あれくすさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

あれくす

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イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)

3.2

ニコール・キッドマンの役どころにはちょっと物足りないけど、古典的な展開の脚本がウェントワース・ミラーだったのが一番驚いた。

パージ:エクスペリメント(2018年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

アクションに俗なドラマを付け足されたシリーズ前日譚。予想以上に想定範囲内の展開でも政府内の一悶着こそ劇的に描いて欲しかった。

ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり(1985年製作の映画)

3.8

ゾンビのバイオ、ゾンバイオ。ラヴクラフト原作の小説に特殊メイクやグロとちょいエロな軽いタッチの笑えるカルトB級で、好青年×マッドサイエンティストのストーリーも最高。ロメロやサム・ライミっぽいタイトルを>>続きを読む

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.9

アクションも油ぎってなく、カラッとしたコメディに、韓国らしいキャラクター味を足した刑事もの。あのチキン食べたい〜笑。
わざとがましく狙い過ぎてない一言一言や、ビシッとキメすぎないテンポの良さにめちゃ笑
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NEXT -ネクスト-(2007年製作の映画)

3.0

フィリップ・K・ディックの短編小説が原作でも大幅に変更されているとのことで安心した。
特別な能力にFBIが協力要請。かなりの事態を予想させたが小ちゃいアクションばかりで誤魔化された。

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.8

ここのあらすじ読んでて恥ずかしくなった。
さすがにそれは言い過ぎと思うけど…。史実に基づく罪に対しては捉えどころなく、題名やあらすじに焦点を絞り、俳優のデコレーションに嵌められた。もう無罪。
今時の映
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顔のない天使(1993年製作の映画)

3.5

人と距離を置きひっそり暮らすメル・ギブソンと犬。
マッドなマックスを彷彿とさせたが、暖かさが残る優しい作品だった。振り回されながらも憎めない無邪気な男の子の名演に、初監督としてもとても助けられたろうな
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サイコ(1960年製作の映画)

3.6

巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督。
モノクロ映画デジタルリマスター版。

大金を横領し、立ち寄ったベイツモーテル…。
サスペンスのお手本として心理的な描写など、どシンプルながら後のホラーにも多大な影
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ゴースト・オブ・マーズ(2001年製作の映画)

2.8

あらすじを後で読むとなんか違った。製作された時代を考慮してもチープでしたが…予算つかなかったんだろうな。

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.3

『スノーピアサー』のルーツ的な作品だろうけど、秩序や文明の設定もゆるくて古さ否めず。でもチャールトン・ヘストンのSF作品集大成のようなモテモテからのドン底には満足。

スノーピアサー(2013年製作の映画)

4.0

『パラサイト…』にハマれなかった少数派ですが、これぞ露骨に格差な世紀末。世界規模の中の限られた空間でグレードが変化し、原作がいかにもコミックスって展開には無条件でヒャッハーが止まりません。児童文学やア>>続きを読む

ミスター・グッドバーを探して(1977年製作の映画)

3.4

過去の苦難と潰えた未来。
隠した一面なんて多少はあるはず。やり場のない怒りも結局自分を苦しめるのに、埋められないほど寂しかったんだろうな。時代の変化に憐みより戒めを感じた。

それにしても豪華なクズっ
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斬撃 -ZANGEKI-(2009年製作の映画)

1.7

スティーヴン・セガールvsゾンビ

異色組み合わせが気になってしまって。沈黙シリーズ1つも観たことないけど。

SF/ボディ・スナッチャー(1978年製作の映画)

3.5

あからさまなCGよりも好感、78年製作侵略SF。次々と侵略を広げるゾンビ映画さながらの窮地に策もなく、逃げ惑うストーリーや飛び入る映像も衝撃的でした。雑種の犬には思わず叫びましたよ。

スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.2

全年齢対象な怖い話。
読むな危険。その本は絶対に開いてはいけない!…なんて書かれると「押すなよ。絶対に押すなよ!」と同じだもんな。

13F(1999年製作の映画)

4.3

タイトルからしてちょっと地味過ぎて。冒頭は失敗したかと不安になったが、一気に心を奪われた。99年なので今でこそ映像にパンチはないけど、この実写化は想像できない果てしなさだった。複雑に転がる展開もじっく>>続きを読む

トンネル 9000メートルの闘い(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

「非常時の避難は運転手の自己責任で」テロップの恐怖から始まるノルウェー実情暴露型パニック。救出隊もそれぞれ私情を挟み、感情の赴くまま独断で好き放題。みんなでパニック映画!…なのかよ。

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.7

誰からも愛される素敵なファンタジー…ってはずもないギレルモ・デル・トロ監督。不気味な舞台ではないのにグロテスクな背景と、メルヘンさを感じない薄気味の悪さ。曖昧なまま劇的で絵空事にまで手厳しいので良い方>>続きを読む

