きんぽうげさんの映画レビュー・感想・評価

きんぽうげ

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17歳の肖像(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

英国の優秀な17歳は、大人の世界を夢見ていた。ボーイフレンドはいるが、どうも幼すぎる。そんなある日、大人の男に引っ掛かってしまった。こんな世界があるのかと、常に驚きの連続である。どうも下心があるなとい>>続きを読む

17歳のカルテ(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

精神病院に入れられたわけは、アスピリン一瓶とウォッカ一本を飲み、瀕死の体になったのを、自殺と捉えられ、その説明が訳が分からないと判断されたためである。訳が分からないと、精神障害とされる。
反社会的行為
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疑惑のチャンピオン(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

監督名で借りた。面白かった。
ツールドフランスに七連覇を果たしたランスアームストロングという人の薬物疑惑問題を取り扱った物語で、組織とか社会とか、色々と考えさせてくれるテーマがある。ガンを克服した経歴
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人生は狂詩曲(2014年製作の映画)

2.8

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どうもベルギーのミュージカルらしい。アメリカのミュージカルとは様子が違う。普通のセリフの方が多い。
ポイント、話の切り替わり目の時、歌が入るのでは?
吹奏楽の欧州選手権という競い合いが中心で、ベルギー
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

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暗いトーンの画質。荒れ果てた土地。関係による食い違いと劣等感。そういったものが入り混ざった夢の中の出来事のようだ。元来、村上春樹の小説の中には、北朝鮮との国境にある村の感覚は無いだろう。それを、敢えて>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アイルランドのダブリンが舞台。音楽で身を立てる人って、どのくらいいるのだろうか?いわばサクセスストーリーの序章といったところか。こういう出だしでした、という思い出話の脚色である。国を出たい気持ちはどう>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

サイコパス、連続強盗殺人事件。これらの言葉がつくりものの世界ではなく、現実の社会で起きている事が、本当は恐怖である。
サスペンス映画として見るならば、さすがに黒沢清、と唸らせる力ある。過去の事件の過失
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

韓国映画は昔から祈祷師とか巫女が、よく登場していた。それだけ霊の存在を信じている事の表れであろうが、今回は壮絶であった。というのは、結果としてよく分からない部分が残ったからである。目に見えないものの存>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

日本語字幕のバージョンがなく、馴染めず、作品の良し悪しを左右したように思える。これも一つの経験として面白い。五感に関わる事実である。見て理解するのと聞いて理解することの違いである。そこに動作が加わる。>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

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典型的なゾンビもので、追いかけられる怖さを車両を使ったアイデアは、閉ざされた世界に拍車をかける。それぞれのキャラクターの設定もしっかりしていて、犠牲になっていく、次から次への人の思いも焼きつけられる。

彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

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原発の被害を表面的ではなく内面的に描くと、このようになるのかなと思わせてくれた。かなり気に入った作品に仕上がったと思う。そこで僕らが何かを出来るわけではないが、考えさせてくれたという意味合いは大きいと>>続きを読む

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