やしきさんの映画レビュー・感想・評価

やしき

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.1

自然と都市、鹿と子供、高橋と男
それはそういうものであって、如何ともし難い秩序が働いている。だからどこにも悪は存在しない。それぞれの主観があるから善悪が発生するのでは

マネーボール(2011年製作の映画)

4.2

いいね
自分の仮説を信じる人間は、それを検証するまでやり抜かないといけない。どれだけ孤独でも。
あとから結果と評価はついてくる。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

生活には影も光もあるけれど、両方を噛み締めて生きている人の物語
感情が乏しいのではなくて一種の諦念なのではないかな
様々な人が作る木漏れ日は一瞬のものだと気づかせてくれる

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.5

面白ミュージカル
登場人物たちが短絡的すぎる気もするけど、言っていた通りそうする以外の生き方を知らないんだろうな

食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

3.9

なかなかいいね
イタリアで食べて、インドで祈って、なんか恋する映画
何もない時間を楽しむこと、自分を許すこと、自分を信じることを大事にするという話

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

5.0

バカ面白い
頭を空っぽにして見れる映画。サンタが無双する話

向かいの窓(2019年製作の映画)

4.2

隣の芝は青い的な話
最後は納得なのか、若干の優越感なのか

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

グルメホラー
純粋な気持ちを富裕層のせいで無くしてしまった料理長が客に復讐する話。罪を浄化しましょうというキリスト教的展開に対して主人公だけアメリカン的な発想で逃げ切るのは見事

ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

3.5

モノクロがいいね
元々恋人だった2人が偶然出会って、その後の人生を話す話。劇的なシナリオではないが人生の難しさ、つまらなさ、愛しさを詰め込んだ話なのかな。

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.0

いいじゃーん
心のどこかで過去の選択を悔いていた老人が、同じ岐路に立ちながら採りたかった選択をした若者を応援する、その結果として老人も助かるストーリー
ブラックジョークがいいね。流石のアルパチーノ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

マスターピース
早くこれになりたい。こんな結婚生活最高では。

ーー
タイムトラベルができる男の話。
タイムトラベルができるから色々やり直していたんだけれども、その内に人生のいっときいっときに対してし
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トスカーナ(2022年製作の映画)

3.3

景色と料理が美味しいそうな映画
恋愛要素は入れなくて良かったかも

特別な人はいない。でも相応しい人といれば関係性の中で特別になれるよみたいな言葉が良かった

“隠れビッチ”やってました。(2019年製作の映画)

3.1

テンプレ
愛を知らないから欲しいんだけど貰ったらもらったで拒絶するって話

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.4

すげえいい
頭空っぽにして幸せになれる映画
トゥルーマンズショーでも思ったけどジムキャリーの笑顔はとてもいいね

ベスト・フレンズ・ウェディング(1997年製作の映画)

3.1

いやどんだけ自分勝手やねん
キャメロンディアスって恋愛に夢中になって自己中になる女性を演じがち?
ジョージすごくいいね。

ターミナル(2004年製作の映画)

4.0

ある理由から空港にいなくてはならなくなった主人公
主人公の人柄から次第に人がついてくるように
最後はそんな簡単に行くものかと思ったが、人がついていきたくなる人というのは、こういう自分の哲学がある人なの
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.2

人は限られた時間をどう使うべきなのか?
たまたま主人公は成功したが、成功する/しないではなくそれ以前、より原初的なところで人間は夢を実現したいたい欲求を持っているという話
それに向かって、制限時間の中
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アメリ(2001年製作の映画)

4.0

現実との対峙を拒んでいたアメリの成長物語
他者に利を与えたアメリが最後に他者から利を与えられる。利他は利己に通ずる。
美しい人間模様だった。また風景描写も繊細でとても綺麗。パリ行きたくなる

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.6

すごく好き

最悪な私を笑う(それによって肯定している)→真剣に向き合う流れが良い。
自分は何に向き合うべきなのか?
自分の道は自分で決めないといけない、新しいものに目移りするのもわかるし他人にチヤホ
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.8

西部サスペンス劇
とてもよく構成されている人間ドラマ

男を装わないと生きていけなかったフィルと
生きがいである母を助けるためにそこに付け入ったピーター
ピーターの選んだ生き方は正しかったのか、フィル
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The Hand of God(2021年製作の映画)

3.6

美しいいい映画だった
外の世界に目を向ける必要があった青年の話。
周りがどうこうしてくれた幼少期は過ぎ去り、自分の足で歩かなくてはならない大人の時代が始まる。
失敗からも、この街からも逃れられない

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

これは!!
最高

家族とのつながりを手話でしか表現できない女の子の話。
ルビー視点で見た時に、家族への愛と、自分の利益との相反。
家族視点で見た時に、自分たちとの利益と、家族への愛と。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

すげえいい
階級社会を前提とした、それでも家族というつながりに尊厳を持つ一家と

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

1.9

イギリスの陰鬱さが遺憾なく発揮された作品
ワンカットで全編を撮る手法もあいまって臨場感が半端じゃない。
どこで綻びが出るのか、緊張感を保たせる作品作りは見事。
ただし有休の日に観る映画ではなかった

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