「愛を続ける方法」がテーマ。
生きるのが不器用な人たちが織りなすラブストーリー。
本当にとてつもなく不器用な人たち。
僕は正直、手に入ったものがいつかなくなってしまうと不安になる感情をあまり持たない>>続きを読む
映画は物語を楽しむ時代から、体験する時代へー。
と言いたくなるほど、とてつもなくこのDUNEという世界に引き込まれる作品だった。。。
Part 1もIMAXで観て、この未来なのに自然に近いこの映画の>>続きを読む
冒頭に中国資本が入った映画だとわかるが、
なんかこの演出の感じ、福山雅治の中国資本映画『マンハント』っぽさがある。
あの昭和の日本アクション映画のようなコテコテの演出。ギラギラした色彩と質感、そして、>>続きを読む
久しぶりに、こんなにツッコミどころが多すぎる映画を観た笑。
ここまで来ると、この作品を全然嫌いになれず、むしろ愛おしく思うレベル笑。
主人公たちが危機に陥るときは、
大体主人公たちの浅はかな行動のせ>>続きを読む
「証拠がないなら、状況から判断するしかない」
この台詞の重みと威力にすべてを持っていかれた。
裁判はすべて証拠ありきで進む。
その証拠たちがなかなか掴めないから、重箱の隅をつつくよくない会話が裁判の>>続きを読む
今回こそは愛で終わるのかな…と後半1時間前くらいまでは感じていた。
が、そんなはずはない、相変わらずの容赦のない結末。
第一章はボーが暮らす身近な街の怖さを描き、第二章は家族の中に潜む怖さを描く。前>>続きを読む
すごく計算尽くされた作品。
しかも、作品内だけでなく、31年前の作品からの計算もあり、とてつもない。
そもそも、映画における「計算」は記憶からくるもの。
前に映されたシーンや、過去作の記憶から、
今>>続きを読む
こんな自然と助け合える環境がある栗田科学にとてつもない愛を感じた。。。
僕も軽度ではあるがパニック障害になったことがある。どんなに今日は大丈夫と思っていても、特定の場面になると何故か過呼吸になってし>>続きを読む
終電で寝過ごして、最終駅から家まで歩いて帰る話。
僕も酔っ払って何回か経験がある。だいたい、酒の勢いで歌いながら帰っている。
しかし、この映画はそんな自堕落な平凡な展開では終わらず、ただ帰宅途中を描く>>続きを読む
男は冷蔵庫にある野菜でスープを作り、友人たちに配っていく。自然の中で作られた野菜たちは彼らの体の中に入っていき、彼らの一部となる。
女は苔の研究をしている。生命力のある苔は地球の歴史の初期から存在し>>続きを読む
「動物と人間の違いは何か?」
劇中、ウィリアム・デフォー演じるゴドウィンが大学の授業で放つセリフだ。
本能的に生きる主人公ベラは動物なのか?
でも、彼女自身は映画が進むにつれ、様々なことを吸収し、聡>>続きを読む
みんなの評判が良くて、コレは日本のアクション映画も次の時代に行ったんじゃないか?と予告で思わせてくれた『キングダム』が、とてつもなく僕にハマらなく、また同じ漫画原作の主演が山崎賢人、脚本も同じと、また>>続きを読む
ホラーとは観客にある意味トラウマを与えて、幽霊だとかサイコキラーに対する恐怖心を植え付ける。
今回のこの映画は「人間」。
これが一番怖いと思う。身近にいる人間だからこそ一番怖い。
架空のモノではなく、>>続きを読む
思春期の息子と母の諍いという普遍的なことを描きながら、政治とエンタメ、階級社会、多様性、自己愛、もちろん親子関係など、多層的なことを描いているのがすごい。
でも、一番に伝わってくるのは
「目の前の人>>続きを読む
特に何かが起こる映画じゃない。
けど、すごく大切なものも心に残してくれるそんな映画。
映画館にまつわるエピソードを送るラジオで
中高生の時通っていて、高校生のときに閉館した映画館のスタッフのお兄さん>>続きを読む
こういう謎解き映画って半数以上がハズレなのに、謎が気になるから、結局見に行っちゃうよね〜。
今回もハズレ臭プンプンだったのに、まんまと見に行ってしまいました笑。
この行動なんでだろうね笑。
なんと>>続きを読む
お笑いの映画なのに、終始とても心が痛い。
お笑いを作ってる主人公なのに、一ミリも笑顔にならない。
正直観ていてかなり辛い作品だ。
お笑いネタを作ることに冒され、お笑いの世界に入るもの、人間関係で何度>>続きを読む
今日『笑いのカイブツ』を観たが、
少し似てるものがこの作品にもある。
独自のこだわりを持ちつつ、社会の様々なものを下に見る思春期あるあるを描く。
