杜乃日熊さんの映画レビュー・感想・評価

杜乃日熊

杜乃日熊

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

『ダイ・ハード』はこれぞアクション映画! と言わんばかりに面白さが詰まった作品です。30年以上前に公開された作品ですが、今観ても十分に面白い内容となっています。爽快感を味わいたいという方には持ってこい>>続きを読む

ホーム・アローン2(1992年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

洋画の中でも間違いなく傑作に入る『ホームアローン』シリーズの2作目は、クリスマスのニューヨークで主人公ケビンが泥棒二人を撃退するという話です。前作は自宅が舞台だったのに対して、かなりスケールアップして>>続きを読む

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.0

『天使にラブソングを』での歌唱シーンは観ていて元気になりますね。最初はお世辞にも上手いとは言えないクオリティだった聖歌隊に対して、主人公で歌手のデロリスが指導をすることで歌唱力が上達していき、やがて修>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.0

『名探偵ピカチュウ』は言うなれば「父と息子の絆の物語」です。ポケモンの実写映画という側面が強いですが、その核となる物語は紛れもないヒューマンドラマとして見ることができます。

主人公のティムが旅をする
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

4.0

前作はデクとオールマイトが中心に物語が進んでいましたが、今作では1年A組全員が中心になっていました。

まだプロになっていないヒーロー候補生である彼らが、ヒーロー不在の中でどうやって強敵のヴィランに立
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ジョーカーといえば、バットマンの天敵で悪のカリスマ的存在というイメージが強かったのですが、この『ジョーカー』で描かれているのは等身大の人間としてのジョーカーです。

ホアキン・フェニックス演じるアーサ
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独裁者(1940年製作の映画)

5.0

最後のチャップリンの演説に全ては集約されていると感じました。人の心を捨てた機械のような軍事国家を批判し、民衆に人の心を思い出させる演説は必聴に値します。

作中では、滑稽な突撃兵団もゲットーの人々の哀
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ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

正義と悪の在り方について、残酷にかつ冷笑的に問い詰めた傑作です。

マフィア、囚人、市民、そしてデント。それぞれの立場における正義と悪の葛藤を嘲笑うように、ジョーカーは彼らに「選択」を迫ります。

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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

映画の独自解説をYouTubeで行なっている方のオススメをきっかけに視聴しました。
この映画は、昨今の娯楽映画および映像コンテンツに対するアンチテーゼにして、メタフィクションの新たな境地だと思います。
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

『バックトゥザフューチャー』は何回観ても色褪せない名作中の名作です。子どもの頃に観ても面白いと感じましたが、大人になった今に観ても十分に楽しめます。

何と言っても、『バックトゥザフューチャー』は物語
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