もちさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

3.7

来客時のみいちいち噴水を出したり、車庫などさまざまな家の設備を全自動にするとこで逆に生きにくくなってる家族が笑えた笑

隣の家のババアが三輪車みたいなやつでギーコギーコと草刈りをしてるのも笑った笑
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レッド・ドラゴン レクター博士の沈黙/刑事グラハム 凍りついた欲望(1986年製作の映画)

3.3

ラストでウィル(ウィリアム•ピーターセン)とグレアム(キム•グライスト)が対峙するシーンが編集とかカット割りがこの映画は80年代のものだが、なんか90年代の感じがした。

レクター博士映画初登場作品。

どぶ鼠作戦(1962年製作の映画)

3.4

これぞ岡本喜八というカットの繋ぎ方が見れた!

話がごちゃついてたし、音声も聞き取りづらくて筋がなんとなくしかわからなかった。

L.A.大捜査線/狼たちの街(1985年製作の映画)

4.0

無音にすることで緊張感高まりすぎて息ができない箇所が何箇所かあって面白かった。

マスターズ(ウィレム•デフォー)の顧問弁護士が“依頼人を裏切ったら弁護士商売は終わりだ”と言っていて、そうそう!裏切る
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沈黙の世界(1956年製作の映画)

3.5

昔の物である潜水服と現代ものであるアクアラングをつけた人が一緒に潜っていた。

調査のためにダイナマイトを使って浮き袋が破れた魚が海底に沈んでいる部分や、船のスクリューに体をえぐられ血が出た子クジラの
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ローラ(1961年製作の映画)

3.7

14才のセシル(アニー•デュペル)の行く道はローラなのではないか、どうなのかな。

ローラとローランド(マーク•ミシェル)のレストランのショットで2人が影になっていて窓の奥の白い建物と相まって影絵みた
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太陽の下の18才(1962年製作の映画)

3.2

青い空と青い海!!

ツイストを踊ってるカトリーヌ•スパークが可愛すぎて死ぬかと思った。

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

4.5

人がパッと消えて別の場所に移動してて編集がめちゃくちゃ面白い。

ザジ(カトリーヌ•ドモンジョ)が将来教師になりたい理由が
“黒板ふきを食べさせたり
コンパスで背中を突ついたり
冬はブーツでお尻を蹴飛
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不意打ち(1964年製作の映画)

3.4

オープニングのクレジットの出方がアニメっぽい、

殺すところは見せずに次は自分かと怯えてる表情を捕らえるショットが素晴らしい。

新聞配達の人やアイスクリーム屋が家の前を通っているが気づかない→各々の
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

3.8

足元、車のタイヤ付近などの寄りのショットが所々あって洒落てた。

自殺のために殺し屋を雇うが、愛する人を見つけ死にたいと思わなくなるという流れがめちゃくちゃ面白い!

アンリ(ジャン=ピエール•レオ)
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.6

物の食べ方、ティッシュでの鼻の拭き方一つ取っても、葛城の人物像が見えて三浦友和の演技がとても良かった。

ご飯の描写が全て圧倒的に不味そう、
冷めたピザ、中華、コンビニのナポリタン、葬式の仕出し弁当、
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サイレンサー/沈黙部隊(1966年製作の映画)

3.8

オープニングのクレジットの出方最高!

逆ピストルがめちゃくちゃおもろしろい笑

007から緊張感を無くしてオースティンパワーズに色気を足したような作品。

ふにゃふにゃ〜と話が進んで、敵であるビッグ
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続日本暴行暗黒史 暴虐魔(1967年製作の映画)

3.6

心中したカップルの元に駆け寄る引きのショット、カップルの女性の方を殺す時の引きのショットが良かった。

社会的に孤立している丸木戸(山下治)が唯一心を開に、落ち着ける場所がたくさんの死体を置いたあの洞
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我らの罪を赦したまえ(2022年製作の映画)

3.8

“社会のモラルは子供の扱いで分かる”
ネグレクト、虐待というような問題とも重なる言葉ではないのか。
モラル無き大人が子供を不当に扱い、モラルの無い社会ができてしまうのでは?などと、戦時中のナチスの酷い
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キャット・ピープル(1942年製作の映画)

3.8

あえて豹を直接的に見せるのではなくて、陰で見せる感じが堪らなく良い、、

エレーナ(シモーンヌ•シモン)が本当に豹になったとも取れるし、単なる妄想であるとも取れる。

ローキー照明
→露出を意図的に計
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幻の湖(1982年製作の映画)

1.5

何のために走ってるのか、なぜそこまで犬を愛しているのか、お市(南條玲子)のバックボーンがほぼ語られなく入り込めない。

石仏と雑草の暗い色のなかに赤の彼岸花ってなんか色味が怖かった、、

日夏を訪ねた
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ラビッド・ドッグス(1974年製作の映画)

4.0

映画でよくある強盗をした後の車内のゴタゴタがずっと続く感じだったけど、、、

最高のどんでん返し!!

夜と霧(1955年製作の映画)

-

現在の収容所の草が生い茂りのんびりとした印象もあるが、そこで何年か前には大虐殺が行われていたと考えるとかえって怖く感じた。
現在→過去の映像→現在→過去の映像という構成。

亡くなった人たちの遺品が集
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ヒッチコックのゆすり(1929年製作の映画)

3.8

電車で隣の席の少年に読書の邪魔をされる人はヒッチコックかな?と思ったらやはりそうだった、迷惑そうにしてたのが可愛いかった笑

画家であるクルー(キリル•リッチャード)にたかってくる男が最初は姿は見えな
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.8

ニカンデル(マッティ•ペロンパー)が怪我をして手首からボタボタ血が出てる→足元だけのショットで血が床に落ちるショットがなんか良かった。(床の色と血が似てた)

“理屈を捏ねるのは贅沢”
“傷付けられて
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海底大戦争(1966年製作の映画)

3.0

奥が見えない感じがあって海中の映像は怖かった、、

特撮すごい!

