はんさんの映画レビュー・感想・評価

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ミッシング(2024年製作の映画)

3.8

現実で起こり得る話だからこそ観ていて辛い。幼き娘を探す夫婦、行方不明事件を追う記者。「悲しい」より「悔しい」という感情になる作品でした。電話のシーンが悔しすぎて1番印象に残った。映画としては良いことで>>続きを読む

ソイレント・グリーン デジタル・リマスター版(1973年製作の映画)

3.8

デジタル・リマスター版を鑑賞。
1973年製作の近未来SF映画とのことで、舞台は2022年ニューヨーク。とにかく人間が溢れてる。週一で支給されるソイレントグリーンという栄養食、他の色もあるのは笑った。
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愛の渦(2013年製作の映画)

3.2

Netflixにあったので久々の再鑑賞。
乱交パーティの話で2時間越えは飽きそうな印象だが、割と人間ドラマ多めでなんだかんだ観れてしまう。ただ登場人物全員に何の感情も抱かず終わってしまった。キャストが
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ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

3.8

過保護に育てられたパンクロック好きの女性が警察から逃げている男を匿ってから人生が変わる話。2人の関係性も観ていて楽しかった。レコーディングシーンも良い。彼女が自分を否定したときに言った彼の言葉が最高に>>続きを読む

胸騒ぎ(2022年製作の映画)

4.0

終始不穏な音楽が流れており、終始「嫌だな...」という気分が続く映画でした。タイトル通り、胸騒ぎがする感じ。ホラー映画として良かった部分は多々ありました。オチまで観て知ってしまったので2度の鑑賞は難し>>続きを読む

さよなら渓谷(2013年製作の映画)

3.0

夫を殺人事件の共犯として報告したのは何故なのか。明かされていく夫の過去と妻との関係が1番の見どころかと思います。主な登場人物の言動が終始おかしくて理解困難。女性目線だからか理解できない内容多め。男性で>>続きを読む

悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.8

長野県のとある町にグランピング施設を建設しようとする企業と地元住人の話。冒頭は「何の映画観てるんだっけ」感から始まって心配ではあった。企業と住人の掛け合いなど、少し笑えるシーンもあったところからのこれ>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

4.2

古本屋の女の子、街中華、漫画の聖地巡礼、舞台のポスター、ライブハウス、古着屋で読書、映画監督、恋バナ、下北沢の街並み。私の好きが詰まった映画でした。不器用な主人公の日常が魅力的に感じました。下北沢の街>>続きを読む

愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

3.0

Netflixオリジナル作品。
モデルとなった北九州監禁連続殺人事件の要素はあるが、全体的に園子温監督の世界観が強め。自殺サークルみもあり、冷たい熱帯魚みもあり、監督の作品が好きな方には好まれそう。風
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.0

藤井道人監督作品ということで、普段あまり観ない青春恋愛映画を鑑賞。登場人物みんな良い人過ぎる。この映画を観た人は恐らく帰り道にミスチルを聴いて、帰宅後に岩井俊二監督のLove Letterを観るのだろ>>続きを読む

異人たち(2023年製作の映画)

4.0

死別した両親、孤独な主人公、突然訪問してきた男性。ラストの衝撃が強かった。ただ綺麗な終わり方で、観て良かったと思えた映画でした。ネタバレなしでの鑑賞をオススメします。こちらは邦画のリメイクとのことなの>>続きを読む

法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.5

前半の「無辜(むこ)ゲーム」のせいか、勝手にゆるく観れるような映画だと思っておりましたがきちんとしたミステリー作品で良かったです。杉咲花さんが最後笑うシーンが恐ろしく怖かった。後半の法廷シーンは目が離>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.5

映画館で観れず配信を楽しみにしていた作品。鬼太郎誕生前の話。途中、何の映画観てるのかわからなくなったけど終盤が良かった。「水木」の発音が「み↓ずき」だったことを知った。設定もまぁまぁ気味悪く、アニメだ>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

3.5

古田新太「疲れたな」
こっちは観てて疲れたよ!!!!
誰が悪いのか、どうしてこうなったのかわかってる視聴者から観て中身は疲れる。でも全員のそれぞれの想いは悪くないものなのかなと...
漁師見習いみたい
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マンティコア 怪物(2022年製作の映画)

3.5

予習で鑑賞したマジカルガールで察してはいたが、だいぶ暗い映画だった。いや、こっちの方がマシではある。常に主人公の目がギンギンで怖かった。劇中、描かれていない疑問点もプラスされ後味が悪い。後ろからいびき>>続きを読む

