kanekoneさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語(2024年製作の映画)

4.0

プロレスを愛しプロレスに救われた人達が、今度は自分たちがプロレスで人を楽しませて救っていくのが熱い。パンダが当たってこれからというところでの病気は無念だったろうな。好きだけじゃ出来ない、団体を続けてい>>続きを読む

彼方に(2023年製作の映画)

3.5

つらいだろうな。どれだけ絶望しても生きていくしかない。

ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.8

不屈の闘志で偉業を成し遂げたのが凄すぎる。2人の距離感が最高。ドラマ部分は過不足ない感じなのが良い。最後に流れる御本人たちの映像が本編よりキャラが濃い感じなのが笑った。

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.8

奥さんめちゃくちゃ辛いだろうに人間性だけでなく才能も含めて愛していたのだろうか。ブラッドリー・クーパーとキャリー・マリガンが素晴らしかった。あと各年代ごとのメーキャップもすごかった。

浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

3.6

映画館愛を感じる作品。映画で人が繋がって居場所を作っていくのが良い。大久保さんはバラエティのままだったけど、それがまた良かった。

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.2

コットとショーンが徐々に打ち解けていく描写の積み重ねが素晴らしい。ラストでは思わず涙。

ブラックライト(2021年製作の映画)

3.2

観たことあるようなキャラクターとストーリー。退屈はしない。

ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争(2023年製作の映画)

3.6

正直訳はわからないけど、引きつけられる。もう少し観たかったという気になるのが不思議。

エグザイル/絆(2006年製作の映画)

4.0

久々に鑑賞。男の美学的なシーンの数々と予想外な展開に痺れる。改めて観るとオールスターキャスト感がすごくて最高。

青い乳房(1958年製作の映画)

3.3

コロコロとキャラクターが変わる小林旭が面白い。恋人の前での甘えた感じは観ていて気恥ずかしかった。

ノー・ホーム・ムーヴィー(2015年製作の映画)

3.4

お母さんとの会話の合間に入る極端な長回しが印象的。編集中にお母さんが亡くなったことと、完成後に監督も自殺してしまった事を知って観る目が変わった。

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.3

4人の関係性とか魅力的な部分もあるけども話が本当に中途半端で微妙な出来。能力に目覚めたカタルシスみたいなものがなく、盛り上がりに欠けるまま終わってしまう感じ。奪ったタクシーを使い続けてたのはなんか良か>>続きを読む

水戸黄門漫遊記 怪力類人猿(1956年製作の映画)

3.3

ホラー映画ばりの幕開けが面白い。ゴリラが出てこない中盤はちょっと中だるみ。ゴリラは終盤に見せ場があるが、なんだか不憫。こんな水戸黄門もあるんだなぁと思わせられる変な作品。

カラーパープル(2023年製作の映画)

3.9

前の日にスピルバーグ版を観たので、どうしても比べながら観てしまった。キャラクターの掘り下げやストーリーなど、こちらの方が良いと思う。特に終盤の展開はセリーの自立がよりわかりやすく描かれていて良かった。>>続きを読む

カラーパープル(1985年製作の映画)

3.8

最初は観ていてかなり辛かったが、他の女性達との出会いによって徐々に変わっていく展開が良かった。

怒りの日(1943年製作の映画)

4.2

罪を犯したという点では男も一緒なのに、魔女狩りという形で全てをアンネに押し付ける。すごい作品だった。

キャロル・キング ホーム・アゲイン ライブ・イン・セントラルパーク(2023年製作の映画)

4.0

兎にも角にもステージの凄さに圧倒させられる。一曲目から一気にもってかれる感じ。ニコニコと楽しそうな様子も印象的。驚いたのが、勝手に足場に上がってしまう人々。降りろと言われても降りないし。何事もなくて良>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.9

終わらない悪夢を見せられているかのようなコメディ。前半から中盤にかけての展開が最高。可哀想なんだけどニヤニヤしてしまう。中盤以降は母親との関係性がどっしりと重い。ここで終わればキレイなのにという所から>>続きを読む

