kentaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

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母の存在。

なぜ社会問題を担当する記者を語りの相手として選んだか?それはその語りが個人の思い出だけにとどまらず、社会への鋭い批判にもなりうるからだ。

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

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ヌーヴェルヴァーグの映画を見始めたが、ヌーヴェルヴァーグとは何か、何が評価されたのか全く理解していなく、勉強不足は否めない。

特に悪さをするつもりでなくとも、いつも悪い方に転がってしまう少年アントワ
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好奇心(1971年製作の映画)

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性のカオス。
主人公と少し年下の男の子との少年愛。
神父が少年に向ける性的眼差し。
少年を抱く成熟した女性。
少女たちの戯れ。
禁止された自慰というエロス。
母親の不倫を知り嫉妬をする主人公。
そして
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

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演説を聴いている一人一人が映し出されるシーン、演説によってそれぞれが黒人運動を担う主体となる瞬間を象徴しているように感じられる。

コミカルにかつ黒人と白人の対比をうまく使いながら進んでいく。ノックの
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男と女(1966年製作の映画)

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この映画が好きすぎて、京都シネマでちょうど上映されていたから観てきた。よって2回目の鑑賞。

Il est mort, mais pas encore pour moi.
彼は死んだわ。でも(私にとっ
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天国と地獄(1963年製作の映画)

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人の配置、視線の向きが計算されていて、緊張感と深みがつくられている。

愛してる、愛してない...(2002年製作の映画)

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フランス映画を観よう10本目。
恋の狂気がフランスっぽい。

続・男はつらいよ(1969年製作の映画)

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先生役が好き。小津映画でも先生役をやってた。

ほんとばかだなぁというセリフがいい。

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

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1人だけ無声映画の世界からきた滑稽さ。
フランス映画を観よう、9本目でした。

ピアニストを撃て(1960年製作の映画)

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フランス映画を観よう、8本目。

何も考えず映像を見てるだけでも楽しい。

快楽の漸進的横滑り(1974年製作の映画)

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フランス映画を観よう、第6弾。

無邪気なサディズム。少しの濁りもない。
ゆえに、欲望に不実な、禁欲的な、まともと呼ばれるであろう人々が逆に卑猥に見える。
そのような人々は純粋なエロティシズムに狂わさ
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嘘をつく男(1968年製作の映画)

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フランス映画を観よう、第五弾。

音楽が秀逸。
モンタージュのリズム感がとても好き。良い。視点も目まぐるしく変わり、時間軸は切り刻まれ、再びつなぎあわせられる。
現実が切られ、嘘によって作られた世界が
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囚われの美女(1983年製作の映画)

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フランス映画を観よう、第4弾?かな

シュルレアリスムをどう楽しむか、慣れていない。
シュルレアリスムはシュルレアリスムの楽しみ方があるのだろう。
超現実という色眼鏡をかけて現実をみたらおもしろそう。
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スイミング・プール(2003年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

フランス映画をみよう、第三弾。人々の欲望が錯綜。難しい。一般的にはエロいと言われるだろうが、エロさは感じない映画だった。

サラは明らかにジョンを欲望していた。そして性的に不満足だった。

若く美しい
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

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これからフランス映画を見て行こうと思い立って、2本目。今まで見た中で1番かっこいい映画。マイルスデイヴィスが良い。

愛を綴る女(2016年製作の映画)

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マリオン・コティヤールが美しい。

重苦しさが好き。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

見どころ:アダムドライバー



宇宙をまたにかけた壮大ラブストーリーという感じでにやにやしてしまう。

レイをどこまででも追いかけて、現れるカイロレン(ベン)はもはやストーカー。レイのことが好きで好
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

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家事子育てできないお父さんが、お母さん不在の時に頑張って、お母さんはバリバリ働くという割とよくある主題。しかしアクションがかっこいい。音楽のせいか、ミッションインポッシブルみたいに感じる。

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

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母親による、あなたのためを思っているからという「優しい」支配。愛も1つの支配なのだなと感じた。おそらくこの相容れない2つは不可分で、常に葛藤している。まったく支配を含まない愛は不可能に違いない。しかし>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

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人生において、無限の可能性がある中、なぜこの瞬間にこの出会いが訪れたのだろうかと不思議で仕方なく、必然であることを疑えないことがある。必然としか思えない偶然、人はそれを運命と呼ぶのだろう。人との出会い>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

終始緊張感がある。映像のどのような要素がその緊張感を作り出しているかまでは観ることができなかったのだが。音楽はただの背景となるのではなく、映像と絡まりながら、緩急を作り出していたように感じる。それは緊>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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絵がキューブリックぽいね。特にシャイニング。夫婦が自分達が生み出した想像に過ぎないものによって、疑心暗鬼に駆られて、逆説的に現実にそれを生じさせる方へ動くのはアイズワイドシャットと類似。この映画では実>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

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これはもう一度みる必要がある。味わうための映画。

ゾディアック(2006年製作の映画)

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ロバートダウニーJr.の無駄遣い感。
で、結局は?というもやもや。

ヴェロニカ(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

娘による母親殺し。自分の中の、自分ではない者ということではファイトクラブやグッドナイトマミーに似てる。
椎茸の意味はなんだろうか。男根、去勢、無性生殖といったところだろうか。

母親に性的虐待された少
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

母が実は母ではないということはとてつもなく恐ろしいことなのかもしれない。ママと結びつきたい欲望、エディプスコンプレックス、それがいつまで経っても満たされない。

そしてこの映画が観るものにとってなぜ怖
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

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物質や理性が重要であり、計画性もある社会主義、それの資本主義に対する批判とは異なる。

動物的であること、暴力的であること、それらへの禁止によってなりたつ労働。暴力を解き放ち、楽しむことで、その禁止を
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