あれくすさんの映画レビュー・感想・評価

あれくす

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真犯人(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ミステリーとして見ればスピーディーで複雑で面白い展開だったけど、息つく暇もなく激昂した論争と暴挙を見続けるのは疲れる。せめてその分スカッと救われるようなラストだったら…。

REVENGE リベンジ 鮮血の処刑人(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

類似品笑。リベンジがどう始まるのかと思ったら想定外過ぎてツッコミの嵐。いったいどんなトリックなのよ。復讐鬼と化した「美女&無双」なアクションにしては相手がショボく、救世主としても頭悪いストーリーで残念>>続きを読む

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.6

大金の詰まったバッグの行方。
日本の小説家の原作だけど韓国で映画化して正解。個性強めの韓国ノワールに振り回されるサスペンスクライム。

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.0

スケボー仲間同士の会話が続くドキュメンタリー。共に成長する仲間を丁寧に撮り貯め、それぞれの本音を映し出す。きちんとストーリーがあって編集も風情があり、台本があるかのような言葉や俳優では出せない表情にリ>>続きを読む

スプリー(2020年製作の映画)

3.3

インフルエンサーにおれはなる!笑。
自撮りしながらノリ乗りライブ配信。炎上商法の不快さよりもキレた孤独さを感じるのが痛々しい。それでもスッキリまとめてあり面白かった。

クローブヒッチ・キラー(2018年製作の映画)

2.8

思春期少年と風化した未解決事件。ただ脚本が簡略化して感じるしホラーじゃないわな。信仰深い町だとしても子供達の言動が時代錯誤にも思えた。

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

4.0

テーマパークの掃除、休憩をキッチリこなすニコラス・ケイジ。人形も愛嬌あるし、抜け感が軽くて良いわぁー。

#フォロー・ミー(2020年製作の映画)

3.4

人気ブロガーのチャレンジゲーム、ネット実況ものも飽和気味だけど、おそロシアとわかりやすい経緯で調子に乗る馬鹿ブロガー系ではないところが好感。
このバツの悪さ… #フォローできないわー
って事ね笑

ラブレス(2017年製作の映画)

3.3

離婚間近の夫婦、そしてその息子の失踪に無事を祈るばかり。ラジオのニュースや噂話が謎めいていたけど現実的なお国事情なのかな。夫婦喧嘩や愚痴、冷たい空気を感じるような撮り方が寒々しく気が滅入ってしまった。

クローゼット(2020年製作の映画)

2.6

交通事故で助かった夫と娘、新たに出直そうと移住した矢先に長期出張を言い出す無責任な父親。
Jホラーやミステリー要素に異世界っぽさで少し期待したけど、深刻な問題なのに安請け合いする雑さにちょっと笑った。

エルサレム(2015年製作の映画)

2.8

大した目的もなさそうなエルサレム旅。最新スマートグラスを通したエロ女子目線。こんな眼鏡あるんだね。タイトルからZ級のようだけどそれほど安っぽさはなく、宗教都市や地域紛争のエキゾチックさを旅行者感覚でス>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.8

フィギュアのトゥルソワ使用曲はこの映画から。好きな曲だった事と演技後も感情が昂るほど没頭しているのが素敵で観たくなった。
『ジョーカー』にせよ既存キャラに後付けされた前日譚。そりゃ面白くさせられないは
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.4

エドワード・ノートンの演技力はもちろんだけどその多才さは恐れ入る。1950年の凝った舞台に選曲もおしゃれ。探偵として仲間と共にササっと解決するのかと思ったら、悩ましい病状や仲間との関係の虚しいドラマ色>>続きを読む

アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.4

最近再評価された80年代の作品。基がエグい話ではあるけど、心情を読めない人の切迫感が漂う演技や当時の生々しく荒っぽい手法は観ているコチラがとても不安になる。現代では生い立ちや環境との関連も薄く感じるが>>続きを読む

BURN バーン(2019年製作の映画)

3.1

深夜のガソリンスタンドを襲った強盗、からの手足を縛られ事務所で監禁。え…?
サイコパスってわけじゃないんだけど完全に理解不能の暴走ぶりに目が点。これってあきらかにアレだ、かなりヤベェやつ笑。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.9

目覚めるとそこは…。
冒頭からの繋がりに愕然としたSFシチュエーションスリラー。いくら価値があったとしてもそこは志願して行くもんじゃないわな。痛烈な風刺とも感じるけど、まぁそんなことよりシチュエーショ
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ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

3.4

ロックダウン中の暇つぶしにリモート女子会。
わずか68分の中で加速する怒涛の展開。仕草や表情にリアリティがあり、Zoomを利用した時代に合わせたアイデアだけど、しばらくはZoom中に背後ばかり気になり
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ダークスカイズ(2013年製作の映画)

3.0

『インシディアス』の便乗作と思ったがとてもオーソドックスな作風だった。両親の不仲を心配する弟と思春期の兄、兄弟が仲良しで可愛らしいが父親が頼りなくてゾッとした。

CBGB(2013年製作の映画)

