愛野弾丸さんの映画レビュー・感想・評価

愛野弾丸

愛野弾丸

宇宙探索編集部(2021年製作の映画)

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WOWOW「アジアホリック!」特集より

かつては名の売れたUFO雑誌だったが、
30年の時を経て今や廃刊寸前の編集部。
そんな折に不思議な現象の報せを聞きつけ、
遠い山奥の地へUFO探索に旅立つお話
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

3.5

バイオレンス版「アルプスの少女ハイジ」

恋人のペーターを殺されたハイジが、
チーズでスイスを支配する独裁者に復讐をする映画。

はい、バカ映画です(誉め言葉)
話の展開や映像はベタながらもきちんとし
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.5

実話モノとしておもしろかった。

ひとりの主婦の情熱と執念が、
500年前の英国王の遺骨を探し当て、
悪名高かった国王の汚名を塗り替える。

残念ながらリチャード三世に馴染みがないのと、
本人の病気や
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.5

好きなタイプのインド映画だった。
最近は「争いを力で解決する」映画が多かったけど、
やっぱこういう人間ドラマの映画が一番好き。
そういう意味では「きっと、うまくいく」の次くらいに好き。
もちろん歌って
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

ドライビング・シミュレーション「グランツーリスモ」
このゲームの世界中のトッププレイヤーから、
実際のカーレーサーを育て上げるという、
常識外れな発想の【実話】から生まれた映画。

グランツーリスモの
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ウンチク/うんこが地球を救う(2022年製作の映画)

4.0

排泄物(うんこ)がテーマで、この絵である。
ふざけたドキュメンタリー映画かと思いきや、
内容は至ってマジメで、しかも壮大なスケール。
でもお堅い感じはなく、洒落っ気もありわかりやすい。
ウンコウンコど
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毒舌弁護人〜正義への戦い〜(2023年製作の映画)

3.5

WOWOW「アジアホリック!」特集より

態度も口も悪い「毒舌弁護士」が、
自らの落ち度で敗訴を招いてしまう。
無実の被告人を命懸けで救うために、
法を脅かす巨悪に立ち向かうっていう、
法の下の平等を
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街の灯(1931年製作の映画)

3.5

「キッド(1921)」に続きチャップリン2作品目。
「きみの瞳が問いかけている(2020)」の、
元ネタの元ネタということで本作を知り鑑賞。
U-NEXTにも全然無いなぁと思ってたけど、
今回がまさか
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VIRUS ウィルス:32(2022年製作の映画)

3.5

ウルグアイの映画。めずらしーね。
シネマンションのイベントで逃したやつ。
観たかったのがサブスク配信に来たので鑑賞。

襲った後(捕食前?)32秒だけ停止する、
という謎な珍設定を使ったゾンビ映画。
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夢追いウサギ(2020年製作の映画)

4.0

「ソウルフル・ワールド」本編前に、
前座で流れたショートムービーのアニメ。
台詞のない映画だけど、全部で絵で伝わってくる。
まさにアニメーションの本領発揮って感じで。

小さなマイホーム(巣穴)の夢を
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

たまにはディズニー・ピクサー
コロナ関係で当時劇場公開されなかった作品
遅れながらもようやく劇場公開となったので、
評判良さそうだし行ってみることに。

オーソドックな感動(良い意味で)のピクサーだけ
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.5

ようやく完結を観た。

予習は終わり。
さて本番の<完全版>いくかぁ。

古代インドを舞台に、二代に渡るバーフバリ王の英雄譚。
前編は導入部ということで完結しないのでモヤったけど、
やはり後編はインド
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裁き(2014年製作の映画)

3.0

お堅い感じのインド映画
歌って踊る荒唐無稽なインド映画とは真逆の作風
歌うシーンはあるけどあくまで設定上の代物

民族音楽の過激な歌に扇動されて、
実際に死者が出てしまったという裁判。
インドの裁判・
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せん(2024年製作の映画)

3.5

WOWOW
アクターズ・ショート・フィルム4 #4
(監督:森崎ウィン)

主演の中尾ミエが珍しくて、
なんか気になったので鑑賞。

田舎暮らしのおばあちゃんと、
その家にやってくる訪問者たち。
ほっ
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

なぜかバットマンの名前を冠してないし、
ダークナイトとかいう知らない新フレーズだし。
で、シリアスで重厚で難解な作品を作るノーラン監督だし、
あのバットマン(1989)がどう改変されちゃうの!?
マイ
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誰かがあなたを愛してる(1987年製作の映画)

3.5

おー、いいね、香港映画。

舞台のニューヨークで出会った、
香港の男女のラブストーリー。
ラストがエモかった。

[余談]
俺の知ってるチョウ・ユンファってドラゴンボールEVOだけ…
最初から最後まで
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キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱(2019年製作の映画)

3.0

キュリー夫人のエセ伝記映画。

科学者としての側面だけでなく、
「夫人」としての私生活や人格、
また家族への想いも描かれる。
が、それゆえに話の軸もブレる。

【ノーベル賞を受賞した偉人】のイメージと
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ハイ・ヒート その女諜報員(2022年製作の映画)

3.5

元KGBの女シェフがかつての凄腕を奮って、
レストランを襲うギャングを返り撃ちにする。
重厚でシリアスなアクションものではなく、
割とコミカルな作風の映画。

「ガンズ&バレッツ(2022)」に続き、
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ガンズ&バレッツ CODE:White(2022年製作の映画)

