肉浪費Xアカウント復旧無理ぽさんの映画レビュー・感想・評価

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湖の女たち(2023年製作の映画)

3.3

奇遇にも日本を代表する世界に届けた外人混入時代劇ドラマ出演の2人が続けて揃う映画は男と女と日本を一番に深刻に憂う奇作
エロスに惑わされず、この映画の湖面に漂う『日本』という美しき/醜き"幻想(ジェンダ
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ミッシング(2024年製作の映画)

3.7

狂ってしまった日本社会で幼娘消失の"責任"の行き場で壊れゆく「母親」の渦中に示されるは両親、夫婦の在り方、報道の在り方、『人間』の在り方

育児の息抜きに夫ではなく弟に預けて行方不明になってしまった責
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モンスター/怪物(2023年製作の映画)

3.4

遠く離れたインドネシアの地で児童誘拐にもニクイねぇ、世界のTOYOTA
謎の男に標的にされただけの小学ボーイ&ガールが拉致られて少女だけが動ける状態で行方不明の少年と脱出を試みる名前以外の台詞を排した
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花腐し(2023年製作の映画)

3.9

要約すると関係をこじらせ(腐らせ)た罪深き男どもよ、身勝手に求めるのでなく、心臓ではなく、"後ろ"を捧げよ
きっとそういうことなのだ。

ピンク映画を腐らしたのは誰か?邦画を腐らしたのは誰か?この女を
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零落(2023年製作の映画)

3.2

斎藤工がJKの白い膝裏にときめき風俗(デリヘル)嬢にバブみを覚え沼にハマったっていいじゃないか
だって漫画家だもの
"最後の落胆"が漫画家、クリエイターに限らずともわかる人には"強烈"だもの

漫画家
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.6

海外発表を図るプラットフォームNetflixでクールジャパン推しを繰り広げるばかりに"負のオタク文化"まで笑いに変えて喧伝するその域やモッコリにゃん♪😻
海外の熱烈なラブコールから逆輸入してリブートさ
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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

3.6

どうしようもなく無力感の戦力差を第二の故郷となったホシ(農村星)の農民たちを叩き上げてカバーする
〈農耕編〉百姓一揆と「鹿の王」の帰還.な第二弾

うーーーん、なんだかなぁ〜悪くない、悪くないんだけど
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デシベル(2022年製作の映画)

3.7

爆破テロよりその起因となった熱い漢たちの海軍ストーリーは"別映画"の域
韓国・海軍潜水艦"半数"死亡事故に発する因縁の爆弾魔テロ事件だが当事者(軍人)の奔走だけじゃなく芸人激似の記者との"バディモノ"
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貴公子(2023年製作の映画)

3.8

ヴィランに韓国版ジョン・ウィックを立たせる韓国映画の荒業よ
悪徳大財閥 VS キザったらしいプロの殺し屋 VS 謎の女
に狙われるコピノ(韓国混血)の落し子フィリピンボクサーの完全巻き込まれヴァイオレ
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.7

犬猿の仲ならぬ呉猿の仲、ここに極まれり
だって類人猿キャツら徒党を組みやがる!?
本編中半分は人語を介さない"猿の地下惑星"にようこそ(言い過ぎ)
人間ドラマなんてしゃらくせぇ!!と『ゴジラ-1.0』
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春画先生(2023年製作の映画)

2.3

イケオジ先生による春画の魅力の押し売りに絆されたが最後、無垢な女を搦め捕る「變態の門」に入る
北香那の魅力一点だと当然この評価に留まらないものを秘めているが、「春画」をどの位置に持っていきたいのか?ラ
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市子(2023年製作の映画)

3.6

"ある女"の市子/52ヘルツを観ずにして「2024日本映画(厳密には23年度)」を語れないことをあなたは知っているか?(それだけの二作ユニバース)
そう、杉咲花・主演作で演技の面でもこの二作の"連動"
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パレード(2024年製作の映画)

3.2

『3.11』にあわせて作られた「地縛霊」の"シン解釈"のこの映画、邦画界にはこれを送り出す義があり意義があり甲斐性は果たしてあるのか
津波災害で命を落とした母親が死を自覚しようが死にきれないのは"息子
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.5

ペロリストは悪魔のハジメ
奇跡出産シーンこそを"卑猥物"とした日本映画界に呪いよ!!オ〜メ〜ン
ミスリード連発の「悪魔(のコ)受胎」を組織的に施した手堅き前日譚ゴシックホラー・鬼ババア館のシスター
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変な家(2024年製作の映画)

2.9

この片渕の世界の間取り図で
その間取り図には"狂気"と切実の"變"があるゲゲッゲ!?とくるジャンルが拡張するスペクタクル(◯族)・ミステリーサスペンス劇

特定できない配慮と言いつつ家の全景拡散するホ
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アインシュタインと原爆(2024年製作の映画)

3.7

"原爆の父"不在のアインシュタインが祖国ドイツ・ナチスに平和が侵されない為に"背中を押した"事による後悔と罪悪
そして「科学者」こそ政治と権力の為に踊らされる"道化"か"被害者"か?
後世に問う司るべ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

今となってその喝采を喜べる人間がいるのか
それか戦勝国と被爆国、一般大衆と科学者の違いを隔てるのか
ノーラン監督のほぼエンタメ性を排した社会派ミステリーは面食らうほどの"原点回帰"

2024年アカデ
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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

4.0

この映画を観る時に勘違いしてならないのは遠泳は"単身競技"なのではなく「チームスポーツ」だということ
キュバ⇔フロリダ間160㌔60時間遠泳
60歳、孤高の戦いではなく、アネット・ベニング✖ジョディ・
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ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男(2023年製作の映画)

