ロビンさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.9

リドリー・スコット監督作品。
平凡な主婦のテルマとウェイトレスのルイーズは週末のドライブ旅行に出発するが、その途中テルマが男に襲われるというハプニングが。
あわやレイプされるというところで、助けに入っ
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

4.2

「あなたの悦びも私の悦びも
 天国では何もかもいい気持ち」

数十年ぶりの再鑑賞なのでほぼ初鑑賞。
なるほどこれはホラー映画の傑作。
ホラーとは思わず観たらホラーだったという予期せぬパターンは、言い知
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ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.7

マッツは色んな意味で身体張って、頑張ってた~笑
ダモクレス社トップのブルートはダンカンの定年退職と同時に支払う多額の年金が惜しくなり、ダンカン(マッツ)のもとに殺し屋集団を送り込むことに。。
年金払う
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.8

肌の色が青くないネビュラが観れるのよ〜!
サム役のカレン・ギラン(イアン・ギランを思い起こさせる名前〜笑)が終始スカジャン姿で闘うとこもカッコいい!
とにかく、頭空っぽにして小難しいことは全く考えなく
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

アメリカの田舎町に突如現れたゾンビと、町にいるたった3人の警察官の戦いを軸に群像劇が展開されるコメディ作品。

ハマらない人には全くハマらないと思うけど(フィルマの評価あまり良くないので〜笑)シュール
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.0

エドガー・ライト&サイモン・ペッグ&ニック・フロストの組み合わせはやっぱり最高。
特にサイモン・ペッグ大好きなのでたまらない。
ビル・ナイがちょこっと出てるのも嬉しい。

ロンドンの優秀過ぎる警官エン
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ゴーストシップ(2002年製作の映画)

3.0

オープニングなかなかのゴージャス感で、なんかタイタニック的なのが始まったなと思っていたら、いきなりグロ全開で期待に胸が高鳴る!
しかしながら、個人的にはこのオープニングのワイヤー大量切断シーンがクライ
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ザ・レイド(2011年製作の映画)

4.2

純粋に格闘シーンだけで突っ走る約1時間40分の超濃厚バイオレンスアクション映画で、間違いなく格闘アクション映画の傑作!
殴る蹴るぶん投げるそして刺して斬りまくるという、格闘アクションに対するこだわりが
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.7

所々にポン・ジュノ監督らしい“笑い”が散りばめられいてニヤリとさせられるけど、それでも実際にあった陰惨な未解決事件である華城連続殺人事件(2019年に犯人が判明したそうだけど)をベースにしているだけあ>>続きを読む

SF核戦争後の未来・スレッズ(1984年製作の映画)

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近隣のイカれてる金正恩の国北朝鮮が核兵器を保有し、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験をしていても核戦争の恐怖は感じられず、東西冷戦が終結してからは核戦争は現実的じゃなく何処か絵空事のように思>>続きを読む

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.8

「人は愛のためになんでもする」

前作「オリエント急行殺人事件」を観た流れで鑑賞。
本作の原作も有名だけれど、読んだこともなく「ナイル殺人事件」の過去作品も観たことないので、これまた完全お初状態で本作
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.6

まずこれほど有名過ぎる話もオチも知らずに、今まで人生を過ごせたことにある意味感謝。
走ってる列車の中で物語が進行していくのかと思いきや、雪崩で列車がストップしちゃってる間の話がメインとは想像と全く違っ
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.7

「私はハードディスク、あなたはアンテナ」

ティルダ様が出てるので鑑賞。
全く前情報無しで観たので、ちょいちょい英語が入るけど基本的にスペイン語。
スペイン語を話してるけど、明らかにスペインじゃない。
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

2.9

伊藤沙莉出てるので鑑賞。
本作はデリヘルを舞台にしたヒューマンドラマなんだけれど、同じく数年前にデリヘルを舞台にしていたテレ東の深夜ドラマ「フルーツ宅配便」が最高に面白くて素晴らしかったからなのか、同
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EVA エヴァ(2011年製作の映画)

3.5

「目を閉じたら何が見える?」

数年ぶりに再鑑賞。
スペインのSF映画だけれど、雪景色のせいか北欧の雰囲気が漂っている。
スペインってあまり雪のイメージがないんだけれど、あえて雪の降る場所を舞台にして
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田園に死す(1974年製作の映画)

4.2

脈略がない悪夢のような観る人を完全に選ぶ異色映画。
めちゃめちゃシュール過ぎるしイカれてるし、とにかくぶっ飛んでる。
寺山修司の少年時代をモチーフにしてるらしいけれど、それにしてもその描き方は完全に
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ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

4.0

公開当時に観たくて見逃してた作品。
やっぱり、この作品なかなかの傑作!
ダニエルボンドと共演していたナオミハリスも良かったけれど、本作のナオミ・ハリスも惚れるカッコ良さ!

冒頭でジョギング中の主人公
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ヴィジョン 暗闇の来訪者(2014年製作の映画)

3.3

妊婦さんは「霊感ヤマカン第六感」が鋭くなるのか!

