shikihanさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

2.6

フィンランドのファンタジー。子供の頃の夢を叶えます(ちょっと冒険付きで)な、映画。かわいい、きれい、楽しい、ワクワク、ドキドキが全部詰まってる。ちょっと夢を見たい、そんな時に観たくなる、思い出す、映画>>続きを読む

僕達急行 A列車で行こう(2011年製作の映画)

2.8

森田芳光の遺作というので見てみた。ほんわかで、台詞回しや間の取り方などが「ザ・昭和」な感じ。しかも昭和の前半な感じ。狙ってるのかはわからないけど、ストーリーのほんわかと相まって独特の空気が生まれてた。>>続きを読む

独裁者と小さな孫(2014年製作の映画)

2.7

とある国の独裁者がクーデターに遭い幼い孫と亡命しようと国を逃げる、まぁ、ロードムービーのような逃亡劇。
その過程で、自分の独裁者っぷりを嫌というほど聞かされる。
この映画の微妙なとこは、独裁者の独裁者
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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

2.6

バカバカしく楽しく景色と風景がきれい。
笑える。
スピード違反取り締まりカメラで撮った宣伝写真が最高にカッコいい。
バカバカしさに身を委ねて楽しんでください。
みんな髪の毛切ったらイケメンさんだね、き
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誰がため(2008年製作の映画)

2.5

デンマーク のドラマや映画が好きなんです。たんにそれだけで見たのです。ごめんなさい。よくわかりません。
第二次世界大戦と、ひとくちに言うけれど、国が違えば起きたことも視点も被害も加害もみんな違う、当た
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トゥー・ラバーズ(2008年製作の映画)

2.8

ホアキン・フェニックスだから、で見ました。
まー、なんかいろいろ腑に落ちない展開です。
そもそも、レナードの良さがイマイチ分からないので、何でいきなりそんな一気に頼れる友達になる?とか、根本的なとこに
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水曜日のエミリア(2009年製作の映画)

2.4

人が大切な人を亡くしたとき、いつまで悲しみにひたっていていいのか? いつまでその悲しみを理由に自分の殻に閉じこもっていていいのか? いつまでその悲しみに対して周囲は腫れ物に触るように接するべきか?
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100歳の華麗なる冒険(2013年製作の映画)

2.6

淡々とブラックなユーモアをぶち込んでくるし、都合いいように転がしてるし、何故誰も疑問を持たない?などツッコミどころ満載ながら、それなりに楽しめるのは老人だからだろうか。
簡単に人が死んでくし、お咎めな
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.0

クソオヤジと優等生な子供。
接点は孤独。
オヤジのクソさダメさ汚さズルさが、せこくてせこくて、それが後半生きてくる。
こんなにいい人を隠していたなんてね。
最後にみんなが家に集って自然に家族みたいに食
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.0

ずーっと見たいと思ってたのに観るチャンスがなく、やっと見た。女2人のロードムービーで、楽しくハッピーなんだとばかり思ってたら…
途中から、アクセル全開、どんどん転がっていく。加速度を増して転がりだすと
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

2.3

ブラッドリー・クーパーが好きで見たのですが、予想外におもしろかったです。
普段、オチがわかりやすいコメディテイストなものは見ないので、たぶんジム・キャリーをまともに見るのは初めてかも。
オチは想像通り
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天国の日々(1978年製作の映画)

2.7

映像がきれい。特に光のとらえ方がきれい。あとから、ほぼ自然光で撮影したことを知りました。ストーリーは、うーんなんだかなぁ、ですが。
何故、貧乏なのにリチャード・ギアは三揃いを着てたり、トレンチコートっ
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

2.7

どこかブチ切れて破滅に向かう役をやらせたら、サイコーなディカプリオ。その華やかと派手の裏にある寂しさ虚しさを感じさせる役をやらせたら、ホントにディカプリオ、サイコー。
最後がかなしいよなぁ。

きみといた2日間(2014年製作の映画)

2.5

なんかまぁ、あり得そうなんだけど、絶対にあり得なさそう。そもそも危険過ぎるだろ、それ。
あと、汚ねえよ、それ。
というのが気になって気になって。映画とはいえ、気になる。
ラブコメとしては、いいかな。軽
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オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

2.5

「ドライブ」が好きだったので、見てみたけど、うーん。映像や色、音楽は「ドライブ」だけど、根本的にストーリーに納得できないんだよねぇー。欧米人が考えるアジアってこんな感じでしょな視線とか、なんか全般的に>>続きを読む

真夜中のゆりかご(2014年製作の映画)

3.0

正しい、幸せと思い信じていたことが、悪、ダメな人たちと信じていたことが、根底から覆る、そんなストーリー。

プレイタイム(1967年製作の映画)

2.5

何にも知らないで見てて、何がどうで話も仕掛けも台本も台詞もどう楽しめば何を見れば?ってオタオタしてたのに、いつのまにか、箱庭の中のジオラマ眺めている感じで、音の室内と外との使い分けが面白く、レストラン>>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

2.5

人は愛がなければダメになるけど、愛だけしかないと生きてはいけない。
正方形の画面からワイドになるまたら戻るという心境とシンクロするかのような使い方、色の派手さと光のトイカメラっぽさとか、好きだし印象に
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わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

