久保さんの映画レビュー・感想・評価

久保

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交渉人 真下正義(2005年製作の映画)

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「スピンオフ」という言葉を日本に定着させたある意味、記念碑的作品。

懐かしさはもちろん(当時の興奮はホンモノで本当に面白かった。興行収入は40億越えですし。)職人魂が事件解決に繋がる筋書きとクリスマ
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

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恋愛映画の皮を被った大問題作。

この作品をラブストーリーとして観てしまうと恐らく全く共感・理解できずにモヤモヤすることになるだろう。

正しい鑑賞方法はこちら。
「精神疾患ホラーサスペンス」。

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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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1は序盤で寝て断念した男です。
荘厳さと静けさが合いませんでした。

2は打って変わってエンタメ要素多め。
砂漠の星DUNEで信頼を勝ち得ていく救世主誕生の物語。

いやー、観やすかったしこれぞ「SF
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

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浅野いにおから『ドラえもん』へのカウンターパンチ。

JKの日常という「究極のマンネリ」を揺るがす未確認飛行物体の飛来。

現代の日本に突如として現れて沈黙したまま浮遊してると確かに日本人ならそれすら
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RENT/レント(2005年製作の映画)

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昔、勧められて観た映画。
たしかその当時は曲自体は歴史に残る名盤だと感じたが、物語はほとんど共感できずで悔しかった思い出。

『tick,tick...BOOM!』(2021)観る前と後では印象がガラ
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

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後半の没入感没入感没入感!

韓国映画らしい一筋縄ではいかない物語展開。映画好きほど唸る王道と新鮮味の融合の割合が凄く綺麗なマーブルで仕上がっている。

韓国史最大のミステリー「仁祖実録」にまつわる奇
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

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えっっっぐい映画だった。
衝撃度がすごい。非常に面白い。

もはや何書いてもネタバレなので
レビュー読み漁る前にまずは観てきてほしい。

中国の大ヒット小説・ドラマ原作ということで、なるほど、日本人の
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

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無粋なことを書くのでこのレビューは読まなくていい。

平成組からしたら『Deep Love』を彷彿とさせる「救いようの無さすぎる系作品」。

予想し得る不幸展開がこれでもかと盛り込まれ、一つの作品で抱
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

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この地球の片隅の極小の奇跡がとても愛おしい。

ほんとに観てよかった。
ワイティティの良いところが出てた。

コメディアン上がりの彼らしく、
弱小チームとか変な(とされてる)奴らへの愛を感じる。

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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

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ガイ・リッチーらしい戦争映画。

驚くほど単純明快なプロットと
十八番の鬼カット割!

今回は顔に「寄って引く」みたいな演出が多めでしたね。

ラストなんてバゴーンちゅどーんボッカーン!ハッピーエンド
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

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29歳で、もう一度青春できるとは。

アニメシリーズ通しても
頭ひとつ抜けた演出。

劇場版、ありがとう!

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

僕のための映画でした。

そう皆が思える優しい作品のはず。

自分自身も症状は軽度ですが
「当たり前」のことが出来ない側の
人間なので。

時として見た目に分かるハンディより
見た目に分からないハンデ
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

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冒頭から「あ、この子ちょっと嫌な女かも」と思ってたらそのまま映画終わりました。

物語の設定や史実に関しては許容範囲ですが、ヒロインが絶妙に応援したくならない性格なのが残念。

最初から自己中の悲劇の
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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「ピュアな人間」ってのが
一番狂ってて、
一番凶器で、
一番美しい。

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