交通事故で怪我を負い病院へ搬送されるイヴリー。
病院には夫のデイヴィッドの姿もあり、どうやら相手側の過失のようだけれど、相手の車の中には赤ちゃんが乗
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狼の死刑宣告(2007年製作の映画)

3.8

ジェームズ・ワン監督作品でケヴィン・ベーコン主演だったなということで観たくなり再鑑賞。
邦題がダサ過ぎて見過ごしちゃうと思うけれど、これがなかなか面白い作品!

息子をギャングの仲間に殺された父親が、
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

ジム・ジャームッシュ監督作品『ナイト・オン・ザ・プラネット』を観たくなる作品。
超久しぶりに絶対に再鑑賞しようと思う。
ちなみに、本作観る前に『ナイト・オン・ザ・プラネット』を観てから本作観た方が絶対
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.7

アカデミー賞7部門ノミネート作品。
オリジナルに関しては、昔々テレビ放送を観ただけなのでほとんど記憶に無い状態で鑑賞。
流石はスピルバーグ&カミンスキーコンビ。
やっぱり美しい構図とカメラワークは素晴
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.7

元ネタはゲームのようだけど、全くゲームの知識は無しでの鑑賞。
『インディージョーンズ』と『パイレーツ・オブ・カリビアン』を足して2で割って令和仕様にした感じの作品で、久しぶりに難しい考察や設定に囚われ
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

4.0

アカデミー賞国際長編映画賞ノミネート作品であり、ブータン映画人生初鑑賞。
美しい情景とノスタルジックさが漂って沁みまくる映像でなんだか自然と涙が出てくる。
とにかく心が浄化されるような素敵な作品だった
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.1

「アイ・アム・サム」と「グリーン・マイル」を合わせたようで、想像よりもコメディ要素強目でめちゃめちゃファンタジーな映画。
しかしながら、終盤は号泣必須の良作。
初めから終わりまで人々の優しさがいっぱい
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奇跡のひと マリーとマルグリット(2014年製作の映画)

4.4

19世紀末に実在したもう一人のヘレン・ケラー修道女マグリット。
三重苦を抱える少女マリーと教育係を務める修道女マグリットとの交流を描いた実話ベースの作品。
終盤は号泣の良作。
そしてラスト5分の描写
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

当時試写会を観に行って以来の再鑑賞。
改めて観るとSF映画の傑作だなと。
さすがドゥニ・ヴィルヌーヴ監督と唸らせてくれる。
映画を観ている間は幻想的な雰囲気に終始魅せられ、観終わった後は色々考えたくな
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

3.8

インド発、輪廻転生奇想天外抱腹絶倒コメディという謳い文句はだてじゃない!
予想よりかなりシュールで面白かった。
とにかく頭からっぽにしてゲラゲラ笑いたい時にオススメ!

殺された主人公ジャニがハエに生
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ゴースト・エージェント/R.I.P.D.(2013年製作の映画)

3.2

ライアン・レイノルズとジェフ・ブリッジスのバディもので「メン・イン・ブラック」と「ゴーストバスターズ」を足して2で割ったような既視感アリアリな作品
個人的にジェフ・ブリッジスの喋りがウザくてしょうがな
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品。
公開当時寝不足な時に劇場鑑賞して、ハンス・ジマーの心地良いサウンドでちょこちょこ寝てしまい再鑑賞したかった作品。
ちなみに前作はヴァンゲリス。
このハンス・ジマーのサウ
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.5

数年前に観たけれど、あまり内容憶えてなかったので再鑑賞。

そして、この作品は絶対に夜中に暗い部屋で観るのをオススメしちゃう。
ちなみに、ホラー観る時は基本的に夜中に暗い部屋で観ることにしてる。

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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.1

この作品はフィルマやってなかったら確実に劇場鑑賞してなかった。

「ゴーストバスターズ」自体そんなに思い入れのある作品じゃなくて、完全にノーマークだったので。
フィルマでの評判の良さから、ちゃんと過去
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エール!(2014年製作の映画)

3.8

『CODA』がとっても良かったので、オリジナルのフランス版も鑑賞。

『CODA』では漁師で生計を立てる家族がかなり経済的に困窮している状況に比べると、こちらは酪農を営む家族で住んでる家も素敵だしそこ
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スリザー(2006年製作の映画)

3.7

ジェームズ・ガン初監督作品。
SFホラーとしては、かなり面白い
グロいの好きな人にはたまらない作品かなと。
そしてテンポのいいコミカルな脚本はこの頃から健在。
そして音楽の選曲とタイミングは相変わらず
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355(2022年製作の映画)

3.0

『リトル・モンスター』観て以来ルピタ・ニョンゴのキュートさに気付いてしまい、ルピタ・ニョンゴ観たさに鑑賞。

個人的に女スパイアクション映画を観る時『アトミック・ブロンド』と比較して観てしまう。
今の
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.2

冬にピッタリな作品。
ほぼワンシチュエーションの作品でもある。
ワンシチュエーションでもこの面白さ、流石過ぎる。
ほとんどが室内で撮られているこの167分間を最高な時間にしてしまうのはタランティーノの
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.9

少年の失踪事件とそれを追う刑事の自宅で起こる怪現象。
この二つの出来事がどう繋がっていくのか全く予想できなくて、なるほどそうきましかって感じで見事にヤラれた!

良質なサスペンススリラー。
「フロッキ
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