ボディカメラ(2020年製作の映画)

2.6

R&B歌手のメアリー・J.ブライジ主演。演技や音響に不満はなかった。ボディカメラやドラレコ映像を効果的に使うのかと思えば尻つぼみ。甘いファンタジーへ現実逃避ですかね。

スローターハウス・ルールズ(2018年製作の映画)

2.7

せっかく色々観直してたところなのに残念。
このキャスティングで学園もの。子供向けにしても飽きそうな…。演技指導もしてあげてー。

ロンリーハート(2006年製作の映画)

3.0

『地獄愛』と同じモデルでも身を滅ぼす哀れさが退廃的な物語へとカモフラージュされていた。美貌を武器に思いのまま弄ぶ…って、こんな女優使ったら卑怯だろ!笑。

カリフォルニア(1993年製作の映画)

3.5

二つのカップルが同乗しカリフォルニアを目指す旅。デイビッド・ドゥカブニーのインテリ理論武装も懐かしくて良いですが、やはりこれはカリフォルニアの幻想を語るブラッド・ピットとジュリエット・ルイス。この二人>>続きを読む

リビング・デッド サバイバー(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

B級ゾンビとは言え許せない人も多いはず。
最初から何の期待もしていませんよ笑

この世界での闘いとは…。
誰にも勧めないし、10年前に観たら文句言ってたかも笑。でも一周回って原点回帰。「アーアー…」の
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.0

生真面目なポリスメンが田舎に左遷され…そんな全く興味のないジャンルのはずがどんどん盛り上がって笑いも止まらない。再鑑賞でもやっぱり楽しい!気分転換に最高〜

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.1

旧友とパブをラウンド。気の乗らない再会からサブタイトルまで超越したラウンドへの執着が楽しかったが、流行った酔っ払いコメディなら全員で戦って欲しかったな。

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.5

タイトルからの予想とは違ったが、それも良かった。本人以外は知りえない真相から、関わる人間の感情。先日観た他作品と同じ題材だったが、第三者の反応が正反対でどちらが現実なのか疑ってしまった。

THE WAVE ザ・ウェイブ(2015年製作の映画)

3.0

岩盤崩落により津波が襲う!
迫力あるパニック映像って作品ではないですが、刻々と危機が迫る過程の描き方は現実味を重視し防災意識の向上にもなっていそう。それ以上でもそれ以下でもない気もするけど憎めない定番
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ずっとお城で暮らしてる(2018年製作の映画)

3.5

『たたり』『ホーンティング』の作家シャーリイ・ジャクスンの同名小説の映画化。小説も読んでみたいと思うけど、美しい映像に目を奪われ隠される企みが巧妙で、ちょっとだけ二度見を勧めたくなる。優しい笑顔にはき>>続きを読む

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.2

逃避行に付随した抽象的な表現を理解できる洞察力はないが、デヴィッド・リンチの世界観にニコラス・ケイジの嗜好が炸裂し、主張の強さはどちらも好きではあるけど調和せずちょっとチグハグに感じてしまった。

ハロウィン(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

70年代同作の続編?『ハロウィン』に思い入れが無いので見直さなかったけど、未鑑賞でもOKレベル。今更ならではの新手さや意外性、予定作品への布石もなさそうだけど、シリーズの統一感としてはやりすぎなくて良>>続きを読む

テリトリー・オブ・ザ・デッド(2018年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

ゾンビ映画ではなかった。流行った作品をミックスし、楽しくブラックに撮りたかったことは理解できる。しかし中途半端なキャラ設定でどこもハマらず。

ハプニング(2008年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

「主演のマーク・ウォールバーグ自身も失敗作と認めている」とWikiにあり、科学教師役は活かされず冷静さを欠いた言動は彼の責任ではないが、彼が主演なら、と期待させた責任はあると言いたい笑。
科学的根拠な
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ザ・キューブ ファイナル・トラップ(2014年製作の映画)

2.4

酷似したタイトルの上「謎の立方体」の強引さに笑えました。…騙す気満々だろ。超低予算感が潔い。

ザ・ヴォイド 変異世界(2016年製作の映画)

3.0

火災が起き閉鎖間近の病院内。
大雑把で劇的な演出のない編集でも80年代風造形だけで許す気になった。

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.9

後々の悲劇と不本意な真実。強制的に重大な任務に就き、自身の意志も貫くには過酷な短時間。優しいメッセージ性も含め、難解で現実離れしているはずがスピーディーでも理解しやすい。

デッドゾーン(1983年製作の映画)

4.0

Sキング×クローネンバーグ。
昏睡状態から目覚め、得た能力と失った関係。
お馴染みのキャッスルロックでの不測の事態も含めた小説を凝縮して読み易く、不思議な能力も奇抜さはなくまとめてくれたクローネンバー
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