HirokoShiraishiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

JUST ANOTHER(2020年製作の映画)

5.0

\名古屋に転勤が決まった方も下見気分でぜひ/
テークでかかってたのが納得。今池のPVかと思うほどの親近感…バンドのファンの方も今池ファンの方もぜひ。

宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

“人間なんてうまいもの食ってうんこにして運んでるだけ”ってのが良かった。

名前も名乗らずジンナイに暴力振るうのはどうなの?
感情としてはスッキリするかもだけど、それを家族思いの良い行動とするのには賛
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ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最後の“親には「やられたらやり返せ」と言われている場合”の演習で、自分は親の言うとおりにすることに抵抗があるので教師たちとも相談したい、あなたとも話したいので暴力で返せと言わないでほしい、それでも僕を>>続きを読む

プーチンより愛を込めて(2018年製作の映画)

3.0

プーチンのことを知ろうと見て観たけど、もうちょっと下調べしてからにすればよかったかな…。

冒頭のホームビデオは家族を通して国民の不安感を表したいのかなあと思ったけど、だからってお風呂に入って行って映
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

正直前作までの流れがうろ覚えだったりするのだけれど、それでも「ありがとう…」という気持ちになりました。

記録:2023年鑑賞本数
64本目(うち劇場新作 23本、配信新作 1本)

怪物(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

何気ない、発言者にとっては悪気もない数々の言葉が彼の心をいかに切り刻んでいったのか。
私にとってはそれがメインで、中盤までの「何が真実なのか」みたいなのは惹きつけるためのエンタメ装置って感じでうまいこ
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独裁者たちのとき(2022年製作の映画)

3.5

本編が始まる前に流れた「1PM(ワン・アメリカン・ムービー)」の予告編で、ゴダールは「撮影の時点で編集は終わってる。あとはただ繋ぐだけ」と話していた。

揃った面子も背景も台詞も、蠢く波のように表現さ
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乱世備忘 僕らの雨傘運動(2016年製作の映画)

-

「あなたも香港人でしょう」
アンデンティティってなんだろう。そこで生まれ育った自分の肯定と尊重なんだろうか。
詰められる警察官個人個人の中には「仕事だからやってるけど本音ではこんなことしたくない」人も
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理大囲城(2020年製作の映画)

4.0

あまりの光景に呆然として、ここに記録するのを忘れていた。
こんな若い人たちが…なんで…なんで…。当然 他人事になんて思えない。

記録:2023年鑑賞本数
59本目(うち劇場新作 20本、配信新作 1
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マーダー・ミステリー2(2023年製作の映画)

4.0

転職後1本目。気分転換になった〜〜!やっぱりコメディはいいな〜〜
殺したくないのに相手がどんどん死んでいくジェニファー・アニストンも、居丈高な女伯爵の付き添いも、スーザンと電子タバコも、やたら女好きの
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Mama's Boy: A Story from Our Americas(原題)(2022年製作の映画)

3.3

ドキュメンタリー。
「ある殺人者の告白」と違い、歩み寄った親子。モルモン教の対応は意外。

ある殺人者の告白(2014年製作の映画)

3.7

この作品の着想を得たという元の事件の詳細が知りたいけど検索しても見つからない。
人を排除するような教えがあるのなら、その宗教は人を救うどころか…?

記録:2023年鑑賞本数
56本目(うち劇場 19
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モンスター(2003年製作の映画)

4.0

選択肢の無さを自覚していること、何かに縋りたくて依存し合うこと、選択しないことで責任から逃れようとする人、帰還兵の苦しみなど、今の私が意識できることが映されていてとてもタイムリーだった。
悪意を向ける
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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.3

色合いなのか?画面は絵画みたいな印象なのに、湿気や悪臭が漂ってきそう…。
その衝動的な感情のあらわしかたや、コミュニケーションのとりかた、余裕のなさや選択肢のなさを感じてとても辛い。


記録:202
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

今回もしっかりアクション見せてくれて満足。おにいちゃーん

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

4.5

そこまででもないんだろうなと期待しないようにかまえてたら、めちゃめちゃ好きなやつだった。
話の合う人と親交を深める喜びの一方、話が合わなければ愛想をつかされるかもしれないという不安(もちろん話が合わな
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.5

宗教画において赤いローブは「キリストの血」「殉教者の血」などを表すそうで、彼がそれを纏いながら落ちていくのはたくさんの罪を背負って罰せられているとこなのか、それとも本人の認識では…?
エンディング、ス
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

腕だけで移動してタバコを差し出すあたり、トーチャー映画を見ている気分になった。
まず警察やろ〜と思うけど、後ろめたいことがあると隠そうとしちゃうよね…突然のことに動転してわけもわからなくなるしね…。「
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バーブ&スター ヴィスタ・デル・マールへ行く(2021年製作の映画)

3.5

久々にばかばかしいコメディを観た。二人が楽しそうでとても良い…。

最後の「3番目はフレンドシップ」って、マジックマイク ラストダンスでも聞いたような…?

