Qちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

Qちゃん

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デッド・セクシー 幽霊セックス(2018年製作の映画)

1.8

ポップなエンティティー霊体的なのを想像して観てガッカリ。。

なんて安い作りだ。。なんだろう、全くエロくないAVみたいな。。怖くもなければストーリー性もない、ついでに主演3人は脱ぎもしない。

演者た
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魅せられて(1996年製作の映画)

3.1

可愛いあのコは19歳の処女。誰に初めてをあげるのかしら?に、イタリアの片田舎の村が熱狂する。年を問わず男たちはみんな彼女に夢中。女たちはそんな男たちを憎しみの目を向けつつ、美しい村と自分の現実を見つめ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.6

もう何本目かも忘れたミッションインポッシブル。トムクルーズは、何歳になってもこういう役できる、そのイケメン具合と若々しさ凄くない?そういうの良い加減飽きたり成長がないから嫌ってなって脱落する人が多い中>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.4

また中々難しい話題にスポットライト当てようとしたなコレ。。

本作自体がそう言ってるが、バービーって、会社的には今でもますます、「女の子は何にでもなれるし何でもできる」ってフェミニズムを標榜し続けてい
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My Big Fat Greek Wedding 3(原題)(2023年製作の映画)

3.7

主役の女優さんニアの身の上話な実話を自身が主役脚本で舞台化した一人芝居がトムハンクス夫妻の目に留まって映画化した「マイビッグファットグリークウェディング」の第3弾。事実は小説よりも…だね、ほんと。そし>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.7

ロアルドダール原作「チャーリーとチョコレート工場」の前日譚。

内容は典型的でショボめなんだが、その内容をピッタリすぎる英国俳優たちで演じた時のマッチング具合と、マッチしすぎて生まれるリアリティからの
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.4

久しぶりの海外出張で、昔と違って離陸後も携帯や電波使えなくなった中、じゃあ仕事いいやと切り替えて機内でめちゃくちゃ映画観たQちゃんです🤗

評判良くて気になってた本作、もっとミステリー寄りかと思ってた
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

2.6

作為的すぎて反吐が出るこの物語。覚悟決めて仕組んでる側だけならともかく、そのシチュエーションになって、普通そんな反応にならない。マーゴもあそこまで頑張ったのにラストシーン何アレ。現実路線貫けよ。

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海底二万哩(1954年製作の映画)

3.6

ジュールヴェルヌの「海底2万マイル」の映画化。子供の頃に観てたビデオにこれの短い予告が入ってて、もう35年越しくらいでずっと気になってた作品。月日が経つの早くて怖いね。観られて嬉しいよ!

原作は小5
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ホーカス ポーカス(1993年製作の映画)

3.5

ケニーオルテガは監督作品も振り付けたダンスも、罪がなくて良いよね。

良くも悪くも、いかにもアメリカ中南部的な保守的カトリックな発想がベースの、アメリカ80sジュブナイルvsセイレムの魔女。

魔女の
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映画ざんねんないきもの事典(2022年製作の映画)

2.8

書籍で大人気の「ざんねんないきもの事典」をなんとか映画にしてみた感じ。短編3本のオムニバス形式。でもどれもあんまり残念さの小ネタにフォーカスした作りにはなっていない。

1つ目のコアラの冒険は、ウォン
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レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

3.3

アキカウリスマキ監督の、まさかのレニングラードカウボーイズ2作目。

1作目以上に資本主義及び社会主義、全体主義批判。加えて今回はキリスト教批判も。

ネタが濃すぎてたまに分からない。前回の方がずっと
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

5.0

やっと、やっと観た。

男と男性優位社会に、理不尽に押し潰され、ひしゃげられてきた賢く魅力的な女性たち。

状況と反比例するように表情が明るくなって心が開放されていく2人に、もはや涙が止まらなかった。
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.7

毎度ながら、アリアスター作品って、家族イヤみがすごい。愛憎と束縛と、逃げられない息苦しいがんじがらめ感がすごい。

元々の不安障害に、怪しい処方薬に、外的要因の過剰なストレスに、ドラッグにと、そこここ
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映画ドラえもん のび太の宝島(2018年製作の映画)

3.6

冒頭やあと話付近ではスティーブンソンの宝島と紐づけつつ、特に本質的な宝島らしさってのはない。

結末の落とし前の付け方が雑とか、乗組員の選定基準や手下のしつけや質どうなのとか、いろいろあるはあるけど、
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

漫画「岸辺露伴、ルーブルへ行く」の映画化。岸辺露伴は動かないシリーズの一環として作られて嬉しい。

高橋一生の岸辺露伴、もう板につきすぎてる。めっちゃ露伴。露伴のカッコして、リアルにパリで小さな丸サン
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

3.4

ウィッシュの前段上映。いかにも100周年的な、敵味方含め全作品の主要キャラ大集合。悪意なくみんなで集ってるアウトテイク的な感じ、ちょい気恥ずかしいけど楽しい❤️

大好きなズートピアペア&フラッシュが
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.2

ギレルモデルトロ、こんな美しいファンタジーも撮れるんやな。。

話題になってた時に見逃しててようやく観られたってのもあって、なんとなくの内容や、話せない女性とダグジョーンズ演じる半魚人との恋ってのは知
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.3

