KOH3Yさんの映画レビュー・感想・評価

KOH3Y

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タイムリミット(2003年製作の映画)

2.8

【Out of Time】
不倫中の警察署長に降りかかる災難(自業自得)…。共感出来る箇所こそ少ないが、ハイテンポ&スリリング。娯楽作だと割り切って細部を気にしなければ良作。

ロストガールズ(2020年製作の映画)

2.0

【lost girls】
久方ぶりに来訪予定だった娘が行方不明に。捜索願いもぞんざいに扱われ、業を煮やした母親が自ら捜査に乗り出す…。真人間が少なく何処に感情移入すればいいやら。トーマシン・マッケンシ
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美しい湖の底(2017年製作の映画)

2.3

【Shimmer Lake】
容疑者、警官、関係者までもが顔見知りの「小さな町」で起きた銀行強盗事件…。名作になり得たが、決定的に足りない描写がある。むしろ其処が肝ではないかと。そして安定の邦題(ry

この世に私の居場所なんてない(2017年製作の映画)

3.1

【I don't feel at home in this World anymore】
主人公は物憂げで控え目な女性看護助手。空き巣に遭ったその日から…。ジャンルは「B級ドラマコミックテイスト」。メ
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彼方に(2023年製作の映画)

2.8

【The After】
多忙を押し退け、娘の発表会に行くと決めた男に突然起きた惨事…。僅か18分に信じられない程感情が詰まっている。余談:ショートフィルムとは知らず鑑賞し、思わずシークバーを確認した。

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.8

【Thelma & Louise】
主婦&ウエイトレス、女性2人の「逃避行」…。コミカルかつ爽快に描かれてはいるが、時代背景含め問題提起がハッキリした作品。後半、結末を知りたくないな、と。不適切な表現
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足跡はかき消して(2018年製作の映画)

3.3

【Leave no trace】
森林公園で長年暮らす父と娘。国からの支援で、半強制的に衣食住を宛行われるのだが…。不思議な魅力を持った物静かな作品。メモ:環境倫理(LNT)環境に対する影響を最小限に
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スーパーフライ(2018年製作の映画)

2.4

【Superfly】
ドラッグマニーでの成功者、通称「スーパーフライ」。そんな彼にも当然苦悩は付き纏う…。お約束網羅のイリーガルサクセスストーリー。超マンガ的でシリアス派には非難轟々かも知れないが、
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ウルフクリーク 猟奇殺人谷(2005年製作の映画)

2.6

【WOLF CREEK】
場所はオーストラリア、若者3人が車旅に。途中エンジントラブルで立ち往生していた所、フランクな現地人に助けられる…。実話ベース。そこらのホラーより断然好み。緊張持続時間すごい(
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クロニクル(2012年製作の映画)

3.1

【chronicle】
主人公はナードなカメラ少年。謎の洞穴を発見した事で何故か「サイキック」に目覚め、彼らの人生は大きく変わる…。稚さが却って生々しい。期待せず観賞したが、良い意味で裏切られた。好物
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イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.5

【the squid and the whale】
両親の離婚と、思春期兄弟のお話…。ユージュアルだが優しい世界で、悲しい状況より兄弟の感受性に目が行く。一家族の数週間を垣間見ただけの筈が、その後を欲
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.6

【Last Night in Soho】
ファッションデザイナーを志し、華やかなロンドンに移り住む少女が見る「2つの夢」…。評判に違わぬ良作。いつまでも見てられる美少女2人&しっかりスリラー。再確認:
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終わらない週末(2023年製作の映画)

2.5

【Leave the Word Behind】
母の急閃きで、週末に郊外の豪邸をレンタルする一家。そこに突然「家主」を名乗る親子が訪れ…。見応えはあるが、様々な可能性だけを残し逃げられた感。最近映画の
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トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング(2019年製作の映画)

3.0

【True History of the Kelly Gang】
時は19世紀、UK支配下のオーストラリア。貧しい移民で勇敢(?)&無謀なネッド・ケリーの壮絶半生…。要因は完全に環境。まさにsuch
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Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(2007年製作の映画)

3.8

【MR. BROOKS】
成功者に隠された素顔、それは殺人依存症…。話が入り組み過ぎず、敢えて詳細を削ぐスタイルの作品。知名度低いのが不思議。大好物。ケヴィン・コスナーは「殺し屋」が本当に良く似合う。

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

2.5

【Old Joy】
もうすぐ父親になるマークの元に、自由奔放な旧友カークからのお誘い電話が。2人は秘湯探しの旅へ…。穏やかで優しくやや切ない世界。波が無い事が心地良い珍しい作品。「悲しみは使い古した喜
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すべての終わり(2018年製作の映画)

1.0

【How it ends】
原因不明の災害により人々は秩序を失い、街はディストピアと化す…。…え?ドラマの第1話?説明、解決一切無し&無駄演出のオンパレード。清々しい程の駄作で不覚にも笑った。

記憶の行方(2016年製作の映画)

