にしくんさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

にしくん

にしくん

映画(346)
ドラマ(0)
アニメ(0)

シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

3.5

自分の分身を初めて見て、自分の今を見て、初めて自分を知る。自分に何ができるのか、自分は何をしなければいけないのか、女は知ることに。
SFコメディかと思えば、井貝にもヒューマンドラマ。ダメな女性の目が少
>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

開始から絶望感溢れる展開。18作品というシリーズが遂に1つになるとき、あまりにもスムーズで美しい。

それでいてキャラクター一人一人が埋もれることなく、見事にそれぞれが際立っている。

でも気が付けば
>>続きを読む

クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

2.5

これを前日譚と言われてもいまいちピンと来ない。結局資源が足りなくて、宇宙で行ったあの実験が全ての始まりってこと?

だとするならば乗員に起こった不可解な出来事は次元を超えたがゆえに起きたってことか?
>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.0

ゲイリー・オールドマンの面影が全くないチャーチルのインパクトは強烈。

ダンケルクの兵士の救出、ヒトラーとの和平交渉。様々な難題が同時に起こるなかで、国民の意志を聞く場面がより感動的に見える。

名前
>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

僕よりも10歳~20歳年上の人たちが観たら多分最高に楽しいんだろうなぁ、と思いつつ観ていたら自然とドキドキしている自分がいる。

スピンバーグの映画への溢れんばかりの愛情を画面の隅々に感じる。

現実
>>続きを読む

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.0

毎度やり過ぎを超えてくるあたりは流石としか言いようがない。

警察機関の違法行為というかなりグレーな題材は中々面白かったと思うし、ゲスト声優の演技も違和感なく、終盤までは何時もよりはそこそこ落ち着いた
>>続きを読む

ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.8

ダニエル・ヴェガの圧倒的な存在感よ。美しくも、逞しくもあるその姿は圧巻。

彼女に対するリアクションは様々で、それのどれが正しくてどれが間違いなのかをあえて説明しないところが良い。

自分なら彼女に対
>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の宝島(2018年製作の映画)

3.5

南海大冒険から20年、ドラえもんたちは再び海賊に。壮大なメインテーマこそないが、南海大冒険を意識した場面が随所にあり、個人的には結構楽しめた気がする。
どどどどどどどどドラえもん。

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

他のMCU作品にはない、人間そのものが発する魂のエネルギーが伝わってくる一作。
キレのあるアクションもさることながら、キャラクター一人一人の魂のぶつかり合いが見事。
何よりも圧倒的存在感を発揮するマイ
>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

誰かのアクションに乗っかるのではなく、自分からアクションを起こしていく彼女の迫力。そして演じるマクドーマンドの演技がそれに更なる説得力を与える。
Metooではなく、Idoな彼女の行動が一人一人の人間
>>続きを読む

巫女っちゃけん。(2017年製作の映画)

3.0

広瀬アリスを堪能するには最高の作品。テレビで見る彼女では考えられない目付きの悪さ、口の悪さ、態度の悪さ。彼女の起こす行動が面白すぎるし、目が離せない。
自分もあんな風に睨まれたいと思いました。

デトロイト(2017年製作の映画)

4.5

その場で事件を観ているような臨場感。一瞬たりとも目を離せない緊迫感。恐怖、喪失、怒り。ハードすぎる。
銃口を突き付けられた瞬間、自分が持っている権利のすべてを奪われたようなあの恐怖が忘れられない。
>>続きを読む

劇場版ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET (ブループラネット)(2002年製作の映画)

3.0

破壊に屈しない勇気、という壮大なテーマを描くコスモス2作目。前作よりもバトルに迫力があるのが良い。
何よりも映画1作目を非常に大切にしていることに好感が持てる。
平成三部作ウルトラマンの出演者が多数い
>>続きを読む

劇場版ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT (ファーストコンタクト)(2001年製作の映画)

3.0

コスモスのテレビシリーズを観ているから分かるが、この映画のシーンの数々がテレビシリーズに反映されているのが分かるのが非常に良い。
ファーストコンタクトとはムサシとコスモスのことだけではなく、人間と地球
>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.8

人の本性は動物と何も変わらない。そう悟った瞬間、もはやカニバリズムという言葉で少女を形容することすら違和感を感じる。
彼女は人間の本来の姿を僕らに見せつけているに過ぎない。人も動物も肉を食らうのだ。僕
>>続きを読む

カイト/KITE(2014年製作の映画)

2.0

ビジュアルや近未来的な荒廃した雰囲気は良かったのだが、盛り上がりに欠ける。
ストーリーはベタなものなのだが、だとしたらアクションシーンは迫力ある作りにして欲しかった。
インディア・アイズリーが非常に良
>>続きを読む

13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

4.5

日本人こそが観るべき映画だと感じた。奴隷制が終わってなお、なぜ黒人が虐げられてきたのか、今のアメリカに蔓延る人種差別問題を理解するには最適な作品。
時代が移り変わっても存在する根本的な奴隷意識を目の当
>>続きを読む

否定と肯定(2016年製作の映画)

3.5

歴史の証明、表現の自由とは何か。当たり前に思っていたことが否定された瞬間、その事実と向き合うことの辛さと難しさを感じる。
裁判に勝つこと、生きている人を守ることの使命の狭間で揺れ動きながらも、チーム全
>>続きを読む

パラノーマル・アクティビティ5(2015年製作の映画)

2.0

呪いの印含めたら6作目となるこのシリーズ。もはやストーリーの細部まで覚えていない部分がいくつかある。
1作目に比べると大分演出も変わってきたなぁと、改めて年を取ったと感じる。
完結したように見えるが、
>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

妄想で世界を膨らませてきた女性が直面する残酷な現実。受け入れることも、前に進むこともできずに取り残された彼女はまるで化石のよう。
そんな中で本当の自分を見てくれる人、本当の自分を好きになってくれる人の
>>続きを読む

こっぱみじん(2013年製作の映画)

3.7

皆が悲しみや苦悩を抱えながら、各々が新しい1歩を踏み出す。
文字通り抱く想いがこっぱみじんになりながらも、その欠片を皆が拾い上げてくれる優しさ。
我妻さん可愛い。こういう雰囲気の作品好きですよ。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

今までのスター・ウォーズを受け継ぐのではなく、新しいことを始めようとする心意気は良いと思う。
スカイウォーカーの血筋を匂わせたレイの両親に関する真相やルークのその後は驚きに満ちている。カイロ・レンとレ
>>続きを読む

|<