まるかさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

スナッチ(2000年製作の映画)

4.5

ばかオモロい。
腹抱えて笑った!
ブラピはどんなに泥臭くてもカッコイイのほんと反則だな〜
ジェイソンステイサムのイケボナレーションがほんとに好き
あの強面で一番普通なのも大好き

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.5

言葉はいらない
この興奮と感動がすべて
デヴィッドハーバーの名演と
ニール・ブロンカンプ監督の手腕が光る。

大いなる自由(2021年製作の映画)

4.0

116分の刑務所体験
劇伴も十分な灯りもない閉鎖的な世界
ずっと息苦しくて逃げたくなった。
LGBTである主人公ハンスは、ただ同性を愛したというだけで”当たり前”のように何度も刑務所にぶち込まれ、そし
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マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)

3.5

相変わらずジョンカーペンターはテーマ曲がいいな〜
地味な展開が少し残念だけど、
実はすごくディープでマッドネスな世界観
小説のサター・ケーンの文字がめっちゃストレンジャーシングス
ホラー小説の世界に迷
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.5

終盤…めちゃくちゃ苦しくて悔しかった。
泣いてる人もいたし、泣きたかったけど、一瞬でもこの惨劇から目を逸らしてはいけないと思った。

この実話が今、描かれる意味を考える。
情報網が発達していない過去だ
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.5

冒頭12分で心を鷲掴みにされる。
ほんとこの人の映画はリアルすぎて吐きそうになる。
この押しに弱い女の子に起きるであろう現実が怖すぎて1分先が常にホラー
そしてカスみたいな男どもの横暴さに反吐が本気で
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ほつれる(2023年製作の映画)

3.5

93年生まれの加藤拓也監督
彼の舞台も見てみたくなった。

結婚や子ども、家を買うことが正義
結婚した人以外を愛するのは悪 
そんな常識という抑圧の中
突然プツリと心の拠り所を切られた綿子の、まるでど
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.0

もうちょっとアトラクション感に
こだわってほしかった。
せっかく椅子に乗せられるシーンがあったのに速攻外に追い出すのはもったいなさすぎる!
壁が伸びる部屋も、あそこまでワチャワチャしなくてもウォークス
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裸のランチ(1991年製作の映画)

3.0

完全にイカれてる。
クリーチャーの造形がエグくて好き
ジャンキー視点と現実視点の差異が面白いけど、当然何が現実か分からないのでそれはそれはわかりにくい。
やっぱクローネンバーグはキモいのにエロいのにキ
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.0

鮮やかな景色と軽快な音楽に反して、どこか陰鬱な登場人物たち
各々の進む方向も定まらぬまま、作家サイドと物語サイドで簡潔に、そして怒涛の展開で進んでいく。
ウェスアンダーソンの内面に触れた作品と言えば聞
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

3.5

子どもにまつわる夫婦間の歪みを体現したかのような地獄
そしてあからさまに男側目線
奥さんは精神異常者で異形の女王
子どもは親の怒りを形にした純粋な暴力
初期作品ならではの衝動とクローネンバーグの尖った
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高慢と偏見とゾンビ(2016年製作の映画)

4.0

強い女性を演じるリリジェがやっぱり好き
カッコいいし美しい〜!
18世紀のイギリス、優雅なドレスと隠しナイフで華麗にゾンビと戦う映像はやっぱり圧巻
ペストとか疫病のことを考えると、たしかにこの時代にゾ
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ダークマン(1990年製作の映画)

3.0

間違いなくスパイダーマンのルーツを感じるし、サムライミらしいホラー要素もしっかりあって楽しめる。
91年に撮ったとは思えないクオリティ
最後のブルース・キャンベル?笑

(2021年製作の映画)

3.0

固有名詞とか当時の政治事情を揶揄した作品だから難易度高め

アイアンマン(2008年製作の映画)

4.0

昔すぎてレビュー書いてなかった
15年も前の映画だったのね…これ

今見返すとこの頃のスーツのガチャガチャ感やポッツとの関係が新鮮で楽しい!

マンハッタン(1979年製作の映画)

3.5

ウディアレンがひとりでごにょごにょ言って騒いでるのが不思議と可愛く見えてくる
でも17歳の女の子以外の主要キャラ全員人格に難がありすぎて、誰ともリアルでは仲良くなりたくない!
80年代のマンハッタンと
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アウシュヴィッツの生還者(2021年製作の映画)

4.0

ベンフォスターの狂気じみた肉体改造と地獄を脳裏に焼き付けたその虚な瞳に引き込まれる。
アウシュヴィッツで起きた地獄のような出来事よりも、その出来事が彼に与えた一生消えない記憶を遡っていく演出
過去と現
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死霊のえじき(1985年製作の映画)

