ハコニワポップさんの映画レビュー・感想・評価

ハコニワポップ

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殺し屋1(2001年製作の映画)

4.0

よくもまあこんなもん実写映画にしようと思ったな。そして観に行く方も観に行く方だ(笑)。原作のあの何とも言えない気持ち悪さをかなり再現できてるんじゃなかろうか。イチを大森南朋にしたのはかなりのヒット。

来る(2018年製作の映画)

4.2

原作より映画の方が面白くなってしまうことがあるんだけど、これはそのパターンかな。あらゆる方法で精神を参らせてくる演出が巧み。小松菜奈の霊能力者役がとても良い。夫婦間のサイコなすれ違いが最高に気味が悪く>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.5

王様のブランチで渡部がすげえネタバレトークで紹介してたのはいまだに許してない。その時まだ見てなかったんだぞ俺。

犬王(2021年製作の映画)

5.0

女王蜂の音楽と松本大洋のキャラで古川日出男が作った話でデビルマンクライベイビー的な感じになるのならまあそれは観に行っちゃうよね、ということで劇場で観ました。劇場で見ないとだいぶ魅力が伝わらない部分があ>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.5

期待してたよりもうちょい良かった。二次創作出まくったのはやはり鬼太郎父の魅力なのかな。昼行灯っぽいヒーローはやはりカッコ良さが割増になるよね。日本特有のムラ社会のじめじめとした因習をええいもう知るかや>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.5

いや、個人的にはかなり好きですよこれ。色んな方向から酷評もあるけども、宇宙人なんだから色々ヘンなのは仕方ないし。ゼットンがあんなんなっててもそれはまあ良いじゃないですか。大巨人がものすごい質量のエネル>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.5

まあ確かにホントに仮面ライダーが戦った場合かなり痛いシーンの連続にはなるわな(物理的に)。昭和ライダーのダークな感じとチープな感じが程よく再現されてて心地良く見られました。庵野秀明にお金いっぱい使える>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

無事に完結したなあ、という感慨。それだけでも満点で良いでしょう。何よりも不穏な終わり方じゃなくて良かった。庵野秀明頑張ったな、という拍手が脳内で沸き起こります。良かった良かった。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

これ公開されてた時にちょうど妙な病気(他人に伝染るような感染症じゃないすよ)で体調崩してて、微熱で浮かされながら「シン・ゴジラが観たい…」と訴えて奥様と劇場に行った記憶が。まあ正直「エヴァじゃん」で片>>続きを読む

劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME(2020年製作の映画)

5.0

大傑作です。この後のスピンオフ的な作品は全部要らなかったんじゃないのかなあ。これでハッピーに終われば良かったのに。とにかくゼロツーが出てきてからが最高過ぎる。いまだに何か疲れが溜まったりするとサブスク>>続きを読む

仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ(2010年製作の映画)

5.0

そもそもWが大好きなところにもってきてこの映画はホントに出来が良いので通常版と3D版両方観に行ってさらにサブスクでも見てしまった。とにかくライダーの戦闘シーンが多くて良い。けれん味たっぷりの台詞の応酬>>続きを読む

CASSHERN(2004年製作の映画)

3.8

これね、前半までは傑作だと思うんですよね。後半で「あれ?予算が足りなくなってきました?」と思ってしまうあの感じが勿体ない。借金しまくってでもバリバリに映像に金かけてほしかった。

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

4.0

岡崎京子作品の映像化については大失敗も無ければ大成功も無いと思ってるのですが、これは比較的成功に近いかな。少なくともあのセイタカアワダチソウの川辺とか夜の橋の上のシーンが具現化されてるのをスクリーンで>>続きを読む

宇宙からのメッセージ MESSAGE from SPACE(1978年製作の映画)

4.0

これはものすごいパクリっぷりで清々しいくらいですよね。某SWを里見八犬伝と混ぜて「私が考えました」ってドヤる最高のバカ映画です。

ベイビー・オブ・マコン(1993年製作の映画)

4.0

趣味の悪いグロをピーター・グリーナウェイ特有の映像と音楽で塗りたくって「どうぞお召し上がり下さい」と恭しく差し出された的な映画。「食えるか!」という方もいれば「これはなかなかの珍味」という方もいるかと>>続きを読む

コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

4.0

ピーター・グリーナウェイ版の『注文の多い料理店』とでもいうか単なるドロドロ昼ドラというかもう何だかわからんけどまあもうそこはピーター・グリーナウェイなので映像の世界にはまり込んでうはーってなってれば良>>続きを読む

ZOO(1985年製作の映画)

4.0

確かあれよね。色々な生き物が腐敗していく様をただただ観察する兄弟の話よね。ピーター・グリーナウェイの名を知ったきっかけになった作品。もう一度見直したかったのにレトロスペクティブ行き損ねたんだよなあ。

プロスペローの本(1991年製作の映画)

4.0

ピーター・グリーナウェイ作品は、見たことは覚えてても内容が思い出せなかったり説明できなかったりするのでレビューも何もありゃしないんだがとにかく映像も音楽も全ての世界観が綺麗でグロくてひどくて美しいんす>>続きを読む