3.6

CBGBを開店する時からのほぼドキュメンタリー。でもしっかりドラマ仕立てになっているので見やすいし、よく似たミュージシャンも次々現れ楽しい。店名の由来やコンセプトから始まり新たなムーブメントの発信源と>>続きを読む

リビング・ウィズ・ゴースト ある家族の物語(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

古典ゴシックからの現代へ飛んで踊って廃墟deパーティーナイト。まさかの逆ギレに嘘と言い訳のホラー話。亡霊や悪魔より心ない人間て怖っ。

全身ハードコア GGアリン(1994年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

初期は普通だったのにパフォーマンスが過激になり際立っていたバンドのロキュメンタリー。余程のマニアでもなければ不快なだけだけど、面白がって観るつもりはなく真剣に見たが理解なんてできなかった。冷めた言い方>>続きを読む

アウェイデイズ(2009年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

1979年イングランド、当時のポストパンクやニューウェーブのカルチャーがメインでもフットボールサポーターとしての描写がなく、暴れる集団でしかないのが自分の期待とは違っていた。『トレスポ』っぽさはあるの>>続きを読む

シンクロニック(2019年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

救急隊員と新しい危険ドラッグ。ケガのグロさが見どころのホラー、なのか?
ふわふわと掴みどころのなく、夫婦生活を愚痴り続ける同僚との微妙な関係。回想シーンを多用したのはタイムトラベル物だったからか、と納
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ショック集団(1963年製作の映画)

3.4

病院内の事件へ潜入取材。題名ほどのインパクトはなく言わずもがな話。モノクロからの一部カラーや夢枕シーン、頭の中の声といった古い手法で徐々に不気味さが増し、記者魂と恋人への愛が熱過ぎて苦しくなった。

サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.4

新薬の副作用。予備知識なく医療ミステリーなんて理解できるか不安になったが殺人事件勃発で安堵した。とても凝った丁寧な展開と演技力に拍車がかかり何度も身震いし、ラストもストレスなくて良かった。

ワナオトコ(2009年製作の映画)

3.4

だるまさんがころんだ、的な。
綿密な職人芸ワナオトコさんvs心優しい空き巣さんの思いがけない蜂 合わせ。いや、それ、いつの間に…。とにかく画面の暗さは惜しい。

バッド・テイスト(1987年製作の映画)

3.5

ピーター・ジャクソン監督の初監督作品、まさかの侵略系エイリアン。地球上のショボい小規模、しょっぱい低予算、そして無駄に長い銃撃戦も辛いほどくだらないが所々マジでツボ。

マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.1

物騒なサブタイトル、田舎町の狭さが恨めしいスリラー。偶発的な成り行きで腹いせなのか歪んだ愛情表現なのか複雑。2階の秘密こそサイコじみてたのに中途半端だお。

ラプチャー 破裂(2016年製作の映画)

2.6

スカイダイビングの予定が拘束され…。
低評価は承知の上。脱出は地味だが予想外のナンダコレ(笑)だった。モヤモヤ残るけど苦手なものは無理矢理克服できるもんだろうか。蜘蛛も超苦手だけどスカイダイビングのが
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.4

オタク男とイカれビッチのサバイバルアクションゲーム。これは深く考えず勢いに乗ったもん勝ちコメディーなのか。あまりに潔い切り捨てに呆気に取られたわ。

CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

パンデミック後としてリアルで面白そうだったけど、ワクチンもないのに対応措置もユルく無防備すぎてウイルス感染なめんな2017年製作て…いや国民性の違いなのかな⁉︎
仮定の上の新たな設定もシリアスで重すぎ
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ファンハウス 殺戮の監禁部屋(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

現場から生配信。
リアリティ番組を制御できないネットから中継されたらヤバい。グロさも半端なんだけど肝心なリアクションが薄く、元妻や観衆の登場も活かされてないようで残念。

ブレーキ・ダウン(1997年製作の映画)

3.3

トラックとのトラブル、90年代の『激突!』スリラーやアクションも正統派でスリルがある。そしてヒッチハイクが当前の世に、白セーターにノーブラ姿はさらにスリルがある。

ラブ・エクスペリメント(2018年製作の映画)

3.1

「僕を愛するまで君を監禁する…」
…しかし意外とイケメン笑
なんだかんだ回りくどくてやり過ぎて収拾ついてない怪奇な感じが良かった。

食われる家族(2019年製作の映画)

3.2

ムシャムシャと音を出して食べるより、舐めてしゃぶりつくような鬱陶しい食らい方。不運続きの上に刑事が無能な陰気くささが、流行ったあの家族のよりも好みだった。

ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド(2021年製作の映画)

4.0

雨の日には特に聴きたくなり、いまだになんとなく聴いてしまうイギリスのロックバンド『The Smiths』。今日はちょうど雨だった。
ドキュメントの監督らしいけどバンドの出演はなく、80年代の保守的な田
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