潜水艦のデザインを成田亨さんがデザインしたということでウルトラマンシリーズのメカ感があってよかった。

サイボーグ半魚人の登場の仕方
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ヒッチハイク(1976年製作の映画)

3.5

アダム(デヴィッド•ヘス)が警官の頭を撃ち、警官のヘルメットの後ろから脳みそがばしゅっ!っと飛び出るカット、、、

ガソリンスタンドで追うそぶりを見せた2人組が何だと思いきや、→アダムが裏切った元味方
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陸軍中野学校 雲一号指令(1966年製作の映画)

3.5

芸者遊びのシーンさらっと関西弁を話している椎名(市川雷蔵)が時と場所によって変幻自在に成り代わるスパイとして1作目よりも成長した感じがして良かった。

神父が敵のスパイだということが分かり服毒自殺を試
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デビルマン(2004年製作の映画)

1.2

なんといっても演技が本当に酷い、、

あ〜!あ〜!あ〜っ!などの叫び声や、戦ってる最中のぐぉ、がぉ、ぐぐ、、とかもちょっとね、面白い。

明(伊崎央登)がいじめられたことを知り、了(伊崎右典)が怒りで
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海軍横須賀刑務所(1973年製作の映画)

3.5

脚本が石井輝男!!元々監督をする予定だったけど、いろいろあって山下耕作になったみたい。

潮健児!中江真司!!東映作品だから仮面ライダーの人たちが出てる、、

勝新太郎が食べたエビのしっぽを皿に投げ戻
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修羅雪姫 怨み恋歌(1974年製作の映画)

3.5

修羅雪(梶芽衣子)の顔に刀が反射してキラッとなってるショットがすごい良かった、、

投げた刀が砂浜に刺さってタイトルが出てきたのがかっこよかった。

修羅雪と徳永乱水(伊丹十三)が乗っている人力車で走
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ジャン=ポール・ベルモンドの 恐怖に襲われた街(1973年製作の映画)

3.6

オープニングから、緊張感の作り方が上手いがストーリーは後半になるにつれて70年代の刑事物といい感じに。

銀行強盗のカットに移る際の繋げ方死ぬほど最高で、ルテリエ(ジャン=ポール•ベルモンド)が振り返
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処女の泉(1960年製作の映画)

3.9

音楽がほとんど使われていない。

2カットくらいワタリガラスが写るが、インゲリ(グンネル•リンドブロム)が進行しているオーディンの両肩にはフギン、ムニンというワタリガラスが乗っているそう。
→インゲリ
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ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)

3.8

背景に通行人などがほとんど通らないことで、登場人物だけが絵の中で動いているみたいで良かった。
カフェや病院など他の人がいてもほとんど動かない。

“右翼の支持者だぞ””民主を搾取する悪党””あの資本主
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陸軍残虐物語(1963年製作の映画)

4.0

脚本の棚田吾郎や主演の三國連太郎をはじめとした軍隊の経験がある人が多く関わっていることで、軍社会やその中での閉鎖社会の不条理さ、理不尽さ、気持ち悪さがリアルに出ていた。

“天皇””戦争”という大義の
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アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

3.5

目を剃刀で切るシーンの途中で月を雲が横切るカットが入るなど詩的な映像表現。

逃げる女が武器を持つ→男は武器を探すが周りにない→映像が逆さになる→立場の逆転を表している?

プロットは無し!!

持っ
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深海からの物体X(1994年製作の映画)

2.5

初っ端からお調子者のやつがふざけた腹立つジョークを連発→やっぱり最初に犠牲になる笑

ディナーを食べようと冷蔵庫を漁ったが魚が1匹しかない→1匹しかないので1人が食べることに→みんなのプレートを映す(
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怪獣ゴルゴ(1959年製作の映画)

3.2

人と比べてサイズ感の不自然さがなく、サーカスのシーンとかの合成がうまかった。

“驚くべき発見です”と科学者達が言ったら、軍人が”科学者はよく驚く”という何気ない一言にめちゃくちゃ笑った笑笑

ゴルゴ
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修羅雪姫(1973年製作の映画)

4.0

伴蔵(仲谷昇)を倒した後の一気に画面を引くカメラワークが良かった。

梶芽衣子はやはり怨念を込めた復讐が似合うぅ、さそりも大好きだし。

北浜おこの(中原早苗)を追う時のスピード感あるカメラワークと無
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マッドボンバー(1972年製作の映画)

3.2

桃の缶詰の値段が違うだとかダイナーの店員の態度が悪いとか(本当に悪くない笑)のにいちいち細かいところが現実にもこう言う人いるいる!って感じ。

主人公のウィリアム(チャック•コナーズ)が被害妄想すごす
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徳川女刑罰史(1968年製作の映画)

3.2

オープニングからこれでもかというくらいのショックシーンが続き、これこれ!これこそが石井輝男!と嬉しくなっちまいました。

決めの場面では黒い背景になるなど工夫が見られた。

辛子責め痛そう、、

パー
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