ロック公国/ジャゾンIII世(1984年製作の映画)

4.0

え?検索引っかかるの?公開当時観に行った後はビデオも円盤もサブスクもましてや再映も全然無かった映画なのに。ロックスターになるか殺されるかの二択という頭のおかしい国のお話。こういうのが見られたから当時の>>続きを読む

江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間(1969年製作の映画)

5.0

検索でこの映画出てきたのがまず笑った。「おかーさーん!」でおなじみの恐怖奇形人間です。これ名画座でかかったたんで幸い(幸い?)劇場で観られたんだけど完全に脳がバグりますね。この満点はよくもまあこんなも>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

5.0

これを好きと公言してしまうことに若干の危険性を感じなくはない、というくらいに心理的にもモラル的にハードな描写が多い映画なんだけど、何ならヤバい場面すらアーティスティックに見えてしまうところが本当にヤバ>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

4.5

スティーブン・キングは相当気に入ってないらしいけどすごく良い作品。深層心理に負荷をかけ続けられる映像の連続で全く気が休まらないマジ怖映画。いかにもキューブリックらしい硬質な恐怖。

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.2

お見事。絶対的君臨者が加速度をつけて落ちていく過程を丁寧に描く佳作。細かい心理描写と細かい映像表現で見せていくスタイルなのでボケーっと見てると色々と見逃すので注意。オチのあれを幸せと思うか哀れと思うか>>続きを読む

シリアル・ママ(1994年製作の映画)

4.2

ジョン・ウォーターズ入門編的な?かなりポップでかなり笑える作品。「Rewind!」は笑った。

眺めのいい部屋(1985年製作の映画)

4.0

公開当時何でこれ観に行ったんだっけな。個人的な趣味からすればすごく真っ当なお話なので観に行くにあたってのモチベーションが少ないはずなんだが。まあそれはそれとして地味ながらとても良い作品。そしてヘレナ・>>続きを読む

ソウ(2004年製作の映画)

4.2

目が覚めたらデスゲーム的なやつの走りなんすかねこれは。公開当時観に行った時はオチでうわ!ってなった。少ないアイテムで最大限の効果をあげてる脚本と演出は素晴らしいと思います。続編は一切見てないんだけど出>>続きを読む

CUBE(1997年製作の映画)

4.5

面白い。アイデアの勝利ですねこれは。しかも映像化向きなお話。仕掛けのある密室から脱出する系は死ぬほど作られてるけどこの作品はやはり白眉。日本版リメイクがクソダサいらしいのでそっちも見てみたい気もする。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

今のところ2024年のぶっちぎりベスト1映画。5点満点のところ10点付けても良いくらい好き。ポリコレって何それ美味しいの?的な部分がクローズアップされがちなんだけど、視点は常に冷静だし、お話自体はけっ>>続きを読む

デッドゾーン(1983年製作の映画)

4.5

クローネンバーグで万人に勧められるのってたぶんこれくらいですよね。スティーブン・キングの原作をけっこう忠実に再現してるんじゃなかろうか。異能力者の孤独と悲哀ってことで言えばまあ確かにクローネンバーグ的>>続きを読む

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.5

これも名画だよねえ。ブライアン・デ・パルマのキレの良さがハードボイルドなストーリーとよく合ってテンポがとても良い。そしてキャラクターが全員魅力的。アンディ・ガルシアはカッコ良かったよなあ。戦艦ポチョム>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

これは邦題に騙されてて長いこと食わず嫌いだった作品で、爽やか感動ストーリーかと思ったらめちゃめちゃ痛快な大逆転ストーリーだったなんて…。まあスティーブン・キングだし話は面白くないわけはない。ていうか見>>続きを読む

タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

食わず嫌いの最たるものがこれ。絶対見ることはないなあと思ってたらうちの奥様に誘われて「まあいいか」くらいな気持ちで観に行くことにしたんだけど見たらびっくりの超名作でした。細部まで気をつかいまくった美術>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.5

まああえてここで書くほどのこともない名作。あの時代のサイコスリラーはこれと羊たちの沈黙がたぶん双璧なのかな。ラストのあの場面で見てる自分の顔が歪んだのはいまだに覚えています。

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

4.5

デビッド・フィンチャーにしては地味なんだけど、これすごくよく出来たスリラーだと思います。すごくストイックで最低限のアイテムだけで最後までドキドキ感を維持出来てるのはさすが。

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

5.0

個人的にはこれが世界一恐ろしいホラー映画です。犠牲者がやられるシーンの起伏の無さが本当にめちゃめちゃ怖い。ちょっと台所でお塩取ってきますね、くらいのノリで襲われてる。レザーフェイスの単なる捕食者感が震>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.2

この映画の魅力は結局は役者の良さってことになっちゃう気がする。この時期のナタリー・ポートマンを映像に収められただけでもタクシードライバーのジョディ・フォスターとかペーパームーンのテイタム・オニールとか>>続きを読む

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