真夜中さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

真夜中

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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.0

住居の美しさにばかりに注目してしまった...。庭に大きく開いた開口部と室内のほの暗さがとても心地良さそう。

おみおくりの作法(2013年製作の映画)

4.0

遺品や写真からその人となりを想像して弔辞を認めるジョン・メイの姿に胸がぎゅっとなった。故人のどんな出自や境遇も関係なく平等に弔う主人公。仕事をきちんとこなすただの真面目な公務員…といえばそれまでだけれ>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

努力を継続する胆力があっても出自のせいでそれを生かすことのできない人間がいれば、素晴らしい才能を発揮することが約束され生まれながらも思うようにいかず絶望する人間もいる。そんな2人が出会い互いに蔑み、鼓>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

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主人公が語る芸術論が自分の中で全く咀嚼できず、途中で気持ちがぐんにゃりしてしまった。なんだか女性ばかりいやに殺されたなあ…ともやもやが残ったため、監督について調べたら少し合点がいった。

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

アーサー王伝説にまつわる色々な物語について全く知識のない私でも楽しめた。
行きて帰りし物語だが、捻りのある展開で後半目が覚めるようだった。
冒頭の、視点が外の景色→窓→室内に移動してゆくシーンが妙に印
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

4.0

DVDを持っていて年に何回か思い出したように観る作品。迷ったが劇場で観て本当に良かった。壁越しに背中を向け合う2人の間に流れる『花様的年華』。階段から続く雑多な路地やハイカラーの旗袍、くゆる煙草の煙が>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

4.0

京マチ子の演技にゾクゾクしっぱなしであった。

ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

4.0

天に昇ってゆく沢口靖子に思わず破顔してしまいました。

野火(2014年製作の映画)

4.0

圧倒的な森林の緑の中で黒く汚れた人間と人間が殺し合い赤い血を流す。生きるためには食わねばならない。突きつけられる嘘のような現実に眩暈がした。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

遠くにいる味方の別部隊へ、敵地攻撃作戦中止の伝令の命を受けた2人の兵士。大勢の味方の命がかかっているがタイムリミットまで猶予はない。敵国からの奇襲を想定しながら死体が転がる戦地をひたすら走り抜ける。長>>続きを読む

二百三高地(1980年製作の映画)

4.0

「そこから旅順港は見えるか」という有名だけど経緯や意味を全く知らなかった台詞の内容がわかりそういうことか〜!と合点がいった。

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

「あのひとが居るから、くじけるわけにはいかんのだ、と思える『あのひと』が、誰にとっても必要だ。生きて行くために、想うことの出来る存在が。つくづく思うよ。他者のないところに人生なんて存在しないんだって。>>続きを読む

愛のコリーダ(1976年製作の映画)

4.0

餃子食べながら観た。何か食べながら観る映画じゃねえなと思った。

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

台詞が少なく長回しが多い、詩的な映画。
ルーニー•マーラがキッチンの床でパイを食べ続ける、約4分間の長回しシーンにグッときた。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.0

この映画のおかげでスナフキンとミイが異父姉弟だということを知ることができました。

犬神家の一族(1976年製作の映画)

4.0

初めてメインテーマをしっかり聴いたがこんなに美しい旋律だったとは。時折挟まれる謎のカットが癖になる。

ライトハウス(2019年製作の映画)

4.0

霧笛の轟音、耳をつんざくような海鳥の声、岸壁を砕く波音。とにかく音がすごい。ギリシャ神話のエッセンスが散りばめられているらしく、観賞後に公式ホームページの徹底解説ページを読んで腑に落ちるところが多かっ>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

いつまでも落とし前をつけようとせず逃げてばかりの父親を見捨てなかったシンジ君は誰よりも偉い。

Curve(原題)(2016年製作の映画)

3.8

息遣いが緊張感を煽る。一番下まで落ちた先にふっかふかのクッションが敷き詰められてますように。

CUBE(1997年製作の映画)

3.9

無駄に声が大きくて威圧的な人はやっぱり信用ならないと思いました。