記録:2023年鑑賞本数
49本目(うち劇
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.5

軽めのコメディかと思って気軽に観たら、ずっとうっすらと不穏で嫌な感じで真面目な映画だった。
「自分に向き合わずに逃げてる」のだとしても、お金を貯めて引っ越してそこで働くことを繰り返すって充分行動力があ
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ザ・ワン・アイ・ラブ(2014年製作の映画)

4.5

予想と違う展開でびっくりした〜。めっちゃおもしろかった。
ラストは想像通りではあるけどそこは問題ではなくて、人に好意を持つってどういうことなのかなと「her/世界でひとつの彼女」を思い出した。

幸福路のチー(2017年製作の映画)

-

台湾については温又柔さんの「『国語』から旅立って」を読んでその複雑な立場を恥ずかしながら初めて知ったので、もうちょっと落ち着いて観られるときに改めて観よう…。

ル・コルビュジエの家(2009年製作の映画)

4.0

いくら作品が素晴らしくても信頼できない人は周囲から支持されないのではと考えているので、あんなにその場しのぎの嘘ばかりついて保身に走る人間が仕事で成功できるのか?と疑問だけれど、会社でもうまく立ち回れな>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.5

シャワーのシーンで泣いちゃった。おねえちゃん…。
それまでは形は違えど姉も苦しんでて妹を理解しようとしてるのかなあと思っていたので、最後でひっくり返ってしまったけど好きです。

マジック・マイク ラストダンス(2023年製作の映画)

4.0

ポスターのカタカナロゴもうちょっとこの映画のかっこよさ表現してもらえませんか…!?!?
ダンスシーンが期待通りあまりにすごい(なんだあの雨)ので、ドラマ部分がおまけに感じてしまうけど、舞台のことで二人
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死体の人(2022年製作の映画)

3.5

奥野瑛太くん主演作と知って鑑賞。
死体役しか回ってこない売れない役者のコメディ。
「ニューシネマパラダイス」のラストで、劇場の上映作からカットしていたキスシーンだけが一気に映されるように、これまで撮影
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妖怪の孫(2023年製作の映画)

3.5

反戦映画。
疎いのでこれまでの流れが勉強になった。
でも、
・取材対象の「母親への当てつけで(母方の祖父が作った)憲法を改正をしようとしている」という見解にはいまいちピンとこない。
・お子さんの顔はは
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劇場版 センキョナンデス(2023年製作の映画)

5.0

私が「なぜ君は総理大臣になれないのか」「香川1区」「ヒルカラナンデス」、今日の舞台挨拶を観た欲目を足したとしても星5では足りない。

ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

4.0

なるほど五日物語の監督〜見た目めちゃ好み。
ギレルモ・デル・トロのほうは孤独で優しいジェペットの物語だと思ったけど、こちらは子どもが大人に利用され振り回される物語だった。こんな世の中で人間になって、彼
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コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

4.0

当時劇場で予告編を見て、めちゃめちゃ嫌な気分になりそうだから絶対観ない〜〜と避けていたけど実際の事件が元になっていると知って視聴。
咄嗟の出来事、権威、脅迫、期限、私も混乱しないとは言えない。再発を防
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ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.2

こないだ「神は見返りを求める」でユーチューバーに唆されてえらいことになる様を観たとこなので、過激さを売りにし始めてハラハラした…。
調子に乗ってたがが外れてしまった主人公だけでなく、“やらかして”しま
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すべての政府は嘘をつく(2016年製作の映画)

3.5

すべての政府は嘘をつく…から監視が必要、それにはメディアの役割がかなり影響が大きい…ってこないだ「コメンテーターは政府を批判しない人を選ぶ」みたいな話聞いたばっかりだし、ぜんぜん他人事に思えないな〜。

CURED キュアード(2017年製作の映画)

4.0

自分が何をしたのか覚えていてPTSDに苦しんでいる様子は帰還兵を、隔離されて偏見に晒されているところはハンセン病や当初のCOVID-19を思わせる。
これをゾンビ映画でやっちゃうなんてすごいな〜創作物
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