ディズニースタジオ創立100周年記念作品ということで、いかにもな作り。逆に無難すぎて、作品的な特徴や良さが少ない、残念な出来。

話は途中で捻じ曲がっていくし、ズートピアの精密さからは考えられない、一
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海底軍艦(1963年製作の映画)

3.3

暗い海底の怪物、特に龍っていう構図が好きで、ゴジラでたびたびマンダの姿だけは見てて、ずっと気になってはいたが、なんとなく放置してた本作。

円谷作品って、特撮や禍々しい怪獣造形はもちろん、戦後すぐから
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.6

作業の片手間で観られると思って、今さら見ちゃった、これ。

しかし、、これ、、
内容だいたい知ってたけど、
いやこれ、、
みんな確かにこれ公開された当時言ってたけど、
ほんまこれ、、
よく、ラドクリフ
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At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.4

なにこの会話!気まずって思ってたら、むしろキモっ!😓

「おとなの事情」の、友達じゃないからハナから会話すること自体にやや気持ち悪さがある版。そして日本人特有のあえてのスルー力が気持ち悪いイヤーな方向
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フッテージ(2012年製作の映画)

3.2

教訓: 曰く付きの家には住むな。

U-NEXTが各映画に対して記載してる「見どころ」が結構辛辣で面白いんだが、本作に対して「ケレンミたっぷり」と書いてたのにウケた。間違いない。

数多すぎるスナッフ
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.2

クー!やあみんな!

旧ソ連の伝説的カルト映画といえばキンザザ。
キンザザといえば旧ソ連の伝説的カルト映画。

とうとう観た。

まさかの、最後には感動するなんて。感動するなんて。。←大事な事なので2
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.3

おデブちゃんで自己肯定感低めの女子が、頭打って自分が綺麗に見えて自信に満ち溢れたら、人生変わった。

想像してた通りの内容だったけど、なんかちょい前風のコメディ的な、元気出る軽い内容なんでまあ気持ちが
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.2

ネタバレなしで見出して、なんの映画だコレって観続けて、げっそりです。

なんだコレ、くっら!!
なんでこんな救いのない暗い話見続けさせられたわけ?

即席遊園地の古くささ、安っぽさ、ボロさと一種の禍々
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.6

ケネスブラナー版ポアロシリーズ3作目。

オリエント急行、ナイルと来て、ABCかアクロイドとかかと思ってたら、ハロウィンパーティー?舞台もヴェネツィアに変更。原作は未読。なんか三谷幸喜のポアロもだけど
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クローブヒッチ・キラー(2018年製作の映画)

3.4

犯行現場に巻き結びを残していくシリアルキラー。犯人はもしかして自分の父じゃないか。。という、ちょこちょこ見つかる裏窓ジュブナイル版的な内容の、矛先がまさかのパパと分かった予告編の時から観たかった作品。>>続きを読む

大学での出来事(2020年製作の映画)

3.7

突然日常に降りかかる銃撃事件。巻き込まれ、なんとか隠れた女生徒の恐怖の23分。

23分でも胸がいっぱいいっぱいです。もう勘弁してと思って時計見たらまだ5分で辛かった。。90分の「ウトヤ島、7月22日
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向かいの窓(2019年製作の映画)

3.8

アカデミー賞短編賞受賞作。分かるわ。

映画のタイトルで「向かいの窓」って言われたら、否応なくサスペンスかな、観ちゃいけない何かを観ちゃって大変なことに、、ってことを想像しがち。

違った。

隣の芝
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劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕(ばくたん)(1999年製作の映画)

3.3

ルギアが、思わずハッとするほど、めちゃくちゃ良いこと言ってた。

「一緒に住んでいるからこそ壊してはいけない。相手の世界」

共存に大切なのは、互いを尊重し、それぞれの大切な領域を侵さないこと。

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現金に手を出すな(1954年製作の映画)

3.5

現金と書いて「げんなま」と呼ぶ有名映画2本のうち1本、かつ元祖。

フランスギャングのノワール映画。引退前の最後の大仕事を成功させたのも束の間、身内の些細なヘマから金も仲間も失うことに。

本作はスト
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THE LAST BROADCAST ジャージー・デビル・プロジェクト(1998年製作の映画)

3.2

POV元祖と言われる「ブレアウィッチプロジェクト」に1年先んじて制作され、初のネット配信にて公開されたという、知る人ぞ知る本作をついに鑑賞。

原題のthe last broadcastより確実に食指
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アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.2

山内マリコ原作。この人の作品て、「アズミ・ハルコは行方不明」にしても「ここは退屈迎えに来て」にしても、タイトル見ただけで作風と内容が大体伝わってくるのが、ある意味すごい。

ひとつは、何もない田舎。
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.4

ふう、レッドドラゴン観た後のすみっコぐらしは格別だぜ。。(ウソ)
相変わらず乱高下の激しい映画鑑賞ライフです。

さて、すみっコぐらし。

ずっと知ってたけど全然興味なかったのに、キッズコンテンツとは
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レッド・ドラゴン レクター博士の沈黙/刑事グラハム 凍りついた欲望(1986年製作の映画)

3.6

ハンニバルレクターが初登場する、トマスハリスの原作としても、映像化作品としても、記念すべき1作目。刑事グラハム、まさかのCSIのグリッソムじゃん。若っ!

作りはメッタメタに時代を感じる刑事ドラマ仕立
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