4.0

面白すぎる…!!!
ロメロは『ゾンビ』がハマらず、
苦手意識が強かったけど、これは傑作
思わず感動してしまう程の鮮明な食人描写とセンスすら感じる罵詈雑言の数々
「ジーザス…南無三」の字幕は後世に語り継
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コロニア(2015年製作の映画)

3.5

後半めちゃくちゃ怖かった。
映画の力が働きすぎて、逆に実際の脱出がいかに無謀で自殺行為であるかを思い知らされる…。
『オオカミの家』鑑賞後だから、より目に見えない支配力みたいなのを感じて恐怖倍増

17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.5

病気かどうかなんて大人が勝手に決めるし、生き方すら自分の思うようにはできない!という若さゆえの無力感
ウィノナライダーだからこそできた演技
そしてアンジェリーナジョリーだからこそ発することのできたカリ
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.5

この作品を知るためには予備知識が必要
けれど、必要だからこそまずは予備知識なしで観てほしい。
日本のような、宗教とは日常的に縁の少ない環境であれば、尚更大半の人が理解でしずに終わると思う。
何となく気
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.5

戦争というより虐殺
実際に起こった地獄のような場面の数々を、その場で目の当たりしてるで胸が張り裂けそうだった…。
『彼らの行動は果たして正しかったのか?』
正直1人の殺戮者と5,000人以上の命が釣り
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.0

この緩やかに、けれど確実に変化を続ける地球環境と人類の進歩の話
クローネンバーグが答えを見つけたのは、やっぱり諸悪の根源である”人間”の体の中だった。

究極のSDGs
地球がこれ以上苦しまないよう、
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

後半のファイナルアンサーから
二転三転して後ろ回し蹴りを喰らった。
観客のミスリードを嘲笑うかのような展開
確信犯的なシーンを写しつつ大胆なネタバレ
それ自体がまるでマジックのように観客の注目を逸らし
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バービー(2023年製作の映画)

4.5

思いがけず大号泣
めちゃくちゃ良い話だった…
ちゃんと子供騙しにせず、働く大人たち
特に日本のガチガチ男社会には刺さりまくる風刺が込められてた!
だからといってフェミ過ぎず、男女関係なく自分の個性を見
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バイオハザード ヴェンデッタ(2017年製作の映画)

2.5

レベッカが可愛すぎる
内容はゲームにも収まりきるようなストーリーだけど、やっぱりムービーだけだと達成感も重厚感も一切なくて寂しい。
もうちょっと施設内を探索するシーンとか謎解きシーンがあっても良かった
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サプライズ(2011年製作の映画)

3.0

この仮面に意味があるかと思いきや
素人がそれっぽい感じのをドンキで買ったみたいなあんまり嬉しくないサプライズ
何の思い入れもないくせに格好つけて着脱するな!腹立つ!!
自分に子どもができたらサバイバル
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

4.0

ええ、イヴ役のエミリーブラウニング
エンジェルウォーズの主人公だったのか!
音楽もファッションもずっと素敵
ご都合主義を逆手に取るようなストーリーも少しほろ苦くてめちゃくちゃ好み
サントラ聴きまくろ〜

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.0

安定の残虐頑固プライムおじさん炸裂
相変わらずすぐ脊髄引き抜きたがる荒々しいアクションが拝見できて幸せでした。
そしてまさかのパワードスーツやハズブロユニバースを匂わせる展開
あの情けない顔のおっさん
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ソナチネ(1993年製作の映画)

3.0

沖縄の絶景と強面おじさん達の遊戯で時間感覚を失う不思議な映画
静かにヤバいビートたけし

28日後...(2002年製作の映画)

4.0

キリアンマーフィやっぱかっこえぇ
最初はみすぼらしすぎて全然気づかなかったけど、笑
ナオミハリスの別エンディングの演技も凄かった。終わり方もこっちの方が記憶に残りそう。
続編やってほしいけど、今やった
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BROTHERS(2015年製作の映画)

4.0

絶対この後、この世のものではない何かが現れるやつ

11分の中にここまでの静寂を宿す大胆さ

インシディアス(2010年製作の映画)

2.5

一軒家マジで怖い。
ただ、冒頭の怖さは最後まで保てなかった。
胡散臭い霊媒師のせいで緊張感と現実味が一気になくなって残念
『ポルターガイスト』っぽい
続編作る必要あるのかな、、

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.5

今まで見た悪魔の中で一番凶悪で、
今まで見たエクソシストの中で一番強い。
複数憑依、妖術に念力も何のその
そして悪魔の”目的”が明るみになるにつれて只者じゃない感が露わになり、ワクワクが止まらなかった
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.5

エミリーブラントの強い女性像は好きだけど、あの環境下でなぜ妊娠しようと思ったのか謎すぎて全然のれなかった。
誰も悪くはない、じゃなくて
危機管理能力のない大人が悪い。