見終わった後の胸糞の悪いような何とも言えないモヤモヤが残る作品だった。
行動の軸としていた主人公の正義が壊れていくのも自国があの様子ではしょうがないものだとも思う。
予想はしていたが綺麗に締めくくるためにウィックが死んでしまうのは納得ももの寂しさもあった。
言語が分からないのに表情などの表現のみでかなりの気持ち悪さがある作品。
敵が待ってくれずに戦闘を仕掛けてくるのもリアルで個人的にはかなり好き。
続編があれば見たいと思える。
主人公の無鉄砲さがかなり好みだった。
現実と同じように上流階級の人が身分の低い人々から搾取する様子が現実を分かりやすく風刺している。
あまりこういった作品は好きではないが、阿部サダヲの淡々とした不気味さが滲み出ている演技は目を引かれた。
評判では何を言いたいのか分からないなどの評価が多かった印象だがいざ視聴してみるとTheジブリという感じで考えすぎずに楽しめた。
漫画のみの視聴だったがテンポが良く見やすく、菅田将暉が整くんのキャラとかなり合っていてしっくりくる作品。