩豊かな作品を期待して観たが、画面暗めで人間関係ドロドロな作品だった。中国の歴史やスラム街のリアルを描くのかと思いきや、それは舞台設定ではあるがあまり深掘るポイントではなかった。実話に基づく話>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.5

今さらながら初見鑑賞。
40年前の作品なので、今の感覚で観ると作りの粗さを感じる。
粗削りながらスケールの大きさを感じさせる作品(現代感覚)。
ダース・ベイダーが案外重鎮ではない点、オビワンが敵艦内で
>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグの記憶の断片を観ているような作品。幼い頃に衝撃を受けた映画、友だちと作った数々の映像、家族との優しい記憶や苦い記憶、芸術家のおじさん、初恋、嫌いだけどカッコよかった同級生、5分間だけみんな>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

人生にはあらゆる選択肢があって、後悔があって、もっと輝いている自分がいたかもしれないけれど、今この人生だって素敵だよね、愛せるよね、と確信するための作品。
別の世界線を空想すると、一度は「こんな人生最
>>続きを読む

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

観られて良かった。終盤からエンドロールにかけては号泣。
派手な演出もない。死が近づき里親探しを進めていく話。自分がいなくなったら、愛のある立派な家庭の子になって、普通で理想的な暮らしをしてほしい。大し
>>続きを読む

GANTZ:O(2016年製作の映画)

4.0

GANTZがこのクオリティのCGで観られることに感動。最初は映画館で観たが、時々観たくなる。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.3

ケイコという女性が生きるのを観る映画。個人的には薄味だった。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.1

原作未読。とても良かった。
音楽が最高のクオリティ。熱い物語がジャズに乗って響いてきた。青春。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

いい映画。アンハサウェイが美しすぎるし、デ・ニーロがイケオジすぎる。欲しい言葉を言える人になりたい。誰にでもオススメできる前向きで優しい作品。

バビロン(2021年製作の映画)

4.5

数字で評価するのが難しい作品。
チャゼル作品でしか感じられない、夢をみているような感覚、恋をしたような感覚。この脳が麻痺するほどの強い感動は他の優れた映画でもなかなか味わえない。圧倒的芸術。
一方で、
>>続きを読む

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ショーシャンクを感じながら観ていた。希望をもつ。希望が消えても生きる。終盤は終始涙。日本映画らしい演出が気になる部分もあった。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

変わるのも、変わらないのも、難しいよね。楽しかったね。