ユキさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ユキ

ユキ

映画(278)
ドラマ(0)
アニメ(0)

17歳の肖像(2009年製作の映画)

3.5

・背伸びばかりしてると、年相応の、その年代だからこそ楽しいことを経験できない。
・年上男性は、自分より真に優れているのか、経験値の分だけ下駄を履いているのか不明。

以上2点を再認識した映画。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.2

名も無き戦士たちの闘い。
...も良いが、やはりせっかくスターウォーズなら、有名キャラの闘いややりとりが観たかったのが本音。
本作は全体的にあまりキャラ立ちしてないという印象。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.3

今はもうないかもしれない。でもあの時、確かにあった友情。
それらについて、思い起こされる映画だった。

ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.3

たまに本作のような、アメリカ社会における精神疾患患者を扱う映画を観たくなる。
なんだろう、日本社会は一律右にならえの教育で、個性や自我を伸ばすという発想を子どもにあまりさせないような環境で育っていくこ
>>続きを読む

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

3.2

シェルブールの雨傘を鑑賞し、こちらもカトリーヌ・ドヌーブのミュージカルということで、鑑賞。
色使いがポップで、俳優陣が美形揃い、ダンスもハイクオリティなため、目を楽しませてくれる。
音楽も素敵だったた
>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.8

狂気を力に変えれば成功へ導かれる。しかし狂気は身の破滅をも導く。
超最高!また観たい!というものではないが、本作の世界観というか、登場人物のマインドセットに触れられたことは、自分にとってわりと収穫だっ
>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.0

世間で言われるほどの良さが、あまりよく分からなかった。
しかしラストまで鑑賞したので、面白く感じたのは確か。
まあ、映画を色々と観る中でピンと来るもの、来ないものとあるのは当たり前。
だからこそ前者を
>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.3

2013年製作ということを考慮すると、監督の着想や細かい近未来的なディテールに感嘆。
この映画が痛烈な社会風刺となる時代も近くなってきた。

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

正直、冒頭は少々退屈であった。
美しい街並み、美しい造形の俳優陣、美しい歌。
美術鑑賞に終始するかと思いきや、中盤より一気に引き込まれる。そして感動のラスト。
皆人生どこかに折り合いをつけ、その中で最
>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.0

内容を失念したため再鑑賞。
修業シーンが謎にアジア仕様である以外、最高。
アメコミヒーロー中でも珍しく、普通の人間であるバッドマンが、正義とは何か、悩みながら戦い抜く姿がカッコ良い。
自分の人生におい
>>続きを読む

スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

3.7

アップルのものづくりの哲学を、アシュトン・カッチャーの演技を楽しみつつ学ぶことができる。
万人に受け入れられ、使われるブランドにはそれだけの理由があるはずであり、その理由が本作には描かれている。
仕事
>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

パドメを救いたいあまりダークサイドに堕ち、後に引けなくなるアナキンの姿が丁寧に描かれている。
アナキンの思考は(シリーズ通してだが)少々短絡的であると感じられる。
精神的に成熟していない者が強大な力を
>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.2

シリーズものが気になる近ごろ。
どんなものかと観始めると、ひたすら二人がしゃべり倒す。
何をしゃべっていたかは正直記憶にない。まあ、現実のデートもそんな感じでしょ。その意味で妙なリアリティ。

インターステラー(2014年製作の映画)

3.8

仕事(使命)と家族の選択、極限状態での人間のあり方...など、(SFにありがちな命題といわれたらそれまでかもしれないが)なかなか示唆的である。ラストも上手い(感動)。
専門用語がわからず、雰囲気と筋書
>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.0

救いがない、の一言に尽きる。
なぜ余暇の時間にこんなにも辛い気持ちにならなければいけないのか...と思い、鑑賞後一切本作のことを考えるのをやめた。

メリーに首ったけ(1998年製作の映画)

3.0

楽しめればいいのがコメディ。
だとしたら本作は十分すぎる。
際どい描写がくどく感じられることも、無かった訳ではないが...。
ご都合主義エンドも、全盛期のキャメロン・ディアス様のお姿を拝んだ満足感で、
>>続きを読む

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.2

作品としてまとまりが良いと感じるが、愛をテーマにしている割にはあまりに表面的な事象を取り扱いすぎている印象である。
豪華キャストの面々が素敵だったので良いか。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.9

人生、と題されるだけある。
といってもベンジャミンの歳の経方は一般的ではないが...。
老いるとは、死ぬとは、生きるとは、愛とは、友とは、親とは、といった、人生で誰しもが一度は考えるテーマを満遍なく盛
>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.4

キーラを拝むために鑑賞。のはずが、思いのほか良作。
何のために創作活動をするのか、そのスタンスについて問う。
ニューヨークの街並みの中で歌って、笑って、悩むキーラが存分に楽しめる。ファッションもこなれ
>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.4

地味なタイトルとパッケージから、鑑賞を後回しにしていた。
評判に違わずの名作。
フォレストが何故そんなにも運良く、屈強なのかには目をつぶれさえすればよい。
少し立ち止まって我が身を振り返るには良い映画
>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

3.2

全体的にアナキンの感情表現方法に違和感。大人気がないにも程があるだろう。
パドメについても、なぜアナキンを好きになったのかが描ききれておらず違和感を抱いた。
だんだんと、個々のキャラクターに愛着が生ま
>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.0

やっとスターウォーズシリーズ鑑賞開始。
1から観るのは一般的とは言い難いが、4鑑賞を何度か挫折したので致し方なし。
幼いアナキンや若き日のパドメがひたすら美しく目の保養。
物語としては、これ単体では何
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.2

狂気を表現したいのはわかるし、観ていて引き込まれるものはある。だが、かなり特異的な環境、主人公の属性などがあいまって感情移入仕様がない。
この映画を観て、気晴らしになることもなければ、人生を振り返るこ
>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

3.4

2度目の鑑賞。
最新作のシリーズ5を観て、ウィルとエリザベスの初期の関係性や、ジャックの言動を確認するため。
やはりパイレーツシリーズで最も良く出来ているのはこの作品。エンタメとしてまとまりが良く完成
>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

中盤は盛り上がりに欠ける。よっぽど寝てやろうかと思うほどのマンネリ感。
しかしラストのウィルとエリザベスの再会シーンにより全てが許された。
全体としてファンサービスに終始。ファンの望むパイレーツを作り
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.4

ミュージカルの割に歌やダンスのパートは少ない。しかし、歌の質が高く、名曲揃い。ダンスは若干粗さも目立つ。
テーマに普遍性があり、個々人の経験と結び付けやすいため、ヒットにもうなずける。

|<