ライアン・レイノルズの映画は暗くならないし、マーク・ラファロが出ていると安心して観れる。
ジャック・ブラックとキーガン=マイケル・キーの顔がちらつくのは致し方ないか。全年齢向けなわりに、というか全年齢向けだからこそ、細やかなところまでよくできている。
アダム・ドライバー主演だしSF超大作に違いない、と思ったら、中途半端なパニック映画だった。パニック映画としての演出もありきたりで、評価できるポイントが乏しい。
さすがライアン・レイノルズ、軽さがいい。そして、いろんな格好のドウェイン・ジョンソンがみれる。
批評性が高い。食肉・畜産とはなんなのか、しばし考えてしまう。いっぽうで先行映画のパロディも豊富で、大人でも飽きない。
ストーリーがもたもたしてなくて良い。ミシェル・ロドリゲスのアクションはいつ見ても重量感があってかっこいいね。
ポスターから勝手に、ポスターから勝手に、パッとしない中学生か高校生がだらだらうじうじしてる話だと思っていた。高校卒業後、大人になりそうでなれない頃の全能感から失望への流れをとてもとても丁寧に映し出す映>>続きを読む
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オマージュ元の『サムウェア』に比べて、父親の苦悩や娘のもやもや、何気ない一齣が細やかに描かれており、鮮烈さも儚さや切なさもあふれる良作。ずっと誰かの死のかげが漂っていること、父親の抱える心の闇の底が見>>続きを読む
これはいったいおっさんたちの何を観せられているのだろうか、と思っているうちに、歴史ドラマとは名ばかりに現代に通じるホモソーシャルの男性たちをコントラスト強めで批評する、という本作の本性があらわれる。た>>続きを読む
トゥーヒー映画はなぁ…と期待していなかったが、意外な良ホラーだった。きっつーと思ったミソジニーも序盤だけで、中盤から密室ホラー演出手を替え品を替えで飽きさせず、落ちも無理のないどんでん返し。
なんで??という展開は少なくないが、それなりに楽しめなくもない…気もする。
家父長制的なロマラブのありかたは受け入れがたいものの、それ以外のおおかたを占める部分はロマンチックコメディーとしてもとてもおもしろかった。
アメリカの傲慢さを描くわりに戦争被害がアンバランス過ぎない?とか、もろもろ言いたいことはあるのだけど、フルスイングなSFで、スクリーンで観終わったあとの満足度は高い。
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ラストのたたみかけが演出含めてすごい。サスペンスとして観てしまうとつまらないかもしれないけど、諸々のホラー的演出をこれでもかと且つ小気味よく観せてくれるのはそれなりにおもしろい。
ハリソン・フォードっ>>続きを読む
ロバート・レッドフォード演じる金持ちがきもいというより、脚本・演出・ストーリーなど世界観が総じてきもい。それでも文句言いながら観れてしまうのは、ロバート・レッドフォードとデミ・ムーアのビジュアルだろう>>続きを読む
エヴァ量産型とガンプラ(ジョニー・ライデン旧ザク?)に思わず反応してしまった。
独身中年男性の妄執だけかと思いきや。最後の尋問は、不倫夫の悪事を誇大妄想ぎみに話しているのかと思って、自身の虐待の過去に>>続きを読む