MACabuserさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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スクリーム(1996年製作の映画)

4.0

ホラー映画界の金字塔。
これを観ずにホラー映画好きを名乗るのはおこがましいことであった。

あのお面が有名すぎて、歴史があるがゆえに古臭い古典かと思いきや、公開は96年。
新しいことに挑戦しようとし、
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ザ・マミー(2017年製作の映画)

3.3

「MAMA」のパロディホラーかと思って借りたら荒廃するメキシコでのボーイミーツガール物だったでござるの巻。

デルトロ絶賛との煽りあり、確かに好きそうな感じのヒューマンドラマ。
霊体×マフィアは悪くな
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108時間(2018年製作の映画)

2.8

勝手に「リング型」と呼んでいる、霊が発生する機構に対して登場人物が「なぜそうなるの?」と一切疑問を抱かない、かつそれを観者に感じさせず雰囲気で「そういうものなんですよ」とゴリ押すタイプのホラー。
怪異
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.7

前作の空気とはがらりと変わるので、あの感じを期待してると物足りない。

「キャラクターがネットの世界に」という趣向は面白いし、ディズニープリンセス勢ぞろいでファンにはたまらないだろうなーといった感じだ
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ザ・ボーイ 人形少年の館(2016年製作の映画)

3.6

オチ思い出したわ。これはホラーを逆手に取ったホラーで面白い。

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.8

ディズニーすごいと素直に思いました。
ただ、このディズニー的プリンセスとでも呼ぶべき
”明るくて勝ち気だけど実は打たれ弱いヒロイン像”はぜんっぜん好みではない。

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.5

2016年の夏、広島の劇場で私は今作を1人観て涙したのだった。

私は古谷実信者である。2000冊くらいあった漫画を断捨離する際には、
古谷実作品とナウシカとハガレンだけを残したぐらい。
古谷実の漫画
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.0

週末パルムドールマラソン終了。これはグランプリ。
この年のカンヌ、
エリザのために、午後8時の訪問者、セールスマン、ダニエルブレイクと個人的に名作揃いだと今気づいた。
じゃあ次はパーソナルショッパーだ
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ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

4.2

紛争と移民とギャングと、社会問題山積み。
の中のハードボイルドストーリー。

フランスだしギャングの仁義がやや光る部分は北野武意識か。
はたまたカウボーイビバップにも通底するロマン。

桜桃の味(1997年製作の映画)

4.3

レンタル屋その他いろいろと探して遂に巡り会えたこの作品。なんのこっちゃない、ニューマスター版が出ました。

自殺志願者とそれに巻き込まれる人間が織り成すヒューマンドラマ
と言えば聞こえは良いが、
この
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.5

一応は日常生活を送っている人間が、好き勝手にこの現実への所感を言葉にするのもおこがましい。
ダニエルブレイクの守られた尊厳に祈りを。

マシニスト(2004年製作の映画)

3.8

自分自身の分身である架空の男の存在が、示唆に富んでいておもしろかった。

謎の黒幕?かと思いきや。
自首に付き添ってくれている点も、性善説を体現したような気さくな人柄も、きっと「彼」は自分を責め続ける
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ロスト・アイズ(2010年製作の映画)

3.5

犯人は”どこにでもいる、誰にも気づかれない何の特徴もない人間”
というのはある意味暗喩なのかとも思えた。
ネット社会の匿名性に守られた、毒にも薬にもならない、顔の見えない、無意味な文字を吐き散らすだけ
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.7

悪役がわかりやすく、物語の筋は良くも悪くもディズニー的で王道を行く。
それより何より、吹替の石橋陽彩くんの歌が途轍もなくうまい。
歌の技量があるってだけじゃなく結構な指導を受けたんだろうなって感じの感
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ミックス。(2017年製作の映画)

1.2

平均スコア下げてごめんなさい。
ただ3.5はうなずけない。

良かったのは瑛太のかっこよさだけ。名実ともにイケメン。

卓球経験者じゃなくても動きのひどさはわかるでしょう。
ピンポンの中村獅童も相当だ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.5

どうやら、神話の一譚「アガメムノン」が背景にある、らしい。

アガメムノンが狩りで、アルテミスが大切にしていた牡鹿を殺したことでアルテミスの怒りを買った。その怒りを鎮めるために、アガメムノンは娘のイピ
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ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

3.5

子どもたちの反抗がかわいらしくて、
最後の花火はカタルシスにも満ちていた。

最近アマプラに出たドラマGTOの最終回で、同じように立てこもって花火打ち上げててパロディ笑?って笑えました。

おとなの事情(2016年製作の映画)

3.2

人の携帯電話を見てはいけない。ただ見られて困るようなことをするなという教訓でもある。
場面によってはコメディ的だしホラー的だし、密室劇だけど飽きさせない。

バイオハザードV リトリビューション(2012年製作の映画)

3.0

あのバイオの映画が公開されると聞いて、
クソ田舎からクソ田舎の劇場に自転車を1時間走らせた中学生の夏。

あれから幾星霜、アリスの敵はもはやゾンビではなくなっていたが、私の敵は、未だ、私のままである。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.4

【訳 家族って何だろうって考えさせられるね~ 演技もすごくておもしろかったっぴ!】

鑑賞後に浮かび上がるのは「家族とは何か?」という問い。

柳美里の小説「家族シネマ」にて印象に残っているのが
「私
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怪談新耳袋 殴り込み!劇場版<沖縄編>(2010年製作の映画)

3.4

結局このシリーズはオカルト好きでその界隈の内輪ノリが楽しめる人にしか向かない。だから好き。

怪談新耳袋 殴り込み!<地獄編 後編>(2013年製作の映画)

3.0

はちのバンジーの回だった?
場所自体が有名で観てるだけで怖いね。

怪談新耳袋 殴り込み!(2008年製作の映画)

3.5

界隈では有名な「山の牧場」を生で見れる。
話そのものが想像性豊かで都市伝説の真骨頂なのに、
実際の場所も期待を裏切らない。

セールスマン(2016年製作の映画)

4.2

罪を犯した人間を赦せるかどうかはそれぞれの境遇次第。
これが未来もないクズのおっさんだったら迷わず裁きを与えることができるはず。
たとえ被害者側であっても、裁くのも赦すのも感情が決めている。
舞台俳優
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或る終焉(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

濡れ衣を着せられた容疑者Xの献身は息子を失った代償行動であった。といった話。

ゴダール的ではない、説明をしないタイプの難解さで中盤までモヤモヤするけれど、それが彼の献身に「謎」をもたらし、常に「この
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スケア・キャンペーン(2016年製作の映画)

3.0

最後に実は…ってやられても
読め読めのバレバレすぎていやそれわかってたやん打ち合わせしとったやん、ってレベル。

ホステル3(2011年製作の映画)

2.8

コレジャナイ感が半端ない。
まったく別物と言ってもいい。
2、3で1を上回る作品はトイストーリーぐらいではないのか?

ホステル2(2007年製作の映画)

3.2

2では機構の舞台裏を見せられて緊張感も減のトーンダウン。