上手くいってない主人公が国家の危機を救う、ど真ん中ストレートの作品ですが、割と満足感あります。
想定してたよりも良かった。
やりたい放題な夫でも奥さんは幸せだよ的な一昔前の価値観なような気はしますが。
当時の社会情勢等を反映させているので、解説無しでは良さが理解できませんでした。
ただ、解説を読み、この作品が生まれた背景をふまえると、メッセージや想いが込められている中身は濃くて熱い映画と理解できま>>続きを読む
絶対に前作を観てからの方が楽しめる。
めちゃくちゃ後悔しています。
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ご都合主義ではなく納得できるストーリーで展開・終結させていることが素晴らしい。
完全なウソというよりは、エバンの感情、理想を投影しながらのエピソードになっていることで、嘘つく事になんの躊躇もないの?>>続きを読む
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いわゆる社会の"普通"とされる型にハマらないことで生き苦しさを感じている人を主人公に置き、多様性を本当に受け入れられているのか。ということに焦点をあてた映画。
そして、そんな内容をテンポよくコミカルに>>続きを読む
緊張感と不気味な空気が漂い続ける。
シンプルに映画として面白い上に、こんなに難しく解釈を必要とする映画とは思いませんでした。
受信機が高性能すぎるのが気になりましたが。
とにかく可愛い犬を愛でる映画。
Every dog happens for a reason.
主人公に原作者が投影されていることを知り、より重みを感じます。
そんな中こんな表現をするのも気が引けますが、映画としては、他の作品と比較して何か目を見張るようなものがあるかと言われると...。
よく>>続きを読む
松居監督は、現実と虚構の世界を交わらせてくるイメージがありますが、この作品だとその力を存分に出し切ったように感じます。
恋の光、そして、恋は光。
恋に対する最後のオチは想像通りのものでしたが、それなりによかったです。
演じるキャラクターの問題かとは思うのですが、西野七瀬さんが少し気になってしまった...。
正直ちゃんと整理できていない。
ただ、「君は永遠にそいつらより若い」という言葉は、想いを持ちながらも関係の無い第三者から、理不尽に抑え込まれた人たちへの、無責任だが強い願いを込めた、正面から立ち向か>>続きを読む
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それなりにおもしろい。
ただ、妖術みたいなファンタジーには少し驚きました。ちょっと異物感はありますね...。
原作知らないけれども、原作でもそんな感じなのかしら。
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良く出来ている脚本。
真実に向かって一枚一枚剥がれていく感じが気持ち良い。
ただ、みんな最後ヘレン側に移行した気持ちの変化が良く分からない...。
ちょこちょこおもしろい。
福士蒼汰の方はバンバン両手打ちしても中々弾が切れないものですね。
個人的には割と好きな作品でした。
たしかに淡白に感じる部分もあるかもしれませんが。
そんなに期待せずに観ましたが、人間関係ふくめ割とシビアに描きつつも、誇張しながらかなりコメディチックなので観やすかったです。
最後若干飛躍しつつ理想的な展開ではあるので、賛否分かれそうですが、作品は>>続きを読む
どこにでもありそうなリアルを描いた作品、まさに観た人それぞれが思い出すあの日々。
オール明けの倦怠感と観終わった後の適度な疲労感がリンクしたようにも感じました。
ただ、それを描いてどうしたかったのか>>続きを読む
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犯人の犯行動機が薄く感じたり、ちょこちょこ分かりやすい部分もありましたが、全般的にはおもしろかったです。
ラストシーンの「無理です」で、素の山岸と対峙していることを、コミカルかつ印象的に表していたよ>>続きを読む
内容がとても退屈なわけではないです。
ただ、いくつか気になる点が拭えず。
患者・先生含め一つ一つの話が点在しているように感じられ纏まりや掘り具合に消化不良感。
また、柳葉敏郎の息子のくだりも、こちら>>続きを読む
4人横ならびの喧嘩?シーンがとてもよかった。
会話の内容や立場、振る舞いがスムーズかつテンポ良く入れ替わりとてもコミカル。
やや初期の今泉作品感を感じました。
ヒューグラントが語り手として、フィクションとノンフィクションを織り交ぜながら展開。
最初のシーンまでの流れを徐々に追いつかせていくこともありどんどん引き込まれます。
クスッとするような小ネタやセリフ>>続きを読む
今作もとてもおもしろい。
今まで使ってきた武器をできるだけ装備して投入した感がアツい。
色々あり難しい部分はあったと思いますが、きちんと上手く取り入れて。
愛をとても感じました。
あとは、本当に彼は>>続きを読む
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ちゃんと理解出来ていないだけなのかもしれませんが、「自分が自分を産む」ということがどうも腑に落ちませんでした。
タイムトラベル系は矛盾が生まれがちなものだとは思いますし、映画中でも矛盾が生まれること>>続きを読む
やはり松居大悟監督がリアリズムを描いたら最高にハマる。
くれなずめとかの一つ外すパターンもそれはそれで良いのですが。
コミカルな会話、ちらほら出てくる松居監督近辺の方々、思わずニヤついてしまいました>>続きを読む
ドキュメンタリーとすることで低コストでつくれる良さもある一方で、逆にチープすぎてしまうところもいくつか。
少し寒くなってしまうようなところや、ありえないカメラ位置とか、気になるところは多々ありますが>>続きを読む
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面白い。
面白い一方で胸糞が残る。
生き伸びるところやスパイ並みの動きするのは、ご都合主義的ですが、ストーリーのためには仕方ない。
ドンパチ無しでスリリングな悪vs悪を展開していったところはエンタメ>>続きを読む
登場人物が多くてストーリーも複数走り交わるので、追うのが少し大変でしたが、コミカルでテンポ良く飽きずに観れます。
最後の20分は圧巻。
音楽・映像・感情表現、切なくも美しい、繊細だが力のある煌びやかさ。
何も言わずとも、中身が変わったと思わせるブラッドピットの表情が凄すぎる。
ベースは今泉さんの世界観ながらも、城定監督が入ったことによって普段の今泉作品とは一味違うものになっていました。
演出の面で言えば、城定監督によって、ゆらっとした今泉映画感から一つ外れた感覚もありまし>>続きを読む