あっちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

あっちゃん

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さくら(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


愛はいろんな感情を産む。
一見、仲のよさそうな家族だけど口に出せない何かがあって、どう向き合えばいいのかわからない、どうやって伝えたらいいのかわからない。
愛情の表し方は、十人十色。
言葉にして伝え
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.4


渋谷区のトイレ清掃の仕事をする平山さんの日常を描く。無口な平山さん、前半はほとんど喋らず、平山さんの日常をを淡々と映している。一見同じように見えても、1日1日は少しずつ異なる。平山さんの周りの人間と
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.5


朝、目が覚めるたびに容姿が変わる。
性別、国籍、年齢も異なる不思議な毎日。
それは、15年前のあの日、18歳の誕生日から。
人に会わず、家具職人として過ごしていた彼が、ひとりの女性に恋をすることで物
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三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

3.3


サンタさんがいるかいないかではなくて、人の気持ち次第。信じる気持ちがないとはじまらない。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0


「all is well」

「きっとうまくいく」

その言葉が背中を押してくれる。ランチョーの真っ直ぐさや強さを支えている言葉。私も唱えてみようと思った。

音楽やダンスもあるし、ストーリーも笑い
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.0


打ち消し合う運命の火と水のエレメント。2人が力を合わせたとき、奇跡が起こる。

エレメントシティが可愛くて素敵な空間。
想像力を掻き立てる表現が散りばめられていた。エレメント同士、お互いを尊重してい
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不能犯(2018年製作の映画)

3.2



松坂桃李さんの不気味さ
特殊能力?

人が人を殺したい理由
純粋か純粋じゃないか

リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.9


アイナー(リリー)とゲルダの二人の絆は、複雑だけど素敵だと感じた。
愛すること、愛情ってなんだろうって思うことはよくある。私は無償の愛、男女を越えた愛情を描く作品に惹かれる傾向があるなと改めて感じた
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.1



映像がきれいだった。

物語に関して、私の中で納得できる解釈ができなかった。自然の壮大さや畏れが伝わってきました。

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます



女性が悩むこと。
結婚、出産や仕事。これに幸せを求めても、本当に幸せになれるのだろうか。
こういう気持ちに、私も気付ける歳になった。だから、自転車を漕ぐ女性が死にたいと叫んだ気持ちがわかった気がす
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


バッドマンの挫折と復帰。今回は前回よりもバッドマンのシーンが多かった印象だった。自己犠牲は美化されやすいけど、いち人間であって感情移入すると悲しい結末も多かった。バッドマンが死を恐れ、生きる道を選ん
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0


最新作の「ザ・バッドマン」を観てから視聴。

14年前の作品とは思えないくらい、ストーリーもアクションも迫力満載な作品だった。ビルが爆発したシーンも本物と知ったときは驚いた。

善と悪を生むのは人間
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます


バッドマンの前作は未鑑賞でしたが、3時間も飽きることなく鑑賞することができた。
アクションシーンの迫力や音楽の重厚感がより作品に重い暗さを与えているなど、映画の雰囲気に飲み込まれた。物語の中で私が感
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.4



有村架純さん、神木隆之介くんのカップルを純粋にみたいと思ったのが鑑賞のきっかけ。あとは有村架純さんの透明感も。

主人公の持つフォルトゥナの瞳(死が近い人の身体が透けて見える能力)が主人公の人生を
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.8


映像がとても綺麗だった。
人の現実、生きることと死ぬことが描かれていた。どんなに強い人でも、人間には肉体的に限界があり、精神的にも脆くて繊細な部分がある。
鬼という超人的なものと戦う人間は強い人に見
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

-



小説を読みたくなった。

過去のトラウマは誰にもあることだけど、大人になる過程のものは特に性格、考え方、人格形成に大きな影響を与える。最悪なのは、生まれてくる子どもは両親を選べないこと。小さな子に
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.2


日々記憶が薄れ、日常生活に支障をきたすようになった父アンソニーと、父を心配して見守る娘アンの話。
アンソニー視点で描かれる本作は、観客を戸惑わせる。でも、これが認知症の視点であるのは仕事柄理解でき、
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

-


歴史の授業でも習った記憶がない、学生運動について全く知らないと思ったこと、三島由紀夫の映像が見られることを知って鑑賞。

一回みただけでは全てを理解することはできなかったが、イメージとは異なる三島由
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空に住む(2020年製作の映画)

3.1


タワーマンションの高層階に叔父さんの計らいで住むなんて、すごく夢物語だな。そして、その眺めも、主人公の気持ちも人気俳優との逢瀬も。すべてが雲の上にいるような、浮遊しているような感覚になる。

正直、
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0



作品を通して流れるBGM、笑顔というテーマに合わせた幸せな楽曲や作品も、心優しいアーサーがジョーカーになってしまう姿をより鮮明に、不気味に表現していたと感じた。

アーサーは母親の言葉を胸に生きて
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悲しみより、もっと悲しい物語(2018年製作の映画)

3.7



タイトル通りの悲しい物語。
韓国映画のリメイクであり、台湾映画は初めて見たかもしれません。台湾は個人的に大好きなので、雑貨やインテリアが見られるのも良かった。

クリーム役の女優さん、本当にかわい
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そらのレストラン(2019年製作の映画)

3.6


北海道映画第3作品。
第2作は未鑑賞ですが、第1作品『しあわせのパン』は拝見しました。

北海道映画が観たいなと思うときは、ほんの些細な思いつきから。軽い気持ちで構えずに見られるところが好き。
北海
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.5


茶道をしている姿の撮り方が綺麗。

所作が美しい女性は素敵だなと改めて思ったし、また習おうかと思った。

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.4



『出会いがないというすべての人へ』

心がほっと温まるような作品。人と人との出会いは、落ちてくるものではない。

本で読んでみたいな。

僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46(2020年製作の映画)

4.0



欅坂46の5年間を追ったドキュメンタリー映画。
初期の初々しさから現在のかっこいい表現力、ともに魅力的だった。しかし、ファンにとってはみていて苦しいと思う場面が多いと思う。

平手友梨奈は欅坂46
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キャロル(2015年製作の映画)

4.0



切なくて美しい残酷な物語という表現が、私の中ではしっくり来ました。
公に同性愛を語れなかった時代、病気と考えられていた時代。その時代に、自分の意志や生き方を貫いて生きる姿は魅力的で美しかった。
2
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5




『人を労われ、みんな戦っている。人をよく知りたかったら、方法はひとつ、よく見ること。』

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