すあまさえさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

すあまさえ

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羅生門(1950年製作の映画)

3.8


観ました。羅生門。
これは藪の中のお話なんですね。
観るまで知りませんでした。

藪の中はまさに最近読んでタイムリーだったので、内容は入りやすかったけど、普通に「藪の中」にした方がわかりやすい気が。
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ターミネーター3(2003年製作の映画)

3.5


たしかに、色んな方のレビューにある通り、1・2ほどの感動はないね。

あの完璧な2から監督が変わってどうにか続けようとしたんだから、やっぱり超えるものは作れないよね。

それでも、構成は別に悪くない
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.5


これは相当に面白いですね。
SF作品でこういう気持ちになることもあるのかと、圧巻でした。

私はSF初心者なので、感想はSF好き視点ではないと思いますが。

まず、ジョンは10歳なんですよね。
大人
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.7


こういう青春系の作品は、洋画の方が少しだけ観やすい気がする。

自分に自分で名前をつける、レディ・バード。私の友達にもいました。

けどクリスティンは偉いと思う。
卒業単位はしっかりとって、好きな男
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赤ひげ(1965年製作の映画)

4.3


すごく好きですね。
すごく良い作品です。

自然なんだよね。
話の筋が丁寧で一見退屈に感じる人もいるのかもしれないけど、誤魔化されてないというか。近くに住んでいる感じ。
そんな感じがするよね。

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ファッションが教えてくれること(2009年製作の映画)

3.8


面白かった。

「プラダを着た悪魔」のミランダのモデルになった人物。
ヴォーグ誌のカリスマ女性編集長アナ。

「プラダを着た悪魔」はコメディだけど、これはリアルだからね。

たしかにアナは洗練されて
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ターミネーター(1984年製作の映画)

4.0


ジェームズ・キャメロンって、天才ですね。

ターミネーター作って、タイタニックにアバターって、すごいね。

小さい時にテレビでやってんの流し観てたくらいで、あんまり詳しい内容知らなかったんだけど、こ
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彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

3.8


観ました。

事前情報なく、何でクリップしてあったのかな??と思いながら再生したら、そういうことなのね、と納得。

色んな感想が書かれていますが、トーマスの気持ちを完全に理解するのはむずかしい。
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0


面白かった。
ジャケットで観るのを決めたからこんな内容だとは全く知らなかったけど、少々暴力的なシーンが大丈夫なら観れる。

報道と事実は違うよね。
大きいところでも身近なところでも。

ジャーナリス
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.1


久々にエンドロールまで眺めてた。

私は好きな作品。
みんなそれぞれの葛藤の中、必死に生きてる。

誰か1人の視点ではなくて、全員の気持ちが伝わるような構成。
はじまりのあの日と最後の日も同じように
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おくりびと(2008年製作の映画)

3.9


公開時テレビでも取り上げられていたよね。
流れてたなぁって記憶がある。

母親は映画館で観て、面白かったって言ってたのを覚えてる。だからいつかみようと思ってたんだよね。

納棺師。
この映画ではじめ
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

3.8


映画も本も、教養系と趣味で観るものと、どっちも楽しいんだけど、こういう作品って、何度も勉強しないと本当には理解できないよね。

食肉関する映画は色々観たけど、これは題通り砂糖に完全にフォーカスしてる
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フード・インク(2008年製作の映画)

3.7


食の安全は不透明。

だからせめて自分で買った食品を自分で料理して食べたいという想いがあって。
毎日なるべく自炊するわけなんだけど。

日本もアメリカ化してるから、農業や畜産のあり方もそこまで変わら
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.8


なんというか、むずかしいです。
ただ文句はないんだよね。

私がミュージカルというものをもっと勉強すれば良いんだろうね。

まず、歌とかダンスとか、セットとか。ものすごく完成されていて、文句無しのク
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.4


これはかなり好きです。
ずっと観たいと思っていた作品。
こんなに面白かったんだね。

ずっと安心して観ていられる。

後半になるにつれてコメディ要素が増していくから流れもいい。
誰も傷つかない、そし
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.8


ドラマは観てないけど、楽しめました。

なんというか、コメディチックで笑ってしまうシーンも沢山あるんだけど、当事者からすると笑えない事もあるのかなぁなんて考えたりね。

美味しいものを一緒に作って一
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.9


観るの迷ってたんだけど、映画館で観れて良かった。面白かったです。

全く映画とは関係ないのですが、永野芽郁さんて綺麗なんですね。
これまで普通に可愛い、くらいにしか思ってなかったけど、王道スター感が
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ありあまるごちそう(2005年製作の映画)

3.8


興味がある人は「いのちの食べ方」や「フード・インク」も合わせて鑑賞されてますよね。

私も「いのちの食べ方」は観ており、本作もずっと気になっていたんです。
考えさせられますよね。
ショッキングな映像
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ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

3.8


話がバンバンバンと進んでいくし、いろいろ突っ込みどころはありながらも、この映画はそういうことじゃないからもうOK!

