わでさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

デッドマン(1995年製作の映画)

4.0

Coolな西部劇とインディアン

モノトーンの画面だから見える
登場人物たちの機微

ジョニーデップの哀愁漂う変遷が
とても良かった。
やはり哀愁と色気って繋がっているのかな…

花とアリス(2004年製作の映画)

4.0

〈少女〉と〈大人〉の狭間にいる彼女たちの、ピュアな美しさと儚さ

初恋の煌めき、眩しさ、ほろ苦さ

岩井俊二映画特有の
" 光 " が印象的な映像
瑞々しいシーン

アリスが紙コップでバレエのトゥシュ
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.0

ジョニーデップの滲み出る色気よ…

主人公であるギルバートの心情が
明確に描かれていないからこそ
見る側によって、いろいろな解釈でストーリーが紡がれるであろう作品。

事実だけを見ると、不憫に見えるグ
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新・男はつらいよ(1970年製作の映画)

-

下町のみんなの笑顔が印象的だった回。

おいちゃんと寅さんの恋愛小説の話で、春子先生が笑い、みんなで喜ぶシーンがとても好きだった。

おいちゃんおばちゃんの洋装シーンは必見。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

-

恋の始まりから終わりまでの、恋愛あるある集

ワードチョイスや口調、固有名詞のオンパレードが、いわゆる「サブカル好き」な男女のキャラクターを絶妙に表している。
だけど2人の会話は、ただ名詞を羅列して
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タンポポ(1985年製作の映画)

4.5

「食」の本質ってこういうことだよなと思わせてくれる。
生々しい食の描写たちが素晴らしい。

ユニークな構成、一見シリアスなシーンもクスッと笑えてしまう、シュールなコメディ。

海女さんの牡蠣のシーン
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あん(2015年製作の映画)

-

樹木希林さんって本当にすごい。

どら焼きが食べたくなった

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

近未来的かつ退廃的な 映像美

カルト的 アート作品的 SFアニメ映画

30年以上前の映画とは思えないくらい
今観ても格好良い

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.5

SFと退廃美の融合

「人間が人間であるための部品が決して少なくないように、自分が自分であるためには驚くほど多くのものが必要なのよ」

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.0

旅って色々な面で
エモーショナル

思うようにいかないこと
不便だからこそ
体験できることがある
得ることのできるものがある

赤毛とブルーグレーのコートの色のコントラストが可愛かった

続・男はつらいよ(1969年製作の映画)

-

ミヤコ蝶々さん演じる、寅さんの母(お菊)の
キャラクターが最高!

鰻が釣れて、みんなで喜びながら夕陽の中走るシーンが好きだった。

タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

5.0

先週 初めて鑑賞して想像の何倍も感動してしまい、大きなスクリーンでも観たくて直近2度目の鑑賞。

1度目鑑賞時は素通りしていた序盤のシーンでも胸がキューっとなり、今回は終始
感情が揺さぶられていた気が
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マトリックス(1999年製作の映画)

-

世界観「設定」を楽しむ映画

ネオとトリニティのアクションシーンがカッコ良い。

タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

タイタニック号に乗り合わせた
様々な人々の、様々な人間ドラマ
沈みゆく船上での臨場感がとてもリアル

悲惨な事故。そこには "人" が居た
というセリフが沁みた。

様々な感情が交錯し、想像の何倍も感
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

子供の頃好きだったキャラクター、ボー
いつのまにか居なくなっていた経緯や
カッコ良い姿が観れて
ファンとして嬉しい

これまでのシリーズでは
子供に遊んで貰えなくなった(捨てられた)おもちゃは不幸
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

-

まるでアトラクションみたいな映画

男のロマンって感じだった。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.8

ただのオシャレ映画かと思っていたけど
しっかり面白かった。

登場する建物や、衣装、小物などがとても可愛く、映像の構図も様々で面白い。くるくる変わる画面がずっと可愛い。

テンポ感も良く、楽しんでいた
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オアシス(2002年製作の映画)

4.5

真っ直ぐな「愛」の物語。

倫理や道徳が心のストッパーとして働くことで、不思議な感情 感覚にさせられる。

社会に馴染むのが困難な2人
社会規範や固定観念などが障壁となり離れ離れになってしまうけど、お
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クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち(2011年製作の映画)

-

世界一シックなヌードショー

ダンサー、照明、演出家、衣装
それぞれのプロフェッショナルが
誇りを持って作り上げられたショーなのだと分かる。

ダンサーの女性たちのオフショットがとてもチャーミング。

マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

5.0

映画を通してみることが出来たのは

ファッションデザイナー
マルタンマルジェラの " 歴史 " と " 哲学 "

色々なお洋服が生み出される様は
観ていてとてもワクワクした。

魂を削って生み出され
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

4.0

人情アニメ映画。

西加奈子さんの原作は読んだことが無いけど、明石家さんまさんの美学が詰まった映画と感じました。

色々あっても
生きてるんだから良いじゃないと"笑う"肉子ちゃんの姿が印象的。

きく
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

-

初、寅さん。

今の時代じゃ中々聞かないような
時代錯誤な差別的発言と傍若無人な態度に最初は慣れずびっくりしたけど
寅さんの不器用さ故の可愛げと
「馬鹿な人だねえ」と笑う、周りの大人たちの
温かさは昭
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ヒューマン・ボイス(2020年製作の映画)

-

まるでどこかのメゾンのPRムービーのよう👗

極彩色の画面が ずっとカッコ良い。

30分もの短い時間の中で
6回?7回?衣装がチェンジする様は
見ていてとてもワクワクした❤️‍🔥❤️‍🔥

衣装や音
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

主人公 宮城リョータ視点の
令和版スラムダンク

映像、音楽、効果音の「緩急」がカッコ良い。

原作のファンであれば、
セリフ一言でも、シーン1コマでも
胸が熱くなる感覚を、頭の中で勝手に補填しながら
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天気の子(2019年製作の映画)

-

壮大な厨二病

とっ散らかった感覚は「思春期」を表しているのだろうか?

雨や光の描写
映像は綺麗だった。

(2022年製作の映画)

-

男が求める " 女 " の偶像として生きながら
パッケージとしてしか見られないことに
どこか孤独感を感じている主人公さわ子。

" 手 " を取り合うコミュニケーションは、
時に言葉をも超える。
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.5

ここはモハーヴェ砂漠のオアシス

ギアを落としてひと休み

浮世の悩みはマジックで消える

「愛があれば、今日も生きられる」


ストーリーや演出的な派手さは無いけど
映像、音楽、役者の表情で見せるバ
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

" 郷愁 " (ノスタルジー)の 形成と喪失。

トト、アルフレード、村のみんなが愛した
ニューシネマパラダイス。

メインテーマ曲の美しさに
何度か涙が出そうになる。

「自分のすることを愛せ。映写
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アリス(1988年製作の映画)

4.0

不気味で少しダークな
不思議の国のアリス

シュールでざらざらした質感の世界観が
個人的にはとても好き