2.5

オルガ・キュリレンコ目当ての鑑賞
すごい美人さんなんだけどなぁ…
本人ではなく、演出側が魅力を引き出せなかった感

B.ウィリスをただの脇役と割り切る潔さ
マフィアのボス役なのにめちゃくちゃ端役
もは
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

原爆の父オッペンハイマーの栄光と没落、
そして科学者としての人生と苦悩を描いた作品。
もちろん原爆や日本という要素も出てくるけど、
それらはあくまで事実としての側面程度。

会話劇多めの人間ドラマ
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The Son/息子(2022年製作の映画)

3.5

心の病を負ってしまった息子と、
その息子に接していく父のお話。
うつ病に陥った息子がどうなっていくかという内容。

ただ、置かれた環境がちょっと複雑で…。
でも結局、原因はお父さん自身の自業自得という
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

ラッセル・クロウが演じる悪魔祓いのホラー映画
見た目で強そうな神父が似合ってた
当の本人はホラー映画苦手と聞いてちょっと笑った

実在したアモルト神父がモチーフ
修繕中の古い修道院を舞台にして、
目覚
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ラーマーヤナ/ラーマ王子伝説(1993年製作の映画)

3.5

日本とインドの合作アニメ
インドの2大叙事詩のうちのひとつ、
「ラーマーヤナ」を描いた内容。

がっつりファンタジーだった。
時代を感じさせるちょっと古めの作画。
しかし内容はなかなか面白かった。
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こいつで、今夜もイート・イット アル・ヤンコビック物語(2022年製作の映画)

4.0

有名曲の替え歌で大ヒットして人気となった、
パロディ歌手アル・ヤンコビックの映画。
(ウィアード・アルは「奇妙なアル」の意味)

実在の人物アルの生涯を描きながらも、
大半が脚色・創作されたほぼフィク
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.5

「ザ・フラッシュ(2023)」の補習で履修。
スルーしてたけど結局後追いで遡って観ることに。

やっぱガル・ガドットが魅力的なのよね。
美しくて、可愛いのに、強くて、カッコイイ。

DCEUもまだ前作
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.5

単純にフラッシュの映画としてはおもしろい。
コメディ的な笑いと、家族愛なんかの胸熱さと。
超光速のヒーローが時空をも超越するという、
流行りのマルチバース&タイムリープもの。

履修済
・スーパーマン
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聖者の谷(2012年製作の映画)

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お風呂で流し見

歌わない踊らないタイプのインド映画
静かでしっとりしたエモいタイプ

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.0

感動のヒューマンドラマを想像してたら、
自己中とエゴの集まりみたいな映画で面くらった。
思ったより良い話の映画ではなかったな…。
むしろ、人の醜さとか愚かさとかソッチ方面。

看護師のリズだけは良かっ
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青春ジャック止められるか、俺たちを2(2024年製作の映画)

4.0

名古屋の駅西にあるミニシアター、
「シネマスコーレ」を舞台にした映画。
そこに集まった者たちの映画にかけた青春ドラマ。

シネマスコーレを題材にした映画を、
当のシネマスコーレで観るという、
今ココで
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ジュリア(s)(2022年製作の映画)

4.0

原題:Le tourbillon de la vie(人生の渦)

「もしも違う人生を歩んでいたとしたら?」
主人公ジュリアのふとした事をきっかけに、
枝別れたした人生のパラレル・ワールドを描く。
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

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モンゴルの首都ウランバートルが舞台で、
平原&遊牧民ではなく都会的なモンゴル映画

他人に縛られず自分の道を生きなさい、って話?
まさか、そんな単純な話じゃないよね?
もしそうなら、本編やけに遠回りの
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.0

列車爆破事故前の8分間へ潜り込み、
記憶と思考から犯人を突き止める。
というミッションのSFサスペンススリラー。

起こってしまった「変えられない過去」
これから起こる「変えられる未来」
2つの時間軸
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バウンティフルへの旅(1985年製作の映画)

3.5

息子夫婦と肩見せまい都会で暮らす、
生い先短い老婆が主人公のロードムービー。
生まれ育った故郷に思いを馳せて旅立つお話。

20年ぶりの帰郷だと思えば、
主人公の心情は察するものはある。
長い歳月の流
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七人樂隊(2021年製作の映画)

4.0

七人の監督によるショートストーリーを、
楽隊に見立てたオムニバス形式の香港映画。
7色の音が響くヒューマンドラマ。

少し昔のレトロな香港の内容が多く、
それぞれ持ち味のちょっと異なるエモさ。
静か目
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湯道(2023年製作の映画)

4.0

ちょっとイイ話のお風呂コメディ
多彩なキャストがそれぞれ魅力的
歌手まで揃えた演出がにくいねぇ

関係ないけど
長めの風呂に浸かるの好き
あと橋本環奈やっぱ可愛いわ

The Path パルバティ・バウル 風狂の歌ごえ(2019年製作の映画)

3.5

バウルと呼ばれるインドの伝統的な古典音楽奏者を、
縁のあった監督が撮ったドキュメンタリー映画。

お金が目当ての公演ではなく、
その歌声は神へ捧げる儀式。
という、バウルの思想や姿勢に迫った内容。
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