キラー・ナマケモノ(2023年製作の映画)

4.5

なにこれ...面白すぎた...!
映画館でこんなに笑ったのは初めてかもしれない。戦いのラストも最高過ぎて、友人と同じタイミングで身体を前に倒して笑った。グロシーンはカットされているので安心して映画館で
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.0

現代の歌舞伎町を舞台にしたアクション映画。原作は未読。銃撃戦は観てハラハラ...しないくらい冴羽獠が強すぎるが、観入ってしまった。ピッピッピって鳴る系の首の爆弾大好き。エンディング曲がちゃんとGet >>続きを読む

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.8

マンティコア怪物が観たくて予習鑑賞。
全員救われなさすぎて驚いた。
想像していたラストと違ったので嬉しかったのは事実。どんなお金の稼ぎ方したのかは想像できるが全部カットされているので残念。欲しかった衣
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陰陽師0(2024年製作の映画)

3.2

CGがかなり使われており、映像が綺麗。特撮チックな内容で私は楽しめました。主な登場人物も多くないので混乱せず。シリーズ物でもいけそうな設定なので、1本の映画だと勿体無い気がしました。安倍晴明はほぼ瞬き>>続きを読む

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

4.2

世界観が好みだった。設定も面白い。
なんといってもミア・ゴスの役のキャラクター、演技が素晴らしかったです。周りの人間に巻きこまれクローンを作ることになる主人公はその後ミア・ゴスの乳を吸うことになるなん
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.8

オーメン1のみ鑑賞し挑みました。
ダミアン誕生までの話。途中から少し先がわかってしまうような進み方だったかも...?出産シーンに荒めのモザイクがあって笑った。ネタバレ踏んでも楽しめそう。ダミアンが出る
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ザ・タワー(2022年製作の映画)

3.0

様々な人種が住む団地の外が真っ暗な闇に。
電波は届かないのに何故か電気が付くという設定が謎で面白かった。食べ物にも困り、人種差別や性差別が始まり建物内は大盛り上がり。人種差別系があまり得意ではないから
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マシニスト(2004年製作の映画)

3.0

ジャケ写にある気味の悪いポーズは映画序盤に出てきてしまうという驚き。1年間寝ていない機械工場で働く主人公。1回観ただけでは理解できないところが多々あるが解説を観て納得。確かに伏線が多い映画だった。主人>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

3.0

某有名大学を卒業した主人公が銭湯でバイトをするが、その銭湯で殺人が行なわれていた。良い大学入ったからって必ずしも大企業に勤めなくても良いんだよっていうメッセージですかね?笑
劇中歌が良く、アクションも
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アレックス(2002年製作の映画)

3.8

友人と鑑賞。
時系列が逆に進むので1人で観てたら序盤で挫けてたかも。最初20〜30分くらいのグルグルとしたシーンを過ぎるとやっと状況がわかってくる。痛々しい暴行シーンが長い。目がチカチカするから光注意
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貴公子(2023年製作の映画)

3.8

母親の治療費を工面してもらうため父親を探す青年がひたすら可哀想な映画。いつも笑顔が絶えない貴公子は天然なのか否か。カーチェイスやアクションシーンあり。エンディング途中も少し続きがあります。観終わった後>>続きを読む

ファウンド(2012年製作の映画)

4.2

面白いだろうと予想はしていたが、予想の3倍は面白かった。弟くんがとても可愛い。ラストは「1人で観なくて良かった」と感じさせられる作品でした。劇中、弟とその友人がホラー映画を観るシーンはこちらから観ても>>続きを読む

オーメン(1976年製作の映画)

4.0

養子の少年、ダミアンが5歳を迎えた頃に周りで怪奇現象が起こる。試写会にて初鑑賞。悪魔ホラーではあるが、悪魔っぽい見た目ではないところが良かった。ラストが気になったので続編も観てみたいと思います。来月公>>続きを読む

プリシラ(2023年製作の映画)

3.2

スーパースターと14歳で出会い、大恋愛。
個人的にラストが良かった。髪色や化粧、彼色に染まる女の子がその後どうなるのか。60〜70年代の映画だそうで、劇中で流れてる曲が私は好みでした。女の子が人形みた
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わたしの魔境(2022年製作の映画)

3.0

フィクションも交えたドキュメンタリードラマ。実際の事件を調査した方、携わった方のインタビューが劇中に挟まれてます。宗教団体との出会いやがとてもリアル。傍から見て加入者に対して理解はできないが、人間弱っ>>続きを読む

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