3.9

キング牧師が立役者かのように語られる"あれ"の日の本当の発起人と実現も奔走したバイヤード・ラスティンという男の公的に憚るしかない時代のゲイのゲーム(愛憎劇)
も相乗して行われる"許されなかった弱者のた
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スペースマン(2024年製作の映画)

-

宇宙、異邦●に惑わされるな、これは「夫婦」の"教科書"的映画として流布してせんじよう
地球から観測の謎雲に1年単独探査に乗り出し半年経過で孤独にまいった宇宙飛行士が船内で地球外ビックモさんにであったぁ
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ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.6

Netflixに見初められしシンデレラでも時は残酷に過ぎた、上げて有頂天から落とされるのがお似合いよ!
とでも言いたげな"アンチ王道プリプリ(ンス&セス)ファンタジー・ドラゴンズ・ダークスリラー"
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.3

「フレメン同化編マッド・マント・プリンスの誕生」
永過ぎた丁寧過ぎた"序章"前作が明けて一公爵家の坊っちゃんに過ぎなかったのに家系が滅び追われる事で彼の壮大なる"リベンジャーズ"が幕を開ける
侵略に抵
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.7

いかがわしい顔のオンナといかがわしいアゴヒゲオトコが"魂のツガイ"を求めても誰にも聞こえない叫びをあげつつも必ず受け取った人が"次へ"と優しい手をさしのべる、こうあって欲しいと祈る「性善説」
DV、ネ
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.8

某「スーパーだった男」が俺、ガイルな髪型で自作スパイ小説から抜け出して澄まし顔で活躍してくれるかと思えば冴えないおっさん!?の理想と現実
か・ら・の!単純な巻き込まれ系を大きく逸脱する二転三転もする、
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カラーパープル(1985年製作の映画)

4.5

実家にいても地獄、嫁いでも地獄
不幸の根源の1人の夫と"推しが同一"だった件について
アグリー・セリーの"忍耐"と"刺激"と先見の「恋」との受難

黒人社会間で14歳で出産の目に合う牙が妹にも向こうと
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.6

ハリセンボン春奈の似てる人枠またひとり(おっさんですけど)。またもう一人芸人に似てる人が登場するハワイではなく「米領(アメリカン)サモア」(非サモア)のゆるい面々がマイ(ケ)ファスとマリアージュ・ワイ>>続きを読む

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.4

未来のスパイディ・レディースを守護するのはただ未来予知を頼りに盗難タクシーを駆り続ける女
予知できても戦闘力皆無なら大胆ドライビングテクに相談だ!?

そう、がむしゃらに突っ込めばどうとでもなる熱き世
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カラーパープル(2023年製作の映画)

4.0

元作で覆すことができなかった黒人間の怨讐の歴史がミュージカル・エンタメとなったことで覆い隠したもの、新たに"獲得"したものの大円団(なるとは言ってないよ?)

公開日に観る気満々でそれまでに元映画であ
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雪山の絆(2023年製作の映画)

4.6

皆(みな)の"血肉になる"という意義と意味を考えさせ生存者のみが「勝者」という短絡的では済まない構成と視点を与えてくれる傑作
1970年代の40人を収容の18〜40歳までの大学ラグビー部員と家族その他
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スペアキー(2022年製作の映画)

3.4

フランス流『パラサイト』(勝手に借りぐらし)は騒がしい大家族一家に辟易した少女の未来に向かって視界が拡がる出逢い
幼子3人はいて煩く放任的なのに貧乏だから家手伝いでてんてこ舞いのクズ10代少女は、小金
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ジャヌスとサムの酔っ払い道中(2023年製作の映画)

3.3

あの『バス男』(のジョン・ヘダー)なザ・アメリカン「ナード」な強烈ビジュアル主人公の予感再び
テーマは「酒」。飲酒問題が多発するフランス・ド・田舎町で自身の父親も飲酒運転で亡くしている主人公と幼馴染の
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のら犬(2023年製作の映画)

3.5

上下関係が出来上がってる幼馴染みの親友とは言えない愛犬を飼っていながら自分を「バカ犬」とばかりに見下げる悪縁に今こそ別れを告げるべき?
南フランスの古街でほぼ1日中働きもせずに一緒にいてぶらつく金魚の
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ジャングルのけもの(2023年製作の映画)

3.3

クラブに踊りもせずただ"あれ"を待ち続ける男、以前からそんなミステリアス男に興味を惹かれ素っ気なくされても親交を保ち秘密を共有する女
ただクラブ限りの恋とも愛ともつかないただ待ち続けるだけの"共同体"
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イヌとイタリア人、お断り!/犬とイタリア人お断り(2022年製作の映画)

3.8

フランス(に)亡命イタリア人となった祖父母の代を孫監督がその由縁を"神(創造者)の手"として度々参加する事に独特のユーモアとファミリーツリー(系譜)に敬愛を感じる壮絶実話(ベース)・ストップモーション>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.3

親不孝の息子どもよ、母孝行は生きているうちにしておきな?というアリ・アスターによる優しい優しい教唆。さもなくば・・・
他人に優しくないばかりかただ害を及ぼす終わっている無法地帯から出発する不条理系ブラ
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.4

ミスサスというより映画製作(仕掛け)側というより"演じるものたち"のリビドー……の(現実&社会問題)メタをもっと拡張できれば、あるいは!?
視聴者ではなく劇団員当事者たちを騙す事に価値のある大雪で交通
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