聞き逃してしまった声への贖罪
『市子』に続き杉咲花第二弾です。ほんとにこの女優さんは信頼できます。難しい役柄でも安心して観ていられる数少ない日本人俳優の1人ですね。今作でもその演技力で作品をグ>>続きを読む
次世代の映像体験
公開された映画がすぐサブスクで観れたり、充実したホームシアターの設備が簡単に揃えられたりするこの時代、映画館で映画を観るという価値自体が希薄になっている気がします。ただですね>>続きを読む
"市子"を理解できず
久しぶりの邦画です。絶大な信頼を置く杉咲花が主役を張るとなるとチェックしない訳にはいきません。上映館が少なく、日程も合わなくて配信待ってたらアマプラにもう入ってました。最>>続きを読む
2%の凶悪
アマプラに入ってたのでお家で再度鑑賞。映画館で観た時、隣のバカカップルがスマホ弄るわ謎のお菓子ボリボリ食い出すわーで感想書くよりイライラが止まらんかったので、保留にしてました。今回>>続きを読む
平和の根源
ガイ・リッチー監督初の社会派戦争映画。前情報なしで、この映画だけ観て監督がガイ・リッチーだと気付ける人いないんじゃないかな🙃いつものコメディ調の軽いノリはなりを潜め、大真面目に戦争>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
タイトルすらミスリード
面白い。これはいいぞ。なんか家で映画観たいなぁーと思ってサブスク漁ってたら、最近当たりの多いワンシチュエーション映画を発見。箱詰め無酸素付ときた。設定がもうおもろい。そ>>続きを読む
「悪意をもって悪意を知る」は悪例
大友克洋の『童夢』にインスパイアされて製作された北欧サイキックスリラー。サイキックスリラーというより、これは完全にホラーです。『ミッドサマー』『LAMB』とい>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
一流の悪ふざけアクション
キングスマンのマシュー・ヴォーン監督の最新作。IMAXでかましてきました!!イケおじ映国紳士が恐竜と仲良しお姉さんに変わっただけで特に目新しいものはありませんでしたが>>続きを読む
弱者の防衛本能
全世界で1,500万部を売り上げ、日本でも翻訳小説部門で本屋大賞に輝いたミステリー本の実写映画化です。原作が大成功しているとその実写化は大体爆死するイメージありますけど、この作>>続きを読む
愛を知りたい殺し屋
面白い!!殺し屋映画というと、凄腕殺し屋がスタイリッシュに敵を殲滅していく絵が浮かびますが、今作はそれとはかなり毛色が違う。主人公の内省的なボイスオーバーが台詞の大半を占め>>続きを読む
ミステリー風の前日譚
思ったより悪くないじゃないか。海外の批評家達の声に影響されたのか知らんけど、試写会等の段階ではボコボコに貶されてました。かなり期待値下げて観たからなのか、そこまで酷いとは思>>続きを読む
ちゃんと会話しましょう
『少年の君』のデレク・ツァン監督がメガホンを取った『ソウルメイト 七月と安生』を韓国版でリメイク。キム・ダミ主演と。これは観るしかないでしょう。予告とか観た感じ傑作の予>>続きを読む
知識の上に成り立つ寛容の心
面白い!!とかではなく観て良かったなと思うタイプの映画でした。統合失調症の症状のみならず、本人と周囲の人が抱える苦悩を追体験することができる。自分は大学で心理学専攻>>続きを読む
映像満点、中身残念
スター・ウォーズの最高傑作『ローグ・ワン』
を手がけたギャレス・エドワーズ監督の最新作ですね。ほんとはIMAXで観たかったんですけど、仕事の都合とかで結局配信を待ってた作品>>続きを読む
縛られた社会で
これの何が面白いかが分からん。作品賞はじめアカデミー賞に11ノミネート。今年のアカデミー賞はこれか『オッペンハイマー』という様相を呈してるわけですが、これが取ったらぶったまげる>>続きを読む
慎ましく丁寧に、愛情を持って生きること
大好き。この映画ほんとに好き。映画館で咽び泣いたのは久しぶりです。この映画を端的に表すと一夏の少女の成長物語というありふれた話にはなってしまうんだけれど>>続きを読む
これだからメンヘラは嫌いなんだ
A24ホラー史上最高興収を記録!とかいう大々的なあおり文を引き下げ、いざ日本でも劇場公開。ちょっと前に観てきたので、レビューしてみます。これ...面白いですか🙃>>続きを読む
映像のパワー
原作好き、アニメも全部観てます。その上で実写映画化は向いてないんじゃないかと思ってました。理由は2つあって、1つはアイヌ文化をベースにブラックジョークで不謹慎な笑いが肝な作品であ>>続きを読む
月明かりに照らされない現実
2016年の津久井やまゆり園での大量殺人事件をモデルにした辺見庸の小説を映像化。社会にとって都合の悪い、目を背けたくなるような現実をこれでもかと突き付けてきます。考>>続きを読む
パスワードは厳重に!!
全編パソコン画面オンリーとかいう狂った映画パート2ですね。これがまた面白いんだなぁ。この設定の中でやれることは、前作で全部やり尽くした感があったのにそれを優に越えてくる>>続きを読む
心のカメラ
公開当初、今年ベスト級だ!!と絶賛する方が多くいらっしゃったので気にはなっていた作品です。昇任試験ともろ被りして観れていなかったので、U-NEXTに入るやすぐに鑑賞。なるほど、そう>>続きを読む
1人でも最強、3人だともっと最強
今年最後のMCU。そして、あの頃のMCUが帰ってきた。ヒーロー映画のワクワクを堪らん疾走感とともに届けてくれる初期のMCUを思い出した。大当たり!!ではないけ>>続きを読む
連続後出しジャンケン
「かつてないギミック!かつてないどんでん返し!」開始5秒で既にあなたは騙されている!みたいな煽りに煽りまくるプロモーション、嫌いじゃない。そこまで言われてたら、いや絶対騙>>続きを読む
日本版ゴジラの意地
日本映画の宝ゴジラ。山崎さんやってくれました。これは面白い。ハリウッド版のモンスターズユニバースのゴジラは、自然のバランスを保ち守るGod zilla、キリスト教の価値観を>>続きを読む
新たなホラーアイコン シスターヴァラク
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』がアクションバカ映画だとすると、今作はホラーバカ映画。正体、居場所が最初からバレてるヴァラク様がパワー全開で暴れまく>>続きを読む
普通を超えてこない悪役
うーん、後半伸び悩んだかなぁー。というよりあ、そっち行っちゃう😇って感じ。昨今の映画では珍しい、前半戦の長めのフリは結構好きだったから、期待していただけに残念。今年?だ>>続きを読む
やばそうでやばくない映画
ロバート・エガース監督最新作。『ウィッチ』がわりとハマったので、今作も!!と意気込んで鑑賞。結果、ダメでした😇シェイクスピアの『ハムレット』の元ネタであるアムレート伝>>続きを読む
アクションありの極上エンタメムービー
韓国のお家芸の1つ、南北ポリティカルサスペンス映画です。本国No. 1ヒットを叩き出したとの謳い文句でやっとのこと日本でも公開。これがまぁ面白い。韓国はも>>続きを読む
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無双ゲーム : ジョン・ウィック
上映時間169分。その9割がアクションとかいう化け物映画。これで全く退屈しないのが、このシリーズの凄いところ。ジョンが無双して敵を薙ぎ倒していくのを脳死で眺め>>続きを読む
方舟が向かう先
ポスターを見たら分かる、ワンシチュエーションなやつやん!!!です。同じジャンルの映画で言うと、今年序盤に公開された『FALL』があります。これがまぁ面白かったんで今作も気になっ>>続きを読む
沈黙しすぎた映画
これは酷い。映画として成り立ってない。色んな伏線っぽいもので煽りに煽ったにも関わらず、ほぼ何も回収せず突散らかして終わり。1本の映画として完結していない。続編ありきなのか知ら>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
絶対は生きる希望へ
岡田節、ここに極めり。岡田麿里さんの作家性が全面で押し出た、エネルギッシュな快作でした。この人は、人間が持つありのままの感情をオブラートに包まず、剥き出しにしてぶつけてくる>>続きを読む
来るべきディストピア
休日の暇な時間に「あ、これ面白そう」で観ていい類いの映画では無かった。ヘタにホラー映画とか観るよりよっぽどこの映画の方が怖い。社会秩序が崩壊し、文字通りのニューオーダー(>>続きを読む
バトル盛り盛り、謎解き少なめ
お手本のような大どんでん返しで話題を集めた前作から早5年。ワーナーが韓国から撤退したとかなんとかで続編の話が一回頓挫してしまったと記憶している。それが急に続編やり>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
絶望のラスボス達、お披露目会
夏の風物詩となりつつあるキングダム。昨年
公開された『キングダム 遥かなる大地へ』からたったの1年で続編が観れるとは。こりゃオモしれぇーわ。最高でしたよ。前作から>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アクション全振り
トム・クルーズ最新作。初日IMAXでかましてきましたー!!最高と言いたかったところなんですが、、、すいません自分には今作そこまでハマりませんでした。御年61歳のトム・クルーズ>>続きを読む