tonyさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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さよならテレビ(2019年製作の映画)

3.4

ドキュメンタリーであっても作品である限り脚色されているもんだよって開き直られて腹が立っている。

婚前特急(2011年製作の映画)

3.8

劇場でクスクス笑いが起こって、とてもいい空間だった。

親密さ(2012年製作の映画)

4.1

フィクションなのにドキュメンタリーなほど、役と生身が同化した作品。やっぱり口論の末に答えを見出す脚本は素晴らしい。

PASSION(2008年製作の映画)

4.4

これが修了制作かってビビる。脚本の密度の高さ。あんなに淡々と口論をする映画は今までになかったと思う。

10年ぶりに見た。初見のときは教室シーンに圧倒されて、それだけに感想を持っていかれていたが、それ
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うたうひと(2013年製作の映画)

3.4

方言が全くわからない。聞かれることによって人は生き生きと話せるということ。

天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

3.4

やっぱり、あんなかわいい子と付き合っているわけないなと、落胆させられる映画。

悲情城市(1989年製作の映画)

4.2

白色テロの終わりを告げる作品として、とても壮大で気迫を感じる作品だった。この作品をきっかけで私は台湾の歴史を知ろうと思った。
台湾というアイデンティティを見せつけている。結婚式、葬式のシーンはとても感
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冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

3.8

とても良かった。

世の中が移り変わることでその影響を受けて育った大人の感覚は時代によって違ってしまうのだろうけど、まだ影響を受ける前の子供の頃の感覚は時代が変わってもそれほど変わらないと思う。

万引き家族(2018年製作の映画)

3.7

是枝さんはこの映画で賞をとりに行ったのだと思う。それまでの映画での家族はごく平凡な家族だったが、今回は万引きをさせてまで家族を哀れに思わせてドラマを作ったから。犯罪を肯定する内容に私は賛同できないが、>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.6

あの空虚さは、今も私の中で続いている。空虚感は鑑賞直後にリアルタイムで感じるものではなく、あの映画を経験後の日々なかで、軽く連続的に感じる。

サクリファイス(1986年製作の映画)

3.8

とても難解なので、解説を読んでから観ても面白いと思います。

ションベン・ライダー(1983年製作の映画)

3.7

相米さんの映画は、引きショットなので物語にのめり込めはしない。しかし、私の意識は映画に釘付けである。この映画では、役者の声が他の映画でいう役者の表情にとってかわって、演技の主要素に感じられた。相米さん>>続きを読む

魚影の群れ(1983年製作の映画)

4.1

俳優もカメラマンもみんなの必死さがわかる。長回しでカメラマンが役者を追いかけるときに絵がぶれる、そこに人が必死につくっていることに気づかされる。引きの構図は観覧者を客観的にさせて物語に入り込めなくする>>続きを読む

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.2

若手の俳優たちの内に秘めたギラギラを感じた。その中での神木くんのあの若さでの安定感。

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

4.7

とても真実に近づいた映画。
この作品の人たちは思ったことをとても上手に言語化して相手に発する。そんな人たちに私は憧れた。濱口さんは本音と建前ではない、回りくどくない、シンプルで精度の高いコミュニケーシ
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天気の子(2019年製作の映画)

3.6

音楽と合わさって、ミュージカルのような高揚感だった。ミュージカルを観たことはないのだが。
ただただ、東京の汚いものを排除した綺麗な生活を肯定する映画だった。新宿を怖いと描いておきながら、雨はとても綺麗
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.7

私には単純によくできたエンタメ映画であって、格差を問うているというより、ネタにしている映画に思えた。家政婦が訪ねてきた以降の展開とか特にエンタメだった。私は日本人なので、去年の「万引き家族」の方が深い>>続きを読む