でも、その中で社会はずっと進み続け、自分だけが置いて>>続きを読む
安藤サクラをヒロインたらしめる映画だった。
怒号を立てて、スマートに犯罪をこなす彼女はすごく強く見てる。
いろんな人を束ねて、信頼を築いていることも見てとれる。
しかし、とても過酷な過去を持っていて>>続きを読む
パナヒ監督作を観賞したのは2度目だが、
相変わらず、ドキュメンタリー的にフィクションを撮っており、へんな感覚になる。
そして、相変わらず、パナヒ監督は戦っていた。
まず、本国では映画を撮ることを禁止>>続きを読む
親が完璧ではないことを感じ取ったのはいつからだろう。
娘の前では気丈に振る舞う父親も、
何かに苦しんで生きている。
でも、自分は親で、大人としていなければいけない。
そんなプレッシャーの中でも戦って>>続きを読む
生田斗真の苦しみがまったく感じられなくて、
最後の暴れも何も響かんかった。
全然苦しそうじゃないんだもん。
監督の前作『わたし達はおとな』が
鬼鬱映画だったから、今回もそうかなと思ったら、
まだ前作よりはマイルド、
けど、負の連鎖から抜けられない人間たちの話。
冒頭、起きて出かける準備をする主人公。
出か>>続きを読む
最近、子どもの無垢だからこその危うさを描く作品が多い。
「Close」「イノセンツ」、邦画でいうと「怪物」もそうだ。
今作はまさにそれが主題。
完全にポスター見ると
一夏の素敵な恋的な雰囲気を醸し出>>続きを読む
最近、自分の推しがSNSで空の写真をあげるようになった。
空をSNSにあげる人を不思議に思ってたが、
推しがやるといいものだなと感じてしまうから、
自分とはかなり単純なものだ笑。
そんな「空」がテー>>続きを読む
体をコントロールする世界を描くことで、
本来コントロールが出来ない自分の体が
異物の様な気味悪さを感じた。
私も年が30を既に過ぎ、
昔は元気だったこの体もコントロールが効かなくなってきた。
そんな>>続きを読む
途中でわかるこの舞台が「2010年」という事実が一番衝撃を受けた。
中世の話と思ってたけど、こんな直近にここまで恐れてたことが起きたとは…。
基本は女性たちが自分達を陥れた男性に対して、
自分達がど>>続きを読む
無垢だからこそ恐ろしくもなる子供たちのある意味「可能性」を描く本作。
子供たちは悔しさ・イラつき・悲しさなど、
ネガティブな感情の処理方法をコントロールができない。
それをコントロール術を教えるのが>>続きを読む
主人公のレオの表情を追いかける映画だ。
大親友のレミと楽しく遊ぶ笑顔、
「レミと付き合ってるの?」と言われて戸惑う表情、
レミのことが嫌いではないのに、自分に近づいてくることにイラついている顔、
彼>>続きを読む
この映画はすべては語られない。
羅生門方式で、順番に各登場人物の視点が語られて、ある程度の全容が明らかになるが、
語られない部分もかなりある。
隣で過ごす人がどんなことで傷ついてきたか把握することは>>続きを読む
漂う三浦大輔み。
舞台監督出身さながらいつも通りの部屋という密室のステージを巧みに使う感じ。
その窮屈さが独特な気味悪さを生む感じ、
三浦大輔っぽい笑。
その気味悪さの中描かれるクズ男の話。
キャッ>>続きを読む
CHOCOLATEという映像広告制作会社が映画を作ったというこの企画自体が、この映画の根本やろ。
夢追いかけよ。
以上!
この映画にはアセクシャル以外にも多様な性のあり方を背景に持つ登場人物が描かれる。
でも、彼女たち彼らが経験してきたことはあまり描かれない。ただ、辛いことがたくさんあったんだろうなということがちょっとし>>続きを読む
全然ドラマチックな映画ではない。
でも、これが映画だと思わせてくれる作品。
映画は物語を追うというよりも、
登場人物たちの生活を淡々と描く。
でも、その日常の風景の中に、
彼らの葛藤や喜び、苛立ちが>>続きを読む
女性が普段感じている男性からのハラスメントを集約した映画。
ちょっとモラルのない男、裸体を晒す男、悪態を晒す男、意味わからない説教をする男、危険人物を釈放する男、女性たちを恐怖に落とし込む男たちを集め>>続きを読む
超絶共感しにくい題材やで。。。
輪廻転生をテーマに愛を描くのは、
いかがわしさ満載で観客も困るよ…。
そこにビートルズとかアンナ・カレーニナとかカルチャーみだされるとよりいかがわしさ増すよ…。
廣木>>続きを読む