ドラマが有名だから、映画はじまりの作品だとは今日調べてみるまで知りませんでした。
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.1


大人になってからあんなに痛い思いすることなんてないもんね。
本気で足掻いてもどうにもならないことって、本当は沢山あるはずだけど、実際には生きててそんなになくないですか。

騙し騙し生きてもいけちゃう
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.9


しあわせの絵具。
実在した画家。

DVDには特典でルイスの絵画ギャラリーがある。どれも優しい絵だよね。

ルイスもエヴェレットも演技が上手で、静かな映画だけど惹きつけられる。

エヴェレットが徐々
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.3


役所広司の迫力ある演技。
表情の豊かさ。
こんな役者さん日本に何人いるんだろう。
貴重だよね。

周りの俳優さんたちも実力派で固めて無駄な人が出てこないのがいい。
空気感や世界観がブレない。

その
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

4.0


面白かったです。

原作は司馬遼太郎。未読です。

最近の映画は80-100分が平均だと思いますが、148分と攻めてますね。
けれどあれだけの内容を詰め込むなら納得で、構成も大変だっただろうなぁと伺
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.5


2023/7/7

前にもレビューを書いてたんだね。
本当に何回も観ているから当たり前だよね。昔のレビューって恥ずかしい。
逃げてる。

原作は未読。筒井康隆の小説。
今回観ていて、原作も読みたくな
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.8


良い作品だね。

「毎年同じことの繰り返しだけど、毎年同じことが出来るってことが、幸せなことだって、最近思うんですよ」

ほんとそうなんだよね。
みんな去年よりも何かと華やかに、何かとパワーアップさ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0


現代の若者の恋愛観、仕事観を綺麗に描いてると思う。

内容は王道。
予告に含まれている事が忠実に流れる。

なんというか、誠実な映画。

冒頭のシーンとラストシーンの照らし合わせなどの演出や構成もし
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

4.0


友達と観た。

木村拓哉は木村拓哉ですね。
私は好きです。

冒頭、社交ダンスと事件の発覚、捜査の組み立てが交互に場面として流れ、新田が呼び出されるまでの流れが描かれる。

山岸と新田の再会、ホテル
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.2


社会問題。
静かな映画ですね。

漫画の「小さいひと」を思い出した。

スーツケースが出てきた瞬間、あ、これ人入ってるやつね、はい。と、勘のいい人ならすぐわかるよね。

実際に起きた事件を題材にして
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0


評価が高いね。超納得。

むずかしい問題なので内容についてあれこれ言えるものではないけど、今でも苦しんでる人はいるからね。

むずかしいよね。
宗教とか政治とか人種差別とかジェンダーとか。

まず、
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おとうと(2009年製作の映画)

3.9


おとうと。

山田洋次監督らしい。

市川崑監督に捧げた家族の物語。
原作はこれから観ようと思うけど、所々のシーンがオマージュされてるみたいですね。

普遍的な家族というテーマだから、時代感を変えて
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キネマの神様(2021年製作の映画)

4.4


地方なのでもう終わっちゃうかと思ったのですが、なんとか観てました。
大好きです。山田洋次監督が本当に大好き。

松竹映画100周年記念作。
山田洋次監督しかいないよね。そう思います。志村けんさんが主
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家族はつらいよ(2016年製作の映画)

4.0


さすがだよね。
山田洋次監督は家族を描く人。
人の暖かい繋がりや絆、愛情を描く人。

東京家族と同じキャスティングだけど、全く別物としてみた方がいい。
引き継いだり、フリとして使っているところはある
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東京家族(2012年製作の映画)

4.2


大好きな山田洋次監督作品。
丁寧な仕事。原作は未鑑賞なので忠実なのかどうかはわからないけど、圧倒的な安定感がある。

役者も良いし美術もバッチリ。音楽も良い。若い人が観ても観れるし、中年以降の世代は
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ムーラン(2020年製作の映画)

3.3


原作があるんですね。
ディズニーが実写化するってことはそりゃそうよね。

アニメの方は観てなかったけど、レビューを見ると実写化にはがっかりってのが多いですね。

お金はかかってるから映像も綺麗だし、
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.2


良い作品ですよね。
そんで社会的にも大切な作品だよね。

ヒンドゥー教にも色々あるんだろうけど、5日間部屋には入っちゃいけないんですか。身体にも触っちゃいけないという。

そんなに穢らわしいのかね。
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.5


凄く良かった。
いわゆるみんなが細田監督に求めている要素が詰まっている作品だと思う。
友情、恋愛模様、青春、痛みの克服。

さらに、アニメーションも素晴らしく、手書きとアニメーションの組み合わせが本
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