顔が速そうさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

顔が速そう

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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

4.8

カメラに近づいてくるトニーレオンの色気と金城武の犬みたいな若さとフェイの愛らしさ
溢れる映像センスと音楽
ウォンカーワイを劇場で観れる日が来るとは
名作はいつ見ても名作

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いやー、すごい
シワが増えても肉が弛んでも、どれだけ歳を取ろうがトムはトムだった

冒頭の音楽で一気に掴まれ
カワサキのバイクに跨る姿
夕日を背にサングラスをかける姿
戦闘機が世界一似合う男が帰ってき
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友情にSOS(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なんか人種間の仕組みとか、ギャグのように見せてて根深い問題とか、登場人物たちの間に大きなものが横たわってた

一人の男の人生を良くも悪くも変えたお話

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

5.0

何回見たかわかんないけど、いい人間か、いい人生か、それよ

余命10年(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます


ぶっちゃけ、話は映画にありがちな悲劇のヒロインモノなのだが…

映像に説得力というか力があった。
美しい四季の積み重ねが、長いんだか短いんだかわからない彼女の10年を疑似体験させ引き込まれる。
アン
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

大いなる力には、大いなる責任が伴う

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます


エンターテイメントと思い込み観に行った自分を恥じた。

すごく丁寧に描かれていて、深層の感情を描いた良作。
純粋がゆえに傷つくし、純粋がゆえに傷つける。主要人物たちの気持ちへの理解と共感がすごい分、
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

どうしても大上の影がチラつくから、日岡なにやってんだよ!となってしまう。でも、その鬱憤をはらす死闘の終わり方。
まじヤクザエンタメ

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.0

漫画も好きなんだが、監督沖田さんということでテンションぶち上げながら見てた。

原作のコミカルさと演出のゆるさが相まって健やかな内容でした。特にその中に子供の純粋さと残酷さが混ざっていて、そこがまた面
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.5

図らずも七夕に見てしもた。

不思議な台湾ファンタジー。
日本にはない演出や間。情景も台湾の空気を感じれて、新鮮な映画だった。テンポの良い前半としっとりした後半、両面を楽しめる構成にもなってた気がする
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.0

なにこの可愛い話 笑
テンポの良い会話劇にコミカルな展開
どこかムズムズしつつも終始ニヤけた

「普通」に振り回される凸凹コンビが兎に角かわいい
コントロールしようとして暴走してる様というか
成田凌の
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

※結構ネタバレします

冒頭の津乃田の台詞…
「でも、人殺してるんでしょ?」
これが終始付き纏い続ける。


務所あがりの男が社会と接して、弾かれて、迎合していく様を描く。
人間が構成している筈の社会
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


ふつふつと思い出される佐々木とのやり取り
僕らは傍観者なんどけど、段々と季節くんを通じて当事者になっていく

主人公達と年齢が近いせいか共感を得るシーンも多い
自分の知らぬ所で動いていく旧友の世界と
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます


ヤクザ映画かと思えばヤクザ映画じゃなかった。

「時代に流される」なんて表現はよくあるけど「流れる時代に残されていく人」をとても緻密に描いている。

今村さんの画の切り方は何か引っかかりがある分、心
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ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

3.6


視線やピンの合わせ方が絶妙
探るようなやりとりの中に各々の思惑も見えて面白い

権威は衣の上からと言いますか、外見から人が変わっていく不思議な実話

罪の意識を忘れて壊れていく様
増長していく人の悪
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

夫に先立たれた女性の老人ファンタジー。
沖田作品のシュールな世界観で描きながら、ふと訪れる孤独との対比が心にくる。

ただ、そこから前進しようとする原動力が
回想を交えて描かれ、一人の女性の胆力という
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ジオラマボーイ・パノラマガール(2020年製作の映画)

3.5

恋する女の子は、なぜこんなに可愛く映るのか。

振り回して、振り回されて。
変化し続ける、街並と若者の刺激的な日常。
岡崎京子作品に苦手意識があったけど、これはポップで愉快に楽しめた。
なによりキャス
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星の子(2020年製作の映画)

-


もっと絶望的な話かと思っていた分、救われた気持ちで見れた。

大人になりかけの少女。
その葛藤や感情の機微、すごく繊細な感性を芦田愛菜が体現していた。
回想の中の姉といまの自分が近づいていて、育つ自
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます


生々しい塹壕戦
死体が転がる中を突き進み
いつ撃たれるか…とジワジワ緊張感が漏れ出してくる

ワンカットで途切れない映像が、いつ落ち着くのかわからない戦場の緊迫感を持たせる
ストーリーはシンプルなん
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

4.4


Netflixで見かけて鑑賞欲が膨らんで
結果DVD引っ張り出すという…
劇場含めて4回目?


一人の天才が得た物と失った者
捲し立てる台詞に対し、静かな音楽の対比が内容の割にスルリと入ってくる
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初恋(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます


画にそぐわないピュアなタイトル
檻に囚われてる女の子を助けるボクサーの話

手を繋ぐ男女が逃げるってだけで画になるのに、プラス要素が多すぎて楽しい
苦しいけどオモロイことになってた

牛久で銃撃戦だ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

希望はいいものだよ、たぶん最高のものだ
いいものは決して滅びない

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ポップな戦争ファンタジー
ビートルズに始まり、終始英語で喋るドイツ人たちと色々おかしい
でも、友人や家族がいてそれぞれの戦争への距離感があって、ナチスが絶対悪じゃない描き方が絶妙だった

遠くの戦火が
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