Kさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

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時間軸の入れ替わりとテンポの早い会話にパンクしそうになった。

圧倒的な重低音と無音。音の使い方が特に印象的というか体に残った。というのも1回目鑑賞した時はほとんど空席がなく壁際で観たけど音の反響や振
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.8

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映像がより切なくさせる。
運命なんて言葉はあやふやだけど、人生には選択やタイミングがあってあの時こうしてれば違ったのかなと、変わらない過去を想像してしまうそんな所に凄く共感できた。
なんとなく思い返し
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青い春(2001年製作の映画)

3.6

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黒く染る青い春。
目に見えるヤンキーではなく、ちゃんと制服をきて学校に通うけれど将来の不安など暗いものを抱え、ヤケになり虚勢を張る姿はこの映画を観てる人も共感できると思う。
凄く重たく見えるけど観てる
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

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1番素晴らしいと思うのは家族構成を4人家族にしたこと。
生まれながらに顔が変形してしまい9歳で初めて学校に通い出すオギーはその見た目で怖がられたり軽蔑されいじめにあったり外を歩くだけでそんな視線を送ら
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.2

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初めは虐待をテーマにした映画だと思った。
52ヘルツのクジラとは広い海でどんだけ歌っても届くことのない世界一孤独なクジラと虐待され孤独で生きてる2人を重ね合わせたのだと思っていた。
DVやネグレクト、
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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

3.6

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記憶障害と向き合う日野真織。
嘘の告白から付き合うことになった神谷透やがて記憶障害を知り、毎朝記憶をなくし絶望から始まるから日記は楽しいことでいっぱいにしたいと思う。
自分と向き合う彼女と知った上で付
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.6

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好みな内容に良い脚本で大満足だった。

弁護士のヴァンサンがサンドラに事実ではなく人にどう思われるかと言うシーンが序盤にあるがこれが凄く印象に残ってて、先入観って凄いなって思い、例えば壁の血を専門家が
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

3.8

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異色の戦争映画だった。
CGを使ってないのがびっくりでヘリの上陸の映像も爆破も大迫力。
心の声としてナレーションで流してるので精神状態をも描くことにより映画内の狂気的部分が更に深みを増しディゾブル編集
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.3

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ヤクザと中学生が2人でカラオケにいるという状態は無理矢理感が否めないが綾野剛の男臭い馬鹿な感じはめちゃくちゃ合っててそこに加わる中学生とのやり取りがめちゃくちゃ面白い。
ヤクザに怖がるも徐々に辛辣にな
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小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

3.5

エマ・ストーン見たさに鑑賞。
嘘をきっかけに尾ひれがついて瞬く間に噂が広まってく様子をコミカルに描くがただただエマ・ストーンの魅力を楽しむ映画だと思う。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

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大好きな理由なき反抗の聖地巡礼やばい最高だわ。
それにしてもエマ・ストーンどのカラーの服も着こなしすぎやろまじで美。
音楽表現、カメラワーク、色彩などなどオシャレで美しい映像。
飽きないテンポ感もいい
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友罪(2017年製作の映画)

3.3

暗いし重い。瑛太凄い。

罪を犯したものとその家族や周りの人間、加害者、被害者、今を生きるその者と関わる人達。何かを抱えて生きてる人間を表現している表情など凄かった。

グラディエーター(2000年製作の映画)

3.9

面白かった。
緑の野と太陽が見えたらその先は天国だ。
最後闘技場暗いスモークの中から上がって見える太陽。伏線回収が好き

レイジング・ブル(1980年製作の映画)

3.6

40年代が舞台の為白黒によりその当時の雰囲気が醸し出されてるがふいにカラーになった瞬間にはカラーの鮮やかさに目を惹かれた。
デニーロアプローチ恐るべし

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

雨の中1人居座る女性。彼女はPMSらしい。
この映画を通してPMSという言葉を内容を初めて知ることができた。PMSとはどんなものなのかを状態や周りの目などは冒頭の雨に打たれる背中がとても辛そうなものに
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カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

3.7

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盗聴のプロフェッショナルが2人の男女を盗聴する。
職業と人間性が丁寧に描かれておりそこに謎が絡めあってくる。
徐々に見えてくる殺人計画と男女の何気なく思える会話がとても効果的に使われている。
ホテルで
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.5

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両耳が聞こえないと説明書きから心地の良いリズムでミット打ちが行われる。
耳の聞こえない恵子に対して映画は音楽とかは使わず生活音が強調されており聞こえないがゆえセリフも少なく手話を用いてはいるが表情で表
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

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圧倒的映像美に衣装。
俺の口からも天才外科医のようにシャボン玉がでたんじゃないかな。そんな気分。
ファンタジーなんだけど圧倒的な美しさにほんとに映画館で観てよかった。
初めのモノクロの世界は外を知らな
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マグノリア(1999年製作の映画)

4.1

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めっちゃ好き。
初見では群像劇ならではの切り替わりとテンポの速さについていくのが大変だったがこの複雑さが人物に対しての複雑さにも当てはまるのだろう。
冒頭での「偶然」これが頭の中にずっとあり登場してく
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御法度(1999年製作の映画)

3.5

松田龍平の表情がいい。
北野武監督が影響受けたんだなってのがはっきり分かる。

愛と誠(2012年製作の映画)

3.6

ミュージカル調な映画。
キャラがもう個性ありすぎて気持ちを歌に載せててもなんかそれほど違和感はない世界観だった。

土竜の唄 FINAL(2021年製作の映画)

3.5

最後まで裸スタート。3作ともにあるアニメーション。
ゴッドファーザーやギルビルに寄せた所もありつつ最後までバカバカしいけど面白かった

悪の教典(2012年製作の映画)

3.5

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伊藤英明演技うめぇー
サイコパスである所と普通の教師を装う所。
全員殺したと思ったら生きていた所の葛藤。
謎な経歴だが頭がいいからこその立ち回りにド派手なバイオレンス。
クラシックが流れ出しよりハヤミ
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.4

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レイの演技違和感あるなと思ったらアフレコか声変わりは仕方ないよね。
評価全体的に低いけど自分は普通に楽しめたってのも原作未読だからだと思う。
北川景子のママや渡辺直美のシスターがよかったただただ普通に
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未知との遭遇(1977年製作の映画)

3.6

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今見ても凄い技術。
1977年日本だと幸福の黄色いハンカチなど人間ドラマが多い中海外ではSFなどCGを用いた映像が当たり前にあって差をすごく感じた。
SFってこういうことだよねって感じだった。
ジョー
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.9

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緊張と緩和、緊張と恐怖
海の中から映したアングルは恐怖をあたえ
急に何かに襲われるオープニングシークエンス。サメだと分かっててもまだサメの姿は観せない。
海の中のそのアングルは迫り来ることがわかりヒヤ
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.4

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冒頭にビトー9歳の説明書き1901年。
ビトを生かそうとするも通じずビトを逃がし母は撃たれる。オープニングシークエンス。
エリス島から1958年に移り変わり孫を映し出しマイケルの物語になる。
宴会をし
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激突!(1971年製作の映画)

3.8

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凄い!!
内容はざっくり言えばトレーラーにひたすら追いかけられるものなのだが90分の中にセリフはほぼなく、最後まで分からない運転手。
スリルありハラハラするし細かな背景が見えないのでどうなるのかという
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