3.6

【La propera pell】
8年の時を経て、実母が見付かり施設を出る少年。だが、彼は幼少期の記憶を失っていた…。エンドロールまで猜疑心に振り回されっぱなし。考察に花が咲く事請合い作品。テーマは
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

1.4

【The Killer】
「手練の殺し屋」が招いた失敗の代償とその報復。…素直に何も響かず。フィルムノワール崩れ。中盤以降、期待すらせず何とか観了。

ペイン・ハスラーズ(2023年製作の映画)

3.4

【Pain Hustlers】
娘を持つその日暮らしのシングルマザー。勤務先のストリップクラブで製薬会社員と出会い「MR」になるが…。解り易いイリーガルサクセスストーリー。行き着く先は結局良
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ブルドッグ(2003年製作の映画)

2.4

【a man apart】
DEAが長年追い続けたカルテルの「大物」を逮捕するも、世代交代と共に新たな組織が動き出す…。真新しさ皆無だがシンプルで爽快。たまに観たくなる類いのやつ。

ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

3.5

【The last full measure】
ベトナム戦争時、多くの命を救い戦死した空軍衛生兵と30年経った今も授与されない名誉勲章…。戦争の「違う側面」を知る事が出来た。とにかくスピーチが鳥肌モノ
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ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

2.2

【Nowhere】
脱出不可能なコンテナで単独サバイブする妊婦…。ほぼワンシチュエーションが故、中弛みはどうしても(略。「昨日より愛している」「でも明日以下よ」このやり取りは大好物。

報復の街をあとに~ペドロ12歳の旅立ち~(2017年製作の映画)

2.9

【La familia】
場所はベネズエラ・カラカス。12歳の少年がスラムの少年ギャングに脅されるも返り討ちに。報復を恐れ、父と共に逃亡の日々が始まる…。波は無い。が、不思議と緊張感が継続する作品。

ゴシカ(2003年製作の映画)

1.7

【GOTHIKA】
精神科女医が帰宅時、事故に遭う。次に目覚めたのは閉鎖病棟室内だった…。とにかく「人外モノ」が嫌い。今作に限らず超常現象系は瞬時に興醒め。ゴシックホラーと知っていれば…

レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

2.2

【Reptile】
不動産仲介業女性の惨殺から物語は始まる…。デル・トロ補正込みでもこのスコア。ミスディレクション下手&既視感。タイトル「爬虫類」=トカゲの尻尾切りというのだけcool。

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

2.7

【if anything happens
i love you】
ノンバーバルショートアニメーション。切なくて優しい作品。もっと好きだと言っておけば良かった…。後悔する前に「i love u 」を。
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不都合な自由(2017年製作の映画)

2.6

【outside in】
20年の刑期を終え、服役中ずっとお世話になった女性との再開…。事件はサブでメインはラブ。優しい甘さを孕んだ作品。その甘さに苛立つ鑑賞者もいるかと。PS:安定のfuxk邦題

13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

5.0

【13th】
米国憲法13条:南北戦争後、奴隷解放を目的とし制定…。ジム・クロウ法〜3ストライク法〜刑務所産業。時代と共に姿形を変え、今尚続く白色人種からの搾取。「今は耐えろ=諦めろ」黒人達の言葉が深
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.9

【a man called Otto】
陽気な隣人により、何度も自殺を妨害されてしまう気高き男オット。彼の過去には一体何が…。テーマは「生きる」。何とも表現し難いハートウォーミング&エモーショナルト
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消えない罪(2021年製作の映画)

4.4

【the unforgivable】
20年の刑期を終え、釈放された女が思う事…。これ、ネトフリ作品じゃなければ間違いなく名作。心理描写、事の運び、どストライク。残酷で美しい。怒りを感じる人にも一応の
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ジョー・ベル ~心の旅~(2020年製作の映画)

2.8

【Joe bell】
性的マイノリティの息子が憧れていたNYまで彼の為に歩く父のお話…。人生はフェアじゃないし、人によっては立ち向かえない壁も在る。無神論者が言う言葉ではないが、祈る暇があるなら…いや
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

2.0

複雑な作品。「ヒトの側面」を信じるも否も自由。法治国家に生まれ育った自分は多くの疑問を感じた,と同時に単一民族である事の不教養も悟った…かな。言い様のない沁み方。オススメは出来ないが。

スマイル(2022年製作の映画)

2.1

【SMILE】
精神科医の患者が目前で自殺、その後彼女も精神的不安定に…。何故「スマイル」だったのか、核心的説明が欲しい。見応えはあるが感覚的にファジー。期待し過ぎた。

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

2.9

【Young Adult】
煌めいた過去から目を背けられない女性…。一度丸めた紙を必死に伸ばしも、シワは消えない。若い頃にチヤホヤされた経験は…めっちゃ解る!が故に痛い。言うが理性、言わぬが品性。

ドラゴンボール EVOLUTION(2009年製作の映画)

1.0

【dragonball evolution】
険しいからこそ挑みたくなる山が在る。観光地化し、皆が登る山などに興味は無い…。そんな冒険者にこそ挑んで欲しい作品。多くは語るまい、というか語る事は無い。

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