2.7

こんなトレッキング、本当にあるのか?とまずはそっちに驚く。中継点に郵便や荷物が届くこと、靴を送ってくれること、システムが構築されてて面白い。
最初が痛過ぎて見続けていけないかもと不安に思ったよ。はぁ、
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ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)

2.6

自分探しのロードムービーなのに、なんか変なのは、自分探しもロードムービーもたいていは主人公が自ら探すなり旅の目的を持っているのに、この主人公はそのどっちもないから。
どうして仲良くできてるのかわからな
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

2.7

学校とは、教育とは、親とは、家族とは、社会とは…と、あれこれ考えてしまう。でもきっとこの「特異」と言われてしまう経験は長い人生で役に立つに決まってるだろうな。たんなる野生児ではなく、勉学は学んでる。あ>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.0

何が何してこうだからこうなりました、という話ではなく、他人様の家族の日々の生活を俯瞰しながら見てる感じ。みんな心にいろいろ抱え、感じてて、口に出す言葉がその本当のことを語ってるわけじゃない。でも、みん>>続きを読む

パワー・ゲーム(2013年製作の映画)

2.1

予想通りの展開。
「チャームド」のコールが!ってとこが個人的な盛り上がり。
あそこでミーチャムが追いかけてこないで野放しに翌日までってのは、あり得ん。後半の展開が詰めが甘いなぁ。
ゲイリー・オールドマ
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われらが背きし者(2015年製作の映画)

2.1

裏切りのサーカスが面白かったので期待したんだけど、なんか微妙〜。そもそもそんなに一般人が度胸座るか?ってとこが、入り込めない。

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.7

プレーンなアクション映画と思いきや、家族と人生の話。
細かい伏線も全て回収されて謎も疑問もスッキリ。
そして、構図やちょっとした小道具も計算されててあらゆるものに無駄がない。ジグゾーパズルの最後のピー
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バレンタインデー(2010年製作の映画)

2.5

ブラッドリー・クーパーが好きなので見たいとは思いつつ、見てなかったのを機内で見られてラッキー。
あー「エイリアス」のシドニーとティッピンが出世して同じ映画に出てるよ〜と、感無量。(わかる人にしかわから
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運び屋(2018年製作の映画)

2.6

ブラッドリー・クーパーが好きなので見た。クリント・イーストウッド歳とったなぁが最初の印象。歩き方が老人だ。まぁ、年齢的にも老人なんだけど。その老人が過去の人生の罪滅ぼしと面白さのために、運び屋として稼>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

2.8

正しいロードムービー。傷を抱えた全く違う人生を歩んでいた2人が出会い、旅の過程で触れ合う人たちを巻き込み、優しさや前向きさ、やり直せることなとが伝わります。家族を亡くした喪失感を抱えた人たちが、新たな>>続きを読む

アド・アストラ(2019年製作の映画)

2.1

途中まではいいんだよねぇ。あー、大きな画面で見れば良かったって後悔するくらい。映像や構図、セリフの行間とかに、キューブリックへのオマージュを感じる。でもねぇ、後半が残念ながら、いろいろ失速したなぁ。壮>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

2.6

機内で。
まぁ、お約束な落とし所。狭い範囲のコメディで、個々のセリフには笑わせてもらえます。でも一番気になったのは、官邸や公邸の安普請さと狭さ。セット感がありありで、興醒めでした。

ルース・エドガー(2019年製作の映画)

3.1

機内で。
シンプルなサスペンスかと思いきや、ずーーーっとモヤモヤが残る。で、ホントはどうななの?どっちなの?と。
人は付き合う相手に合わせたり、見せる顔を使い分けたりするものだけど、知らない顔がチラリ
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ダゲレオタイプの女(2016年製作の映画)

2.5

ダゲレオタイプ、日本語では銀板写真。湿板写真の前の技法。湿板写真も大変ですが、ダゲレオタイプはもっと大変だろうなぁ。ってことかばかりが気になってしまった。
黒澤清監督作品を見るのが初めてで、うまく着い
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

2.8

スタートレックオタクは、アメリカドラマや映画でよく登場しますね。私も好きだけど、グリンゴン語は話せない(笑
好きが高じて一歩踏み出すための勇気の源にまでなってるロードムービー。でもこういう映画って、た
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.2

ワイルドスピード路線かと思いきや、ライアン・ゴズリングにもこんな逃し屋ドライバーの映画あったなぁ、な感じだと思いきや、音楽と音楽とのシンクロとがニヤリとします。とにかく、音楽、最高ー。この手の映画で、>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.1

ドラゴンタトゥーの女の続編の続編。アメリカ版なのにスウェーデン語?(英語じゃないよね?)ロケ地もスウェーデンっぽいというか、設定がスウェーデンになってる。なんかもう、スウェーデン版のドラゴンタトゥーシ>>続きを読む

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

3.6

カールに暖かい心というか、自分以外にも人が存在してることを理解した、そんな後半です。カール、そうだよ、人には愛するという気持ちがあるんだよーーー。アサドを失う前にわかって良かった。いい年したおっさんの>>続きを読む