恋は負けない(2000年製作の映画)

3.2

ミーナ・スヴァーリが可愛い。周りから軽く見られている良い奴が最後は報われるという話。爆発力はないけどなかなか。バカにされてる主人公のファッションが何周かして現在では全然ありだと感じるのが面白い。

奇跡(1954年製作の映画)

4.1

まさしく奇跡。信じる者は救われる。ただ神を信じる敬虔な人達であろうと常識みたいなものに囚われることはあるのだろう。コーヒーを飲むシーンがやたらと出てくるけど、けっこうな贅沢だったりするのだろうか。

ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ ア・トライブ・コールド・クエストの旅(2011年製作の映画)

3.6

メンバーの仲違いなどATCQの知らない面を知ることが出来て面白かった。グループを続けていくことの大変さを感じる。最後に自分が現地で観ていたサマソニのライブ映像が出てくるのが嬉しい。

ミッドナイト・マーダー・ライブ(2022年製作の映画)

3.3

オチは嫌いではないけど、そこに至るまでが退屈。メルギブはなかなか良かった。

吸血鬼(1932年製作の映画)

3.9

映画館で観るのは初めて。棺のシーンなどは今見ても新鮮で唯一無二な映画体験だと思う。

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.1

サスペンス時代劇。主人公の抱える秘密が最高に効いていて本当に面白かった。不正を見過ごすべきではないというドラマ性も良かった。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

事件の真相は観たものの判断に委ねられる感じが面白い。脚本が絶妙で素晴らしい。あと弁護士がやたらとイケメンで場をさらっていた。

スキャンダル(2003年製作の映画)

3.8

危険な関係の韓国版。ヨン様が冬ソナのイメージとは違う、女性を誘惑する役を好演。負けじと女優陣も魅力的で見応えのある良作。

悪なき殺人(2019年製作の映画)

3.8

色々な要素が繋がってくる感じが面白い。にしてもすごい偶然。みんなが報われない愛を抱えてる感じがやるせない。

レンフィールド(2023年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ面白かった。設定が楽しいし、アクションも良い。そしてキャストが最高。ニコケイのドラキュラがなかなかハマっていた。

オアシス(2022年製作の映画)

3.6

友だちがいる時の振る舞いと、変わらない2人だけの時と。2人の距離は成長するにつれこれからもじわじわと広がっていくのだろう。切ないけど、障害の有無に関わらず兄弟ってそういうものかもしれない。

夏休み(2023年製作の映画)

3.7

ブランディーヌの完全に人嫌いではない感じのバランスが良い。ポテトのシーンは笑えた。あの雑貨屋の品揃えがなかなか凄そう。

オルメイヤーの阿房宮(2011年製作の映画)

3.4

ニナ役の人が魅力的。どんどんヨレヨレになっていくオルメイヤーとは対照的なまっすぐさ。ただあまり面白味は見出せず。少し長く感じた。

ミカエル(1924年製作の映画)

3.8

息子へのというよりは同性愛な愛情なのだろうけど、何があってもミカエルを庇い続けるゾレの愛がすごい。芸術家は不幸であった方が良い作品を生み出せるものなのだろうか。サイレント映画だけど音楽がとても良かった>>続きを読む

アトミック・チキン(2023年製作の映画)

3.5

可愛いだけでなくチクリと原発の怖さを描くのが良い

ほんとにあった!呪いのビデオ ver.X:4(2004年製作の映画)

2.6

自身も取材に行くなど前作よりは白石晃士監督らしさが味わえる。スペシャル版は尺が長いのがちょっと辛い。

ザ・スチューデント(2016年製作の映画)

3.6

ヴェーニャの態度はもちろんだが、流されるままな教師たちにも嫌な感じが湧き上がる作品。お母さんもなぁ。それにしても学校の水泳の授業でビキニはびっくり。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.3

昔の知人や写真とか本の献辞とか物に宿る思い出を渡り歩くような展開に引き込まれる。溢れ出る